資料詳細

目次

序章 祭礼と地域社会試論

  はじめに

  一 祭礼の空間構造

  二 祭礼と地域社会の研究成果と課題

  三 祭礼と地域をめぐる研究の枠組み

  四 本書の構成

  五 歴史地理学の方法論と本書の立場

第一章 中世祭礼における鉾とその変容

  はじめに

  一 鉾という祭具とその特徴

  二 中世祭礼における鉾の諸相

  三 剣鉾の起源

  おわりに

第二章 中世の御霊祭

  はじめに

  一 御霊社と御霊祭の概要

  二 御霊社の起源

  三 初期の御霊祭

  四 室町期の御霊祭

  五 御霊祭中断期の御霊社信仰

  おわりに

第三章 一六世紀の御霊社・御霊祭と都市空間

  はじめに

  一 中世の下御霊社と上下御旅所

  二 一六世紀の御霊祭と御霊社・御旅所

  おわりに

第四章 中世前期の今宮祭

  はじめに

  一 中世前期の今宮祭

  二 『今宮神社文書』にみる今宮祭

  おわりに

第五章 中世後期の今宮祭と西陣氏子区域

  はじめに

  一 研究対象と地域概観

  二 近世初期の今宮祭と祭礼の空間構造

  三 中世後期の今宮祭

  四 中世後期の今宮社氏子区域

  おわりに

第六章 近世後期の今宮祭と空間構造

  はじめに

  一 対象地域の概要および地域設定

  二 町組・村落レベルの空間構造

  三 小組レベルの空間構造

  四 個別町レベルの空間構造

  五 近世後期今宮祭の空間構造の特徴

  おわりに

第七章 近世六斎念仏再考

  はじめに

  一 近世六斎念仏と記録史料

  二 執行規制からみた六斎念仏

  三 六斎念仏の芸能化と規制との相克

  おわりに

第八章 六斎念仏からみた近世の都市と周辺地域

  はじめに

  一 研究対象と地域概観

  二 六斎念仏の移動形態

  三 六斎念仏講中の分布

  四 民俗行事からみた京都市中と周辺地域

  おわりに

終章 概括および課題・展望

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