資料詳細

目次

序章 ドイツ企業経営研究へのアプローチ

  第1節 研究の課題

  第2節 研究の方法

  第3節 第2次大戦後の歴史的時期区分と各時期の主要特徴

  第4節 企業経営の展開における各国の共通性

第1部 第2次大戦後の経済成長期における企業経営の展開

第1章 共同決定制度と労使関係の新しい展開

  第1節 第2次大戦後の労使関係の新しい枠組み

  第2節 共同決定制度とコーポレート・ガバナンス

  第3節 共同決定制度の意義

第2章 企業の集中とコンツェルン体制の新しい展開

  第1節 大企業の解体・再結合とコンツェルン体制の新しい展開

  第2節 第3次企業集中運動とコンツェルン体制の再編

第3章 アメリカ的管理方式・生産方式の導入とそのドイツ的展開

  第1節 インダストリアル・エンジニアリングの導入とその特徴

  第2節 ヒューマン・リレーションズの導入とその特徴

  第3節 フォード・システムの導入とドイツ的ものづくりの展開

第4章 アメリカの経営者教育・管理者教育の導入とその影響

  第1節 経営者教育・管理者教育の改革とアメリカのイニシアティブ

  第2節 経営者教育・管理者教育におけるドイツの大学の役割とその限界

  第3節 アメリカの経営者教育・管理者教育の導入とその特徴

  第4節 アメリカの経営者教育・管理者教育の導入における限界とその要因

第5章 大量市場への適応のためのアメリカ的方法の導入

  第1節 マーケティング手法の導入とその特徴

  第2節 パブリック・リレーションズの導入とその特徴

  第3節 オペレーションズ・リサーチの導入とその特徴

第6章 事業構造の再編と管理機構の変革

  第1節 多角化の傾向とその特徴

  第2節 組織革新と事業部制組織の導入

  第3節 事業部制組織の導入のドイツ的特徴

第2部 1970年代から80年代末までの時期における企業経営の展開

第7章 減量合理化の展開とその特徴

  第1節 減量合理化の産業比較分析の視点

  第2節 鉄鋼業における減量合理化の展開とその特徴

  第3節 造船業における減量合理化の展開とその特徴

  第4節 石油産業における減量合理化の展開とその特徴

第8章 生産システムの改革とその意義

  第1節 1970年代の資本主義の構造変化と生産システム改革の課題

  第2節 ドイツ企業の生産システム改革とその特徴

  第3節 ドイツ企業の生産システム改革の限界とその後の展開

第9章 企業集中の展開と事業構造の再編

  第1節 第4次企業集中運動の展開とその特徴

  第2節 ドイツにおける企業集中の展開とその意義

第3部 1990年代以降のグローバル段階における企業経営の展開

第10章 株主主権的経営,コーポレート・ガバナンスとそのドイツ的展開

  第1節 アメリカ的「金融化」とドイツ的企業体制の動揺

  第2節 ドイツ企業における株主価値重視の経営への転換とその特徴

  第3節 株主価値重視の経営モデルとドイツ的経営モデルとの相剋

第11章 リストラクチャリングの新展開とその特徴

  第1節 リストラクチャリングの本格的展開

  第2節 鉄鋼業におけるリストラクチャリングの展開とその特徴

  第3節 化学産業におけるリストラクチャリングの展開とその特徴

  第4節 自動車産業におけるリストラクチャリングの展開とその特徴

  第5節 電機産業におけるリストラクチャリング展開とその特徴

  第6節 リストラクチャリングの展開のドイツ的特徴

第12章 経営のグローバル化とその特徴

  第1節 経営のグローバル化の基本的指標

  第2節 自動車産業における経営のグローバル化とその特徴

  第3節 経営のグローバル化の進展と蓄積構造・競争構造の変容

第13章 企業集中の今日的展開とその特徴

  第1節 1990年代以降の企業集中の展開とその基本的特徴

  第2節 主要産業部門における企業集中の展開とその特徴

  第3節 資本主義のグローバル段階における企業集中の意義

結章 ドイツ資本主義と企業経営

  第1節 日本との比較でみたドイツの企業経営

  第2節 企業経営の「アメリカ化」における「再構造化」とドイツ的展開

  第3節 ドイツ資本主義の歴史的条件の変化と企業経営

  第4節 第2次大戦後のドイツ企業の発展と欧州統合への道

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