橋本 周子/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2014.1 --

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中央 3階A 一般図書 /383.8/5702/2014 7103461992 配架図 Digital BookShelf
2014/02/28 可能 利用可   0
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ISBN 4-8158-0755-9
ISBN13桁 978-4-8158-0755-9
タイトル 美食家の誕生
タイトルカナ ビショクカ ノ タンジョウ
タイトル関連情報 グリモと<食>のフランス革命
タイトル関連情報読み グリモ ト ショク ノ フランス カクメイ
著者名 橋本 周子 /著
著者名典拠番号

110006546260000

並列タイトル La naissance du gourmand:Grimod de la Reynière et la Révolution Française
出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2014.1
ページ数 7, 322, 73p
大きさ 22cm
価格 ¥5600
内容紹介 大革命後のフランス美食文化の飛躍をもたらした食べ手による美食批評は、レストランガイドの起源となる一方、深遠な美食観を宿していた。「美食家年鑑」の著者グリモを通して、「よく食べる」とはどのようなことかを探究する。
書誌・年譜・年表 略年譜:巻末p7 文献:巻末p18~31
受賞情報・賞の名称 渋沢・クローデル賞ルイ・ヴィトンジャパン特別賞
受賞情報・賞の回次(年次) 第31回
個人件名 Grimod de La Reynière, Alexandre-Balthazar-Laurent,(1758-1837)(00967048)(ndlsh)
個人件名カナ グリモ・ドゥ・ラ・レニエール アレクサンドル・バルタザール・ローラン
個人件名原綴 Grimod de La Reynière,Alexandre‐Balthazar‐Laurent
個人件名典拠番号 120002205490000
個人件名 Grimod de La Reynière, Alexandre-Balthazar-Laurent
個人件名カナ グリモ・ドゥ・ラ・レニエール, アレクサンドル・バルタザール・ローラン
個人件名典拠番号 120002205490000
一般件名 美食-フランス-歴史-1789-1900-001164627-ndlsh
一般件名カナ ビショク-フランス-レキシ-1789-1900-001164627
一般件名 美食-歴史 , 料理(西洋)-フランス
一般件名カナ ビショク-レキシ,リョウリ(セイヨウ)-フランス
一般件名典拠番号

511775710010000 , 511464720120000

分類:都立NDC10版 383.835
書評掲載紙 日本経済新聞  2014/03/09  1857 
資料情報1 『美食家の誕生 グリモと<食>のフランス革命』 橋本 周子/著  名古屋大学出版会 2014.1(所蔵館:中央  請求記号:/383.8/5702/2014  資料コード:7103461992)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152394507

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序章 悪徳から美徳へ
  1 洗練された「グルマンディーズ」は罪か
  2 「フリアン」概念の盛衰
  3 グリモにおける「美食家」について考えるということ
第Ⅰ部 深遠なる美食の世界
第1章 年鑑の伝統と美食批評の誕生
  1 <年鑑>というジャンル
  2 グリモは美食批評の<発明者>か
  3 「食審委員会」という制度
第2章 食べる技芸、料理技芸
  1 グリモと『百科全書』の《art》概念
  2 料理人、芸術家、天才
  3 食べる技芸
第3章 <おいしそうな>ディスクール
  1 食欲喚起のレトリックと味覚的描写の欠如
  2 食材をめぐる<旅>
第4章 美食のエロティシズム
  1 食べ物と女性の照応関係
  2 背徳的美食あるいは<黒の様式>
第Ⅱ部 近代デモクラシー社会と美食文化
第1章 グリモと一九世紀フランスの食文化史
  1 従来の食文化史研究におけるグリモ
  2 <輝かしい>一九世紀初頭のパリの食風景
第2章 食べる身体(1)
  1 レストランは革命とともに誕生したか
  2 レストランの増殖と近代人の<競争心>
  3 大食、あるいはブルジョワの太鼓腹
第3章 食べる身体(2)
  1 食卓作法の再重視
  2 作法を消費する
第Ⅲ部 食卓のユートピア
第1章 グリモにおける「美食家」概念
  1 味覚に対する真摯さ
  2 招待に関する厳格な諸規則
  3 「美食の帝国」
第2章 フランス革命前後の政治・社会とグリモ
  1 フランス革命以前のグリモの政治的態度
  2 フランス革命下のグリモの政治的態度
  3 失われた文人仲間との交流
第3章 心地よい交流のメカニズム
  1 理想化された社交
  2 「哲学的・文芸的・半滋養的昼食会」
  3 サロン、思想協会、革命クラブ
  4 儀式と連帯感
第4章 食卓を越えて
  1 かつての社交の復活を目指して
  2 美食の民主主義
  3 口実としての美食から、目的としての美食へ
第Ⅳ部 グリモ以降の美食文学とブリヤ=サヴァラン
第1章 流行する美食文学
第2章 ブリヤ=サヴァランの「国民的」美食
  1 イデオローグとブリヤ=サヴァラン
  2 食の快楽の正当化
  3 肉体と精神
  4 会食者の厳選
  5 ブリヤ=サヴァランとグリモ