森 一郎/著 -- 東京大学出版会 -- 2013.6 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /104.0/5378/2013 7102262887 配架図 Digital BookShelf
2013/07/02 可能 利用可   0

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ISBN 4-13-010124-0
ISBN13桁 978-4-13-010124-0
タイトル 死を超えるもの
タイトルカナ シ オ コエル モノ
タイトル関連情報 3・11以後の哲学の可能性
タイトル関連情報読み サン イチイチ イゴ ノ テツガク ノ カノウセイ
著者名 森 一郎 /著
著者名典拠番号

110003947820000

出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2013.6
ページ数 8, 349, 7p
大きさ 20cm
価格 ¥4200
内容紹介 ハイデガーとアーレントによる自然と技術の考察を受けて、日々の暮らしの中でわれわれが“死を超えるもの”に出会っていることを、隣人の死、建物の解体、東日本大震災・原発事故という体験から明らかにしていく。
一般件名 哲学-ndlsh-00572945
一般件名カナ テツガク-00572945
一般件名 哲学
一般件名カナ テツガク
一般件名典拠番号

511193600000000

分類:都立NDC10版 104
資料情報1 『死を超えるもの 3・11以後の哲学の可能性』 森 一郎/著  東京大学出版会 2013.6(所蔵館:中央  請求記号:/104.0/5378/2013  資料コード:7102262887)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152276966

目次 閉じる

序章 二通りの別離の経験から、もう一つの出来事へ
  1 友人との死別
  2 ある建物の解体
  3 街の喪失と国土の荒廃
  4 本書の構成
第Ⅰ部 いのちから世界へ
第1章 死を超えるもの
  1 現代における<死>の変容
  2 可死性vs不死性
  3 現代における<不死>
  4 世界への責任、物への依拠
  5 「メタ死生学」の理念
第2章 読むこと、書くこと、考えること
  1 メメント・モリ、または先駆的決意性
  2 読むことと書くことへの執念
  3 先駆的決意性とその転機
  4 終わりと始まりの共属と、始まりの二重性
  5 共-存在時性の二重の次元-「もとでの存在」と「共同存在」
  6 メメント・モリから、世界への愛へ
第3章 建てること、住むこと、考えること
  1 Q体とは?
  2 建築について語る哲学者たち
  3 家を建てるなら…-ニーチェの建築論1
  4 家を持つも持たぬも…-アドルノの現代住宅考
  5 神の死後の公共建築-ニーチェの建築論2
  6 都市景観の世代間継承-ニーチェの建築論3
  7 物としての建物、物としてのQ体
第4章 自然の力、人間の力
  1 「人はばけもの」
  2 最も無気味なもの-ハイデガーの解釈(その1)
  3 暴力行使者としての人間-ハイデガーの解釈(その2)
  4 必然、暴力、権力-アーレントの解釈(その1)
  5 人間の化け物化-アーレントの解釈(その2)
  6 人間の「無分別」
第Ⅱ部 原子力をめぐる思考の可能性
第5章 世界を愛するということ
  1 われわれが目の当たりにしているのは何か
  2 世界と自然との区別
  3 世界を破壊するもの
  4 善悪の彼岸と此岸
  5 大地から地球へ
  6 守り伝えられるべきもの
  7 自然の永遠回帰と世界への愛
第6章 ハイデガーと原子力の問題Ⅰ
  1 ある反時代的考察
  2 物は、世界をやどり続けさせる-ブレーメン第一講演
  3 徴用物資は、在庫として存立する-ブレーメン第二講演(その1)
  4 総かり立て体制は、元素を挑発する-ブレーメン第二講演(その2)
  5 総かり立て体制から、ふたたび物へ
第7章 ハイデガーと原子力の問題Ⅱ
  1 ハンマーと原子力
  2 古くて新しい原子論
  3 元素の挑発
  4 原子力-総かり立て体制
  5 「徴用可能な破壊行為」のゆくえ
  6 「存在への問い」ふたたび
第8章 アーレントと原子力の問題Ⅰ
  1 一九六〇年の座談会「宇宙時代と人間」
  2 「宇宙時代」に哲学者は何を語るか
  3 アーレントのテクノロジー論
  4 アーレントの「原子力時代」論
  5 人類という名のエイリアン
  6 「宇宙人」としての哲学者
第9章 アーレントと原子力の問題Ⅱ
  1 虚無化の問題
  2 アーレントの戦争論
  3 「自然的、あまりに自然的」な暴力
  4 「絶対無」を求めるニヒリストたち
第10章 火について
  1 ヘラクレイトスの火-かまどの逸話
  2 プロメテウスの火-暖炉という文化
  3 プルトンの火-原子力の劫火
第11章 物たちのもとで、人びととともに
  1 もう一つの現象学的技術論
  2 労働と制作の絡み合い
  3 世界への配慮としての労働
  4 産業ゴミと原発ゴミ-人工物の復讐