広瀬 正浩/著 -- 青弓社 -- 2013.9 --

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中央 書庫 一般図書 /361.5/5522/2013 7102815057 Digital BookShelf
2013/10/15 可能 利用可   0

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ISBN 4-7872-7340-6
ISBN13桁 978-4-7872-7340-6
タイトル 戦後日本の聴覚文化
タイトルカナ センゴ ニホン ノ チョウカク ブンカ
タイトル関連情報 音楽・物語・身体
タイトル関連情報読み オンガク モノガタリ シンタイ
著者名 広瀬 正浩 /著
著者名典拠番号

110004884320000

出版地 東京
出版者 青弓社
出版者カナ セイキュウシャ
出版年 2013.9
ページ数 321p
大きさ 19cm
価格 ¥3000
内容紹介 アメリカ文化と日本の音楽の関係から、初音ミク、「けいおん!」までを対象に、歴史や文化によって編み上げられる音や音楽に関する私たちの感性を明らかにする。聴覚文化を批評する音のカルチュラル・スタディーズ。
一般件名 音楽-日本-歴史-1945--ndlsh-01054421
一般件名カナ オンガク-ニホン-レキシ-1945--01054421
一般件名 音楽-日本 , 日本-歴史-昭和時代(1945年以後) , 日本-歴史-平成時代 , 音楽社会学
一般件名カナ オンガク-ニホン,ニホン-レキシ-ショウワ ジダイ(センキュウヒャクヨンジュウゴネン イゴ),ニホン-レキシ-ヘイセイ ジダイ,オンガク シャカイガク
一般件名典拠番号

510528520500000 , 520103813810000 , 520103814720000 , 510528800000000

分類:都立NDC10版 361.5
資料情報1 『戦後日本の聴覚文化 音楽・物語・身体』 広瀬 正浩/著  青弓社 2013.9(所蔵館:中央  請求記号:/361.5/5522/2013  資料コード:7102815057)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152337740

目次 閉じる

序章 聴覚をめぐる物語
第1部 日米関係と聴取者のアイデンティティ
第1章 英語を聴取してしまう耳
  1 問題設定
  2 聞き手としての「米英」「東亜」
  3 ネイティブ・スピーカー不在の英会話
  4 小島信夫『アメリカン・スクール』の受容とその背景の英語観
  5 教えることと話すこと
  6 「外人みたいに英語を話す」ということ
第2章 通訳者の政治
  1 問題設定
  2 江藤淳による『抱擁家族』論
  3 通訳が媒介する場合としない場合
  4 語り手の政治性
  5 時子の語りかけの変質
第3章 虚構的な「日系人」の戦略
  1 非共約性の顕在化
  2 異種混交性を表象する主体
  3 「ポップの戦術」としての意義
第4章 「アメリカに侵された子供」の耳
  1 「パンパン」「オンリー」との関係
  2 「占領軍の音楽」を聴くこと
  3 『限りなく透明に近いブルー』自己評価の変質
  4 「本土決戦」のイメージ
第5章 一九八〇年代の「植民地主義者」による「交通」
  1 相対化の視点
  2 「脱コンテクスト化」という戦略
  3 「翻訳」と市場、多元性・複数性であることの政治
  4 コンテクストをめぐる態度変更
第6章 被抑圧者が奏でる音楽
  1 「モノノケ」の視覚化とアイヌへの関心
  2 「モノノケ」への呼び掛け
  3 主体としての「モノノケ」
第7章 「対抗文化」の記憶
  1 空間の占拠と他の集団との差別化
  2 ロックミュージックのイデオロギー
  3 身体性の模倣と音楽史的記憶への参照
  4 聴覚的メディアと聴取者の欲望
  5 “失われた起源”をめぐって
第2部 電子メディアと聴取者のリアリティ
第8章 「擬音」のリアリティ
  1 問題提起a
  2 問題提起b
  3 初期ラジオドラマの実践
  4 「効果音」がもたらすもの
  5 「擬音」聴取の技術
  6 朗読を相対化する
  7 戦争の音、再び
第9章 ラジオから「肉声」を聴くということ
  1 問題設定
  2 ラジオ放送初期の受信機と聴取者の関係
  3 発話者が現前化する空間
  4 「肉声」「現前」を問うことの意義
第10章 初音ミクとの接触
  1 初音ミクをめぐる想像力
  2 新しい身体性の獲得へ
  3 <擬人化>の誘惑
  4 今後の課題
補論 「空気系」という名の檻
  1 問題提起
  2 「物語性の希薄さ」と「男性不在」による性的想像力の駆動
  3 「空気系」という解釈からの逸脱