村井 章介/著 -- 東京大学出版会 -- 2013.8 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階A 一般図書 /210.40/5316/2013 7102649395 配架図 Digital BookShelf
2013/09/25 可能 利用可   0

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ISBN 4-13-020151-3
ISBN13桁 978-4-13-020151-3
タイトル 日本中世の異文化接触
タイトルカナ ニホン チュウセイ ノ イブンカ セッショク
著者名 村井 章介 /著
著者名典拠番号

110000977310000

出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2013.8
ページ数 6, 477, 29p
大きさ 22cm
価格 ¥7800
内容紹介 中世東アジアの文化や社会に大きな影響を及ぼした禅僧や戦争による交流と相互認識形成の歴史を描き出した、東アジア文化史。1990年代後半からさまざまな場で発表した文化交流に関わる論考をまとめる。
一般件名 日本-文化-歴史-中世-ndlsh-00568182,日本-外国関係-アジア (東部)-歴史-中世-001107466-ndlsh
一般件名カナ ニホン-ブンカ-レキシ-チュウセイ-00568182,ニホン-ガイコク カンケイ-アジア (トウブ)-レキシ-チュウセイ-001107466
一般件名 日本-歴史-中世 , 日本-対外関係-アジア(東部)-歴史
一般件名カナ ニホン-レキシ-チュウセイ,ニホン-タイガイ カンケイ-アジア(トウブ)-レキシ
一般件名典拠番号

520103814550000 , 520103811520000

分類:都立NDC10版 210.4
資料情報1 『日本中世の異文化接触』 村井 章介/著  東京大学出版会 2013.8(所蔵館:中央  請求記号:/210.40/5316/2013  資料コード:7102649395)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152319609

目次 閉じる

序章 異文化交流と相互認識
  はじめに-「共生」の光と影
  一 日朝両国人の相互認識
  二 多民族空間としての中世博多
  三 中世の外交と禅寺・禅僧
  四 禅宗の輸入と「日本化」
Ⅰ 自己意識と相互認識
1 天台聖教の還流-『参天台五臺山記』を中心に
  はじめに
  一 聖教を携えて巡礼の旅へ
  二 『参天台五臺山記』に見る聖教の往来
  おわりに
2 日本僧の見た明代中国-『笑雲入明記』解説
  一 筆者笑雲と遣明使節団
  二 入国、進貢、回賜
  三 勘合貿易の曲りかど
  四 龍顔を拝す
  五 異国の使臣たち
  六 観光ツアーと雪舟実景画
  七 社会観察
  八 内陸水運システム
  九 文雅の交わり
3 東アジア諸国と日本の相互認識-一五-一六世紀の絵地図を中心に
  一 伝統的対外観とその変化
  二 瑞渓周鳳『善隣国宝記』と申叔舟『海東諸国紀』
  三 『海東諸国紀』『籌海図編』の日本図
  四 朝鮮王朝の倭寇対策
  五 異域情報と「海図」の併存-『海東諸国紀』の日本・琉球図を読む(1)
  六 朝鮮からの視線-『海東諸国紀』の日本・琉球図を読む(2)
  七 『籌海図編』の成立と日本認識
  八 倭寇活動と港町-『籌海図編』の日本図を読む
  九 情報の不足と相互認識の硬直化
4 壬辰倭乱の歴史的前提-日朝関係史における
  はじめに
  一 一五世紀日朝関係の光と影
  二 商業資本の成長と国家による抑圧
  三 一六世紀倭寇と情報ルートの局限
5 抑留記・漂流記に一六-一七世紀の北東アジアを読む
  はじめに
  一 儒教イデオローグの見た「倭賊」-姜沆『看羊録』
  二 交じりあう人と文化-鄭希得『月峯海上録』
  三 明清交代を目撃した北陸廻船商人-『韃靼漂流記』
  四 漂着朝鮮人の見たアイヌ社会と和人-李志恒『漂舟録』
Ⅱ 東アジア文化交流と禅宗社会
1 日元交通と禅律文化
  はじめに-三つの史料から
  一 「元」という時代
  二 にぎわう東シナ海
  三 貿易の構造-再考「寺社造営料唐船」
  四 禅律文化の国際性
  おわりに-「日本文化の粋」と輸入文化
2 東アジアにひらく鎌倉文化-教育の観点から
  はじめに-蘭渓道隆から中巌円月へ
  一 東国生まれの子弟の教育
  二 蘭渓道隆の画期性
  三 渡来僧の薫陶
  四 鎌倉から博多、そして江南へ
  おわりに
3 寺社造営料唐船を見直す-貿易・文化交流・沈船
  はじめに-通説への疑問
  一 寺社造営料唐船のさまざまな顔
  二 新安沈船から見た寺社造営料唐船
  三 大智は新安沈船の乗客か
  四 「渡来僧の世紀」の慶元と博多
  おわりに-「寺社造営料唐船」の時代
4 肖像画・賛から見た禅の日中交流
  一 「渡来僧の世紀」と肖像画・賛
  二 嗣法と頂相
  三 師像への著賛を唐僧に求む
5 十年遊子は天涯に在り-明初雲南謫居日本僧の詩交
  はじめに
  一 波乱の日明外交と日本禅僧の雲南謫居
  二 明人との詩の交わり
  おわりに
6 室町時代の日朝交渉と禅僧の役割
  はじめに
  一 対朝鮮外交と禅僧
  一 博多・承天寺と大内氏の朝鮮通交
  三 文渓正祐の活躍
  四 詩画軸をめぐる交流
  おわりに
Ⅲ 異文化接触としての戦争
1 一〇一九年の女真海賊と高麗・日本
  はじめに
  一 刀伊国兵船、北九州を襲う
  二 『小右記』の史料的性格とその裏書文書
  三 軍事的関心と高麗観
  四 「渡海制」をめぐる問題
2 蒙古襲来と異文化接触
  はじめに
  一 外交
  二 戦闘
  三 仏教と貿易
  おわりに
3 「倭城」をめぐる交流と葛藤-朝鮮史料から見る
  はじめに
  一 「御仕置の城」の普請と配置
  二 倭城の守将と人数
  三 倭城の構造-講和による破却と朝鮮側の視察
  四 倭城の存立と朝鮮民衆
  おわりに
4 慶長の役開戦前後の加藤清正包囲網
  はじめに
  一 降倭の清正暗殺計画
  二 行長の清正迎撃献策と李舜臣の罷免
  三 西生浦城焼討作戦