桑木野 幸司/著 -- 中央公論美術出版 -- 2013.12 --

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中央 書庫 一般図書 /523.3/5194/2013 7103405198 Digital BookShelf
2014/02/07 可能 利用可   0

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ISBN 4-8055-0712-4
ISBN13桁 978-4-8055-0712-4
タイトル 叡智の建築家
タイトルカナ エイチ ノ ケンチクカ
タイトル関連情報 記憶のロクスとしての16-17世紀の庭園、劇場、都市
タイトル関連情報読み キオク ノ ロクス ト シテ ノ ジュウロク ジュウナナセイキ ノ テイエン ゲキジョウ トシ
著者名 桑木野 幸司 /著
著者名典拠番号

110004064280000

出版地 東京
出版者 中央公論美術出版
出版者カナ チュウオウ コウロン ビジュツ シュッパン
出版年 2013.12
ページ数 542p
大きさ 22cm
価格 ¥9000
内容紹介 初期近代ヨーロッパの建築文化の、「観念」と「空間」とが取り結ぶ創造的な関係に光を当て、建築という器の中に表現された科学知識や哲学思想を剔抉する。建築史・美術史・科学史・哲学・文学の各領域を横断する独創的成果。
書誌・年譜・年表 文献:p497~531
一般件名 建築-イタリア-歴史-16世紀-ndlsh-01148693,建築-イタリア-歴史-17世紀-001161045-ndlsh,庭園-イタリア-歴史-16世紀-001160249-ndlsh,庭園-イタリア-歴史-17世紀-001161043-ndlsh
一般件名カナ ケンチク-イタリア-レキシ-16セイキ-01148693,ケンチク-イタリア-レキシ-17セイキ-001161045,テイエン-イタリア-レキシ-16セイキ-001160249,テイエン-イタリア-レキシ-17セイキ-001161043
一般件名 建築-ヨーロッパ , 庭園-西洋
一般件名カナ ケンチク-ヨーロッパ,テイエン-セイヨウ
一般件名典拠番号

510716820400000 , 511191320400000

分類:都立NDC10版 523.3
資料情報1 『叡智の建築家 記憶のロクスとしての16-17世紀の庭園、劇場、都市』 桑木野 幸司/著  中央公論美術出版 2013.12(所蔵館:中央  請求記号:/523.3/5194/2013  資料コード:7103405198)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152388378

目次 閉じる

序 十六世紀後半の精神建築史に向けて
  混沌たる情報の「森」から知の幾何学庭園へ:分類整理された知識のメタファーとしての建築空間
  精神の建築:記憶の壮麗な建物を設計する
  心に開いた窓:記憶術的空間に表象された百科全書的知識
  「キネティック・アーキテクチャー」
  建築的百科全書主義:「知の中の知」としての建築
  記憶の壮大な旅路:エデン神苑、世界劇場、天空都市を巡って
第一章 建築的記憶術:創造的「思考器械」と、ムネモシュネの寵児たち
  ムネモシュネの饗宴とムーサ女神の輪舞
  古典的記憶術の基本則と、仮想データベースとしての可能性
  中世における記憶術の展開と、初期近代におけるその変容
  失われた記憶建築を求めて
第二章 思考の庭:アゴスティーノ・デル・リッチョ(一五四一-一五九八)の理想庭園における記憶術的空間構成と百科全書的知識のイメージ
  序 プロスペローの苑:記憶術とマニエリスム庭園
  アゴスティーノ・デル・リッチョ:生涯と作品
  十六世紀末の「園芸共和国」と、情熱的教育家デル・リッチョ
  『記憶術』:記憶の国を統べる王と六人の家臣たち
  『経験農業論』:「饒舌体」で語られた農学の世界
  デル・リッチョの理想庭園と、「ロクス・アモエヌス」の文学トポス
  「花の庭園」における記憶術
  「王の森」のグロッタと記憶の伝統的メタファーとしての洞窟
  グロッタ空間における百科全書的知識の表象
第三章 デル・リッチョの記憶術的庭園における百科全書的知識の表象
  クピードのグロッタ
  エンブレム=インプレーザ文学と、エンブレム的世界劇場
  インプレーザ作家デル・リッチョ
  エンブレム=インプレーザ文学と建築
  クピードのグロッタにおけるエンブレム的イメージの特徴
  第一迷宮区画における神話・寓話的グロッタ
  第二迷宮区画における神話・寓話的グロッタ
  第三迷宮区画における神話・寓話的グロッタ
  第四迷宮区画における神話・寓話的グロッタ
第四章 初期近代イタリアの幾何学庭園デザインにみられる天空の表象:G・B・フェッラーリ『フローラあるいは花々の栽培』(一六三八)の庭園デザイン理論の分析から
  観念を盛る幾何の器:初期近代精神史としての整形庭園研究
  リンチェイ・アカデミーの活動と十七世紀初頭のローマの芸術科学文化
  ジョヴァン・バッティスタ・フェッラーリの生涯と作品
  リンチェイ・アカデミーの植物学研究
  『フローラ』の構成とそのスタイル
  フェッラーリの理想花壇のデザイン
  天空の映しとしての幾何学花壇:『フローラ』の「占星術的園芸理論」
  「占星術的園芸理論」の伝統と、パラケルスス派の「表徴」理論
  天空の映しとしての幾何学花壇
第五章 創造的思考の大劇場:ザムエル・フォン・クヴィヒェベルク『広壮なる劇場の銘あるいは標題(…)』(一五六五)
  世界のミクロコスモスとしての劇場型ミュージアム
  クヴィヒェベルクの生涯とその知的背景
  『銘』の構成
  五三の「銘」と蒐集品目
  劇場の建築空間構成と、想定されるモデルについての仮説
  図書館ならびにその他の劇場付属施設
  コレクションとレートリケー:弁論術(修辞学)における「発想」と、劇場内の蒐集品展示の方法
  古代における「常套主題」の観念の誕生と、その中世における展開
  初期近代の思考フレームとしての「常套主題」の観念と、印刷された常套句集の誕生
第六章 天空都市と常套主題:コスマ・ロッセッリ『人工記憶の宝庫』(一五七九)における記憶術的都市計画とコスモロジー
  序 天空の劇場とキリスト教の楽園
  記憶の基盤としてのルネサンス的広場空間:トマーゾ・ガルツォーニ『普遍的広場』(一五八五)
  記憶のロクスと十六世紀のユートピア的都市計画
  コスマ・ロッセッリの伝記的背景と『人工記憶の宝庫』(一五七九)
  『宝庫』の記憶術理論:ロクスとイメージの基本教則
  「下層の極大の共通ロクス」:地獄の秩序的なカオス
  光の聖なる位階:辺獄と煉獄
  「上層の極大の共通ロクス」:記憶の博物誌
  「天界の極大の共通ロクス」:記憶の星座
結 記憶の旅路の終わりに