平井 岳哉/著 -- 日本経済評論社 -- 2013.7 --

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中央 書庫 一般図書 /335.5/5443/2013 7102493740 Digital BookShelf
2013/08/19 可能 利用可   0

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ISBN 4-8188-2275-7
ISBN13桁 978-4-8188-2275-7
タイトル 戦後型企業集団の経営史
タイトルカナ センゴガタ キギョウ シュウダン ノ ケイエイシ
タイトル関連情報 石油化学・石油からみた三菱の戦後
タイトル関連情報読み セキユ カガク セキユ カラ ミタ ミツビシ ノ センゴ
著者名 平井 岳哉 /著
著者名典拠番号

110005839350000

出版地 東京
出版者 日本経済評論社
出版者カナ ニホン ケイザイ ヒョウロンシャ
出版年 2013.7
ページ数 18, 441p
大きさ 22cm
価格 ¥6900
内容紹介 財閥解体後、傘下の企業群は経営の自立性を獲得し、新たな戦後型企業集団を形成した。そこではどのような行動原理が機能していたのか、三菱グループを事例に、経営史的アプローチを用いて考察する。
書誌・年譜・年表 文献:p421~435
団体件名 三菱グループ(ndlsh)(00635385)
団体件名読み ミツビシ グループ(00635385)
一般件名 三菱グループ , 石油産業
一般件名カナ ミツビシ グループ,セキユ サンギョウ
一般件名典拠番号

210000326960000 , 511078400000000

分類:都立NDC10版 335.5
書評掲載紙 日本経済新聞  2013/09/01   
資料情報1 『戦後型企業集団の経営史 石油化学・石油からみた三菱の戦後』 平井 岳哉/著  日本経済評論社 2013.7(所蔵館:中央  請求記号:/335.5/5443/2013  資料コード:7102493740)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152305095

目次 閉じる

序章 問題意識と意義
  1 問題意識
  2 本書の構成
  3 考察の意義
第1部 財閥から戦後型企業集団への移行
第1章 戦後型企業集団の形戒
  はじめに
  1 財閥解体
  2 社長会の成立経緯
  3 財閥時の組織を活用した企業統轄構想
  4 社長会でのメンバー企業間調整
  5 財閥から企業グループへの移行
第2章 戦後の商号・商標管理における内容変化
  はじめに
  1 商号・商標の禁止政令とその後の推移
  2 三菱グループが抱えた商標管理における問題点
  3 三菱グループにおける商標管理
  4 三井、住友における商号・商標管理
  おわりに
第3章 シニア経営者によるグループ企業間調整
  はじめに
  1 シニア経営者と調整のスタイル
  2 シニア経営者による調整ができた背景
  3 企業グループへの過渡期
  おわりに
第4章 財閥時の人事施策と戦後の企業集団への影響
  はじめに
  1 企業集団と財閥
  2 三財閥の形成過程における違い
  3 人材採用における違い
  4 戦後の企業集団におけるトップマネジメントのキャリアの違い
  おわりに
第2部 共同行動による成功事例
第5章 三菱における化学企業の変遷
  はじめに
  1 明治から第二次大戦までの三菱財閥
  2 三菱財閥における化学企業の動向
  3 戦後における三菱グループの化学企業
第6章 三菱商事の再合同時における石油商権の集約化
  はじめに
  1 三井物産と三菱商事の戦前から戦後にかけての売上げ比較
  2 第二次大戦前における両社の石油ビジネス
  3 三井物産における石油商権集約化の失敗
  4 三菱商事における石油商権の集約化の成功
  5 再合同過程にみられた両社の石油商権の差異
第7章 四日市の旧海軍燃料廠の払い下げ
  はじめに
  1 終戦直後の四日市燃料廠の状況
  2 一九五〇年代はじめの三菱系企業の動向
  3 対立する企業群の動向
  4 共同事業会社案の停滞
  5 三菱グループ内での変化
  6 徳山、岩国での払い下げ運動の状況
  7 払い下げ方針の再検討と決着
  8 燃料廠の活用方針の内容
第8章 三菱油化の設立
  はじめに
  1 通産省の石油化学政策の変遷
  2 三井、住友における石油化学の事業化
  3 四日市での三菱グループの石油化学の事業化
  4 三菱油化の設立と石油化学事業の展開
  5 三菱グループからみた三菱油化の位置づけ
  おわりに
第9章 三菱商事における石油ビジネスの展開
  はじめに
  1 三井物産における石油ビジネスの低迷
  2 三菱商事における石油ビジネスの拡大
  3 一九六〇年代以降の石油開発の高まりに対応する両社の経営行動
  4 海外での石油化学事業の実施
  おわりに
第3部 企業集団内におけるメンバー企業間の相克と決着
第10章 三菱化成の石油化学への進出
  はじめに
  1 一九六〇年代前半の石油化学業界
  2 三菱化成の石油化学への進出
  3 企業グループ内における化学企業の相克
  4 石油化学工業の特質からみた企業競合
  おわりに
第11章 四日市における公害発生と三菱油化
  はじめに
  1 一九六〇年代における三菱油化などの石油化学事業
  2 四日市での公害発生
  3 四日市公害訴訟と国における環境法制の整備
  4 三菱油化の公害防止対策
  おわりに
第12章 エチレン年産三〇万トン基準の設定と三菱系二社の動向
  はじめに
  1 成長産業から成熟産業への暗転
  2 成熟産業化する石油化学工業
  3 三〇万トン基準設定以降の三菱油化と三菱化成
  おわりに
第13章 三菱化成と三菱油化の合併
  はじめに
  1 特定産業構造改善臨時措置法の制定
  2 産構法制定の前後における三菱油化と三菱化成の動向
  3 三菱油化と三菱化成の合併
  4 三菱化学の誕生とその後
  おわりに
第14章 三菱商事におけるLNG事業の展開
  はじめに
  1 日本におけるLNGの位置づけ
  2 戦後の電力・ガス会社の主原料転換
  3 公害問題の発生と電力・ガス会社への影響
  4 LNG利用の前史となった低硫黄原油の利用拡大
  5 アラスカLNG
  6 ブルネイLNG
  7 三菱商事におけるブルネイ以後のLNG事業
  おわりに
第15章 三菱石油と日本石油の合併
  はじめに
  1 三菱石油の歴史の概要
  2 三菱石油における経営の限界
  3 外資系企業からの脱却と自立的経営
  4 三菱グループ以外の企業による三菱石油の救済
  おわりに
終章 概要と考察
  1 歴史的経緯の概要
  2 考察