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目次

序章 原子力施設反対運動への視座

  1 抗議運動と政策転換のあいだ

  2 原子力問題への社会学的視点

  3 課題と構成

第Ⅰ部 ドイツにおける「新しい社会運動」と原子力施設反対運動

第1章 「新しい社会運動」とビュルガーイニシアティヴ

  1 ドイツにおける「新しい社会運動」の展開

  2 「ビュルガーイニシアティヴ」という運動スタイル

第2章 ドイツにおける原子力政策の変遷と原子力施設反対運動の展開

  1 ドイツにおける原子力政策の変遷

  2 ドイツにおける原子力施設反対運動の変遷

第Ⅱ部 原子力施設反対運動への若者の接近

第3章 ヴィールにおける反対運動の生成と展開過程

  1 反対運動の舞台とヴィール前史

  2 ヴィール原発反対運動の展開過程

第4章 若者の運動参加とその影響

  1 若者たちの参加過程

  2 若者の運動参加と地元住民

  3 若者の運動参加の影響と意義

第Ⅲ部 原子力施設反対運動における集合行為フレームの動態

第5章 ヴァッカースドルフにおける反対運動の生成と展開過程

  1 反対運動の舞台と対立の構図

  2 反対運動の展開過程

第6章 BISの運動戦略と地元住民の脱権威主義化過程

  1 BISの運動戦略

  2 地元住民の集合的アイデンティティの転換過程

  3 地元住民の集合行為フレームと運動展開

第Ⅳ部 ドイツにおける原子力施設反対運動と環境運動の現在

第7章 原子力施設反対運動経験地域の「その後」

  1 ヴィール原発反対運動終了後のオーバーライン地方

  2 ヴァッカースドルフWAA反対運動終了後のオーバープファルツ地方

  3 「対決型」環境運動団体の活動-ドイツ・グリーンピースとロビンウッド

  4 現代ドイツの環境運動にみる「運動の専門化・制度化」

第8章 ゴアレーベン反対運動にみる運動観の特殊ドイツ性

  1 運動の持続性と運動観

  2 反対運動の舞台とゴアレーベン闘争の経緯

  3 ゴアレーベン闘争にみる抗議行動参加者の運動観

終章 「社会運動社会」ドイツ

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