資料詳細

目次

第1章 鷹巣町という自治体

  1 鷹巣町の概要

  2 鷹巣町の福祉に対する研究

  3 研究方法

  4 実名社会における調査の難点

  5 分析枠組み

第2章 1990年代以降の福祉ガバナンス

  1 1990年代の地方分権改革と社会福祉改革

  2 福祉における住民参加と協働

  3 「福祉経営」アプローチの可能性

  4 福祉ガバナンスと公的責任

第3章 福祉ガバナンスの出現

  1 福祉推進勢力の形成

  2 福祉反対勢力の形成

  3 福祉推進勢力の挫折

  4 外部支援者の離脱

  5 福祉ガバナンスのアクター

第4章 全国モデル化と地域主義の対立

  1 デンマーク型福祉モデルと住民啓蒙

  2 福祉施設モデル

  3 介護保険の自治体モデル

  4 日本の民主主義モデル

  5 全国モデル化と地元住民の疎外感

第5章 「デンマーク型福祉」と「日本型福祉」の衝突

  1 「鷹巣福祉」のブランド構築

  2 鷹巣福祉と介護保険

  3 デンマーク型福祉モデル

  4 福祉と合併の対決

  5 「デンマーク型福祉」が負けた理由

第6章 「身の丈福祉」の検証

  1 「身の丈福祉」と市町村合併

  2 福祉公社の経営改革の失敗

  3 福祉事業者間競争の深化

  4 合併後の「身の丈福祉」政策

  5 「身の丈福祉」の性格

第7章 住民参加・協働の課題

  1 鷹巣町の議会制民主主義

  2 WG参加者の属性と参加動機

  3 WGの政治勢力化

  4 WG活動の沈滞の理由

  5 当事者と行政との二者間協働の限界

第8章 福祉経営と公的責任

  1 利用者に対する包括的生活支援

  2 労働者の雇用条件の確保

  3 事業体の持続性

  4 地域との関わり

  5 制度・政策提案能力

  6 福祉経営の課題

第9章 福祉政策と自治体財政

  1 鷹巣町の財政分析

  2 鷹巣町の福祉予算

  3 鷹巣町の介護保険運営

  4 福祉反対の「本音」

  5 福祉政策だけでは地域を救えない

  6 福祉政策と財政説明責任

第10章 地方自治体の福祉ガバナンス

  1 鷹巣町における福祉ガバナンス

  2 対立を超えた連帯は可能なのか

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