内海 朋子/著 -- 成文堂 -- 2013.7 --

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中央 書庫 一般図書 /326.1/5112/2013 7102434391 Digital BookShelf
2013/08/02 可能 利用可   0

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ISBN 4-7923-1988-5
ISBN13桁 978-4-7923-1988-5
タイトル 過失共同正犯について
タイトルカナ カシツ キョウドウ セイハン ニ ツイテ
著者名 内海 朋子 /著
著者名典拠番号

110004684900000

出版地 東京
出版者 成文堂
出版者カナ セイブンドウ
出版年 2013.7
ページ数 9, 283p
大きさ 22cm
価格 ¥6500
内容紹介 過失共同正犯論に関連する議論を扱った論考を集成。過失共同正犯に関する裁判実務の動向や、日本における過失共同正犯否定説・肯定説を分析し、共同正犯における帰責原理と過失正犯性の問題を検討する。
書誌・年譜・年表 文献:p271~283
一般件名 過失犯-ndlsh-00565121
一般件名カナ カシツハン-00565121
一般件名 共犯 , 過失(刑法)
一般件名カナ キョウハン,カシツ(ケイホウ)
一般件名典拠番号

510657900000000 , 510558800000000

分類:都立NDC10版 326.15
資料情報1 『過失共同正犯について』 内海 朋子/著  成文堂 2013.7(所蔵館:中央  請求記号:/326.1/5112/2013  資料コード:7102434391)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152297626

目次 閉じる

序 過失共同正犯について
第1章 過失共同正犯に関する裁判実務の動向
  第1節 大審院時代の判例
  第2節 最高裁による過失共同正犯の是認
  第3節 最高裁昭和28年1月23日第二小法廷判決以降の下級審判例の動向
  第4節 外国判例
  第5節 考察
第2章 過失共同正犯否定説の系譜
  第1節 日本における犯罪共同説・行為共同説の対立と過失共同正犯論
  第2節 過失共同正犯論争における問題関心の変化
  第3節 意思連絡の欠如を理由とする概念的否定から処罰範囲の問題へ
  第4節 小括
第3章 過失共同正犯肯定説の系譜
  第1節 行為共同説からの肯定説
  第2節 行為共同説からの肯定説
  第3節 共同注意義務違反説の登場
  第4節 共同注意義務違反説をめぐる議論
  第5節 小括
第4章 共同正犯における帰責原理
  第1節 共同正犯概念の起源-共同正犯概念の2つのルーツ
  第2節 ドイツにおける、通謀を中核とした共同正犯論の興隆
  第3節 共同正犯における特殊な危険
  第4節 日本における共同正犯概念
  第5節 機能的行為支配説・全体行為計画論を基礎とする過失共同正犯肯定説
  第6節 私見
第5章 拡張的正犯概念・制限的正犯概念の対立と過失共同正犯論
  第1節 検討課題の整理
  第2節 同時犯解消説のルーツを求めて
  第3節 同時犯解消説の起源としての拡張的正犯概念
  第4節 「拡張的正犯概念」対「制限的正犯概念」という対立構造が形成されるまで
  第5節 小括
第6章 ドイツにおける過失単独正犯の成立要件
  第1節 ライヒ裁判所判例における拡張的正犯概念
  第2節 目的的行為論における拡張的正犯概念
  第3節 補論:拡張的正犯概念の動揺
  第4節 答責領域性説を中核とした過失犯反論における過失単独正犯の成立要件
  第5節 ドイツにおける同時犯解消説
  第6節 答責領域性説の過失共同正犯肯定説に対する影響
  第7節 小括
第7章 我が国における過失正犯論
  第1節 第三者の過失行為が関与した場合における注意義務の判断
  第2節 小括
第8章 過失共同正犯と過失競合
  第1節 本書の立場
  第2節 具体的な事案の検討
  第3節 小括
終章