藤川 吉美/著 -- 成文堂 -- 2013.3 --

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中央 書庫 一般図書 /313.1/5006/2013 7102053410 Digital BookShelf
2013/05/14 可能 利用可   0
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ISBN 4-7923-0548-2
ISBN13桁 978-4-7923-0548-2
タイトル 世界政府論考
タイトルカナ セカイ セイフ ロンコウ
タイトル関連情報 その論理と倫理
タイトル関連情報読み ソノ ロンリ ト リンリ
著者名 藤川 吉美 /著
著者名典拠番号

110000857200000

出版地 東京
出版者 成文堂
出版者カナ セイブンドウ
出版年 2013.3
ページ数 3, 5, 309p
大きさ 22cm
シリーズ名 正義の研究
シリーズ名のルビ等 セイギ ノ ケンキュウ
シリーズ番号 6
シリーズ番号読み 6
価格 ¥5000
内容紹介 人類は、理性と良心の進化に伴い「戦えば生きられる」ジャングル状態を脱却する方法を発見して、いずれ単一の世界政府の「法の支配」の下に、戦争なき時代が訪れるものと期待されるに至った。その要点を論考する。
一般件名 世界国家-ndlsh-00570521
一般件名カナ セカイコッカ-00570521
一般件名 世界国家
一般件名カナ セカイ コッカ
一般件名典拠番号

511038100000000

分類:都立NDC10版 313.16
資料情報1 『世界政府論考 その論理と倫理』(正義の研究 6) 藤川 吉美/著  成文堂 2013.3(所蔵館:中央  請求記号:/313.1/5006/2013  資料コード:7102053410)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152251808

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第1章 都市国家(polis)の形成
  1.1 ギリシアの夜明け
  1.2 都市国家(polis)の誕生
  1.3 ホメロスとオリンポス12神
  1.4 ポリス・アテネの全盛期
  1.5 ソクラテスの愛智と問答法(弁証術)
  1.6 僭主政治とソクラテスの冤罪
  1.7 プラトンの理想国家と学苑「アカデメイア」の創設
  1.8 アリストテレスの先見の明「世界国家論」
  1.9 アリストテレスの「リュケイオン学苑」の創設とアレクサンドロス王子の世界国家の夢
第2章 ヘレニズム(ギリシア尊重)からローマへ
  2.1 アレクサンドロスの夢
  2.2 アリストテレスの困惑
  2.3 アレクサンドロス大王の使命と死後
  2.4 ストア学苑と普遍的な「ロゴス」の探究
  2.5 エピクロス学苑と快楽主義・社会契約論
  2.6 ヘレニズム第3期:神秘主義と魂の慰安
  2.7 ローマの勃興・民族と言語
  2.8 共和制ローマからローマ帝国へ
第3章 神の支配と政教一致
  3.1 イエス・キリストと「心の救済」
  3.2 ローマ帝国の衰退,四分統治制,東西分裂
  3.3 西ローマ帝国の滅亡
  3.4 アウグスティヌスと「神の国」
  3.5 十字軍戦争とトマス・アクイナスの共通善
第4章 ルネサンスから宗教改革へ
  4.1 ルネサンスと理性(哲学)の復権
  4.2 宗教改革と政教一致の国土分割
  4.3 スペインにおけるトミズムの最盛期
  4.4 啓蒙思想の展開
第5章 人間解放と社会契約論
  5.1 イギリス経験論の源流
  5.2 ベーコンの自然支配とホッブズの人間支配
  5.3 J.ロックの「理性の正義」と普遍性の洞察
  5.4 D.ヒュームの「共感の正義」と功利主義の萌芽
  5.5 フランス合理論の源流
  5.6 ルソーと人民主権の共和制
  5.7 ルソーの人民主権から法制改革へ
  5.8 ドイツ観念論の源流
  5.9 カントの批判主義と普遍的理想の探究
第6章 功利主義の自由・平等
  6.1 自由優先の功利主義
  6.2 イギリスから始まった産業革命
  6.3 ベンタムの最大多数の最大幸福
  6.4 J.ミルとJ.S.ミルの功利主義
  6.5 自由・平等の均衡原理としての功利性
  6.6 平等優先の社会主義の台頭
  6.7 ルソーの契約論とフランス型の社会理念
  6.8 唯物史観とドイツ型の社会理念
第7章 ヨーロッパの統一と近代化
  7.1 ナポレオンとナショナリズムの台頭
  7.2 ナショナリズムの動向と諸国統一
  7.3 科学的社会主義の台頭
  7.4 人権侵害への報復措置の正義
  7.5 第一次世界大戦はなぜ勃発したか
  7.6 第二次世界大戦はなぜ勃発したか
  7.7 日本の近代化と太平洋戦争
第8章 第一次・第二次世界大戦の反省
  8.1 二つの世界大戦から学ぶこと
  8.2 なぜ「国際連盟」が必要となったか
  8.3 なぜ「国際連合」が必要となったか
  8.4 国連改革の要請
  8.5 EU(ヨーロッパ連合)の構築と憲法
第9章 戦争なき世界を求めて
  9.1 人類の歴史は戦争の歴史だった
  9.2 戦わなくて生きていける叡智の模索
  9.3 ビトリアとスアレスの社会的協力の仕組み
  9.4 ホッブズの社会的協力の仕組み
  9.5 ロックの立憲君主制の社会的協力の仕組み
  9.6 ルソーの共和制の社会的協力の仕組み
  9.7 ドイツの後進的な社会的協力の仕組み
  9.8 カントの普遍妥当な永久平和の憲政組織
  9.9 ロールズの普遍妥当な世界政府の仕組み
第10章 世界政府は必要である
  10.1 ニュートンの予言「世界の終末」
  10.2 ラッセル・アインシュタイン宣言
  10.3 ラッセルの「ウイーン宣言」
  10.4 ラッセルの「オシリスへの嘆願」
  10.5 世界政府の論理と倫理
  10.6 国連の改組による一時的対応
第11章 世界政府と楽園の華
  11.1 世界政府による「法の支配」
  11.2 ロールズの公正な「世界憲章」の大枠
  11.3 ロールズの公正な世界的協力
  11.4 世界政府に対する誤解を糺す
  11.5 世界政府は人類の精神的進化の帰結
  11.6 世界的協力に必要な世界政府と法の支配