中澤 信幸/著 -- おうふう -- 2013.9 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /821.1/5021/2013 7102855400 配架図 Digital BookShelf
2013/10/28 可能 利用可   0
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ISBN 4-273-03725-3
ISBN13桁 978-4-273-03725-3
タイトル 中近世日本における韻書受容の研究
タイトルカナ チュウキンセイ ニホン ニ オケル インショ ジュヨウ ノ ケンキュウ
著者名 中澤 信幸 /著
著者名典拠番号

110005748450000

出版地 東京
出版者 おうふう
出版者カナ オウフウ
出版年 2013.9
ページ数 254p
大きさ 22cm
形態に関する注記 布装
価格 ¥12000
内容紹介 中国元代の1297年に編纂され、中近世の日本の学問研究において大いに利用された韻書「古今韻会挙要」。その受容という点に光を当て、近世の特に前期における漢字音研究の一側面を明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:p241~244
一般件名 音韻 (漢字)-歴史-001149364-ndlsh
一般件名カナ オンイン (カンジ)-レキシ-001149364
一般件名 中国語-音韻
一般件名カナ チュウゴクゴ-オンイン
一般件名典拠番号

511157510030000

分類:都立NDC10版 821.1
資料情報1 『中近世日本における韻書受容の研究』 中澤 信幸/著  おうふう 2013.9(所蔵館:中央  請求記号:/821.1/5021/2013  資料コード:7102855400)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152340776

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序章 日本における韻書受容史
  一 日本における韻書の受容
  二 『古今韻会挙要』について
  三 韻書受容史に関する先行研究
  四 本書の目的と内容
第一章 中世の法華経字音学における韻書受容の実態
  一 心空について
  二 『心空音義』について
  三 心空の韻学と前時代の学問との関係
  四 心空の韻学と『広韻』『玉篇』
  五 結語
第二章 法華経字音学における『古今韻会挙要』の受容について
  一 『古今韻会挙要』について
  二 『法華経随音句』における韻書
  三 『古今韻会挙要』と『法華経随音句』
  四 快倫と日遠の違い
  五 結語
第三章 法華経字音学における伝統音と韻書の実際
  一 日遠『法華経随音句』
  二 『法華経随音句』に見られる字音改変の実態
  三 快倫の字音改変について
  四 なぜ日遠は伝統音を改変したか
  五 結語
第四章 法華経字音学における『韻鏡』の扱いについて
  一 日本における『韻鏡』受容概観
  二 快倫『法華経文字声韻音訓篇集』の韻学と『韻鏡』
  三 日遠『法華経随音句』における『韻鏡』
  四 結語
第五章 日遠の声調と清濁卓立表示について
  一 韻書と法華経読誦音との声調の違いについて
  二 日遠『法華経随音句』について
  三 『随音句』における声調の実際
  四 日遠の清濁卓立
  五 結語
第六章 日遠『法華経随音句』における「呉音」「漢音」
  一 「呉音」「漢音」の歴史と日遠『法華経随音句』
  二 日遠の「呉音」「漢音」注釈
  三 日遠の「呉音」「漢音」意識とその体系
  四 近世初期の「呉音」「漢音」の実態-文雄『磨光韻鏡』と比較して-
  五 結語
第七章 「転図字書」の発生と盛典
  一 盛典の『韻鏡』研究と『韻鏡字子列位』
  二 『字子列位』の構成と『古今韻会挙要』
  三 『韻鏡易解』『易解大全』と『字子列位』の違い
  四 大田嘉方から盛典・文雄へ-「転図字書」の系譜-
  五 結語
第八章 『磨光韻鏡』と『磨光韻鏡字庫』
  一 『磨光韻鏡』『磨光韻鏡字庫』について
  二 『磨光韻鏡』『字庫』と反切
  三 『磨光韻鏡』『字庫』の構成と編纂目的
  四 『字庫』の源流-盛典『韻鏡字子列位』-
  五 結語
第九章 近世に流布した『広韻』について
  一 『広韻』について
  二 諸研究に見られる『広韻』について
  三 書籍目録に見られる『広韻』について
  四 結語
第十章 なぜ『古今韻会挙要』は近世後期になって使われなくなったか
  一 『古今韻会挙要』と江戸時代初期の漢字音研究
  二 『古今韻会挙要』と『広韻』について
  三 文雄の『韻鏡』研究と韻書
  四 宣長の漢字音研究の目的
  五 結語