佐藤 雅浩/著 -- 新曜社 -- 2013.3 --

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中央 書庫 一般図書 /493.70/5078/2013 7101981984 Digital BookShelf
2013/04/23 可能 利用可   0
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ISBN 4-7885-1334-1
ISBN13桁 978-4-7885-1334-1
タイトル 精神疾患言説の歴史社会学
タイトルカナ セイシン シッカン ゲンセツ ノ レキシ シャカイガク
タイトル関連情報 「心の病」はなぜ流行するのか
タイトル関連情報読み ココロ ノ ヤマイ ワ ナゼ リュウコウ スル ノカ
著者名 佐藤 雅浩 /著
著者名典拠番号

110004546260000

出版地 東京
出版者 新曜社
出版者カナ シンヨウシャ
出版年 2013.3
ページ数 518p
大きさ 22cm
価格 ¥5200
内容紹介 神経衰弱、ノイローゼ、ヒステリーといった「心の病」は、いかにして流行病となったか。精神疾患をめぐる新聞記事などを丹念にたどり、専門家・メディア・大衆の欲望が織りなす言説のなかから、人間と社会の関係性を読み解く。
書誌・年譜・年表 文献:p499~509
一般件名 精神医学-歴史-ndlsh-00600203
一般件名カナ セイシンイガク-レキシ-00600203
一般件名 精神医学-歴史 , 日本-歴史-近代
一般件名カナ セイシン イガク-レキシ,ニホン-レキシ-キンダイ
一般件名典拠番号

511061710080000 , 520103814150000

分類:都立NDC10版 493.7
資料情報1 『精神疾患言説の歴史社会学 「心の病」はなぜ流行するのか』 佐藤 雅浩/著  新曜社 2013.3(所蔵館:中央  請求記号:/493.70/5078/2013  資料コード:7101981984)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152244340

目次 閉じる

序章
第一章 精神疾患言説の歴史を分析するということ
  一 先行研究の検討
  二 本書の社会学的意義
  三 本書の視角
  四 本書の基本仮説
  五 本書の分析対象
  六 分析視角と方法
  七 分析指標
  八 本書の構成と時代区分
第二章 明治の新聞における精神疾患言説
  一 明治初頭の「狂気」に関する言説
  二 発狂の原因論
  三 神経病と文明開化
  四 明治前半における精神疾患と医学の表象
  五 明治二〇年代における報道内容の変化
  六 大津事件と衛生報道
  七 小括
第三章 帝国日本の神経病と神経衰弱
  一 日露戦争と敵将の神経衰弱
  二 神経衰弱言説の構成過程
  三 ヒステリー言説の構成過程
  四 神経衰弱とヒステリー言説の比較
  五 「神経衰弱」と「ヒステリー」流行の構造的背景
  六 社会問題化の文脈
  七 婦人欄と神経病
  八 精神医学への批判と懐疑
第四章 外傷性神経症概念の盛衰と心因論の興隆
  一 外傷性神経症とは何か
  二 日本における外傷性神経症研究の受容と展開
  三 外傷性神経症研究の実施要因
  四 外傷性神経症研究の衰退
  五 「神経衰弱」と「ヒステリー」における病因論の転換と継承
第五章 高度経済成長の病
  一 ノイローゼ流行の背景
  二 ノイローゼ言説の特性
  三 社会不安とストレス
  四 逸脱報道への適用
  五 ノイローゼを病む
  六 ノイローゼのゆくえ
第六章 結論
  一 発症モデルの変容に見る近代日本の精神観と社会観
  二 各時代の言説空間
  三 大衆化された精神疾患言説の普遍的構造
  四 医学的知識の大衆化要因
  五 結論