資料詳細

目次

序論

  一.問題意識

  二.研究動向

  三.基本的用語

  四.史料

  五.本書の構成

第一部 二〇世紀初頭の湖南省

第一章 列国の湖南省進出と郷紳の対応

  はじめに

  第一節 列国の湖南省進出

  第二節 鉱山利権と郷紳

  第三節 郷紳の世代交代

  おわりに

第二章 教育改革の推移と学生運動

  はじめに

  第一節 教育改革と郷紳

  第二節 学生運動と「排満」論

  第三節 学生運動の衰退

  おわりに

第三章 会党の拡大と末劫論の流布

  はじめに

  第一節 湖南省の会党

  第二節 姜守旦の洪福会

  第三節 高宗怡の洪天保

  おわりに

第二部 地域社会の規範の動揺

第四章 列国と郷紳「公議」の対立

  はじめに

  第一節 「華洋雑居」問題の発端

  第二節 「華洋雑居」問題の焦点

  第三節 土地売買をめぐる攻防

  おわりに

第五章 民衆の行動の論理と郷紳「公議」

  はじめに

  第一節 長沙米騒動の起因

  第二節 長沙米騒動の経過

  第三節 長沙米騒動の構造

  おわりに

第六章 清朝政府と郷紳の「公」の争奪

  はじめに

  第一節 光緒新政と郷紳

  第二節 長沙米騒動と電信

  第三節 列国と清朝政府、郷紳

  おわりに

第三部 辛亥革命と末劫論

第七章 一九〇六年の萍瀏醴蜂起と末劫論

  はじめに

  第一節 中秋節の蜂起伝説

  第二節 萍瀏醴蜂起と中秋節の謡言

  第三節 郷土奪回の論理

  おわりに

第八章 湖南省の末劫論と共進会

  はじめに

  第一節 八種の掲帖の背景

  第二節 掲帖と末劫論

  第三節 掲帖の作者と意図

  おわりに

第九章 革命軍の蜂起と末劫論

  はじめに

  第一節 革命前夜の湖南省

  第二節 焦達峯の正都督擁立

  第三節 革命軍の蜂起と末劫論

  おわりに

第四部 民国初頭の国民統合と亀裂

第一〇章 湖南都督府と軍隊の対抗

  はじめに

  第一節 湖南都督府と愛国団

  第二節 愛国団による社会党攻撃

  第三節 軍隊と社会問題

  おわりに

第一一章 民国初頭の革命記念式典と民衆

  はじめに

  第一節 湖南省城の城隍賽会

  第二節 革命記念式典と民衆

  第三節 廟産興学運動の展開

  おわりに

第一二章 湖南省の第二革命の展開と挫折

  はじめに

  第一節 国会議員選挙と国民党

  第二節 独立宣言をめぐる対立

  第三節 国民党湖南支部の解体

  おわりに

結論

  一.各部各章の概要

  二.総合的まとめ

  三.全体の結論

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