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目次

第1章 文化としての宗教と軍事-軍隊のなかの聖職者たち(アメリカ軍の従軍チャプレン)-

  1 アメリカ軍のなかの聖職者たち

  2 チャプレンたちが考えていること

  3 チャプレン制度の誕生と発展

  4 二〇世紀のチャプレン

  5 チャプレンの位置づけ

  6 従軍チャプレンは「矛盾」か「必要」か

第2章 国防と信仰の間-日本軍と自衛隊のなかのキリスト教(陸海軍人伝道と自衛官キリスト教徒)-

  1 日本の軍事とキリスト教

  2 エステラ・フィンチ、黒田惟信と「陸海軍人伝道議会」

  3 その他の軍人伝道

  4 コルネリオ会の誕生と発展

  5 コルネリオ会の『ニュースレター』を読む

  6 自衛官キリスト教徒の立場

  7 牧師たちとの葛藤

  8 自衛官とキリスト教

第3章 軍人にとっての戦争と信仰-非戦論と軍人へのシンパシー(内村鑑三の軍人観)-

  1 内村鑑三の戦争観

  2 軍人と内村との交流

  3 「最も善き戦士」としての非戦論者

  4 軍人の信仰

  5 戦争と軍人

第4章 特攻の死と信仰-クリスチャンの特攻隊員(林市造の手記を読む)-

  1 林市造

  2 神風特攻隊第2七生隊と市造

  3 市造の日記と手紙のテキストに関する問題

  4 市造の日記と手紙におけるキリスト教

  5 家族と友人のなかの市造とキリスト教

  6 母への愛情と信仰

第5章 戦争体験を咀嚼する信仰-戦艦大和からキリスト教へ(吉田満における信仰と平和)-

  1 吉田満

  2 キリスト教との出会い

  3 死と信仰

  4 平和とその宗教的次元

  5 信仰と日常

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