伊藤 セツ/著 -- 御茶の水書房 -- 2013.12 --

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中央 3階C 一般図書 /289.3/ツ2097/601 7103834843 配架図 Digital BookShelf
2014/05/16 可能 利用可   0
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ISBN 4-275-01062-9
ISBN13桁 978-4-275-01062-9
タイトル クラーラ・ツェトキーン
タイトルカナ クラーラ ツェトキーン
タイトル関連情報 ジェンダー平等と反戦の生涯
タイトル関連情報読み ジェンダー ビョウドウ ト ハンセン ノ ショウガイ
著者名 伊藤 セツ /著
著者名典拠番号

110000100130000

並列タイトル Clara Zetkin(1857-1933):Eine Biografie
出版地 東京
出版者 御茶の水書房
出版者カナ オチャノミズ ショボウ
出版年 2013.12
ページ数 32, 1027p
大きさ 23cm
価格 ¥15000
内容紹介 ドイツ連邦、ドイツ帝国、そしてドイツ(ヴァイマール)共和国の成立と崩壊の時代を生きた女性運動/政治運動家、クラーラ・ツェトキーンの生涯を、女性解放運動、マルクス主義女性解放論等をキーワードに綴る。
書誌・年譜・年表 文献:p913~961 クラーラ・ツェトキーンの年譜と関連年表:p962~991
受賞情報・賞の名称 社会政策学会賞学術賞
受賞情報・賞の回次(年次) 第20回
個人件名 Zetkin, Klara,(1857-1933)(00461812)(ndlsh)
個人件名カナ ツェトキン クララ
個人件名原綴 Zetkin,Clara
個人件名典拠番号 120000327850000
一般件名 女性問題 , 社会主義
一般件名カナ ジョセイ モンダイ,シャカイ シュギ
一般件名典拠番号

511341600000000 , 510407700000000

分類:都立NDC10版 289.3
資料情報1 『クラーラ・ツェトキーン ジェンダー平等と反戦の生涯』 伊藤 セツ/著  御茶の水書房 2013.12(所蔵館:中央  請求記号:/289.3/ツ2097/601  資料コード:7103834843)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152398888

目次 閉じる

序章
  1 研究の背景と目的
  2 資料と研究の方法
  3 先行研究と研究動向
  4 本書における研究対象の限定
  5 主要用語の定義
  6 ドイツ帝国統計に関する覚書-「ジェンダー史」研究からの批判にたいして
  7 本書の構成と内容の概略・特徴
第Ⅰ部 おいたち・青春・亡命-ヴィーデラウ・ライプツィヒ・パリ(1857~1890)
第1章 少女時代-ヴィーデラウ村
  1 歴史的・地理的特徴
  2 家族とその系譜
  3 市民的女性解放思想・女性運動の動向
  4 当時の労働者階級の組織と女性労働者問題認識
第2章 青春-ライプツィヒ
  1 ライプツィヒ,その1870年代
  2 ライプツィヒで生活したクラーラの家族
  3 ドイツの教育制度とクラーラが受けた教育
  4 オシップ・ツェトキーンとの出会いと社会主義者鎮圧法
第3章 亡命-パリでのオシップ・ツェトキーンとの生活
  1 ライプツィヒを出てリンツ,チューリヒへ
  2 パリへ,マクシムとコスチャを産み育てる
  3 生活の資としての文筆の仕事とオシップの病死
  4 第2インターナショナル創立大会への参加
第4章 パリ亡命時代の文筆・演説活動(1885-1890)
  1 ジャーナリストとしての執筆
  2 はじめての女性労働論の背景
  3 小冊子『現代の女性労働者問題と女性問題』(1889)
  4 第2インターナショナル創立大会での女性労働問題に関する演説(1889)
第Ⅱ部 ドイツ社会民主党と第2インターナショナル-シュツットガルト時代(1891~1914)
第5章 シュツットガルトでの生活と活動-フリードリヒ・ツンデル/ローザ・ルクセンブルクの出現
  1 ドイツへの帰国-シュツットガルトに拠点を置く
  2 フリードリヒ・ツンデルとの出会い
  3 ローザ・ルクセンブルクの出現とジレンブーフへの転居
  4 ジレンブーフ時代のクラーラの文学・芸術評論
第6章 ドイツ社会民主党の女性政策とローザ・ルクセンブルクとの交友
  1 1890年代-ドイツ社会民主党ハレ大会からハノーファー大会まで
  2 1900年以降6回のドイツ社会民主党女性会議とドイツ社会民主党の女性政策
  3 ローザ・ルクセンブルクとクラーラ・ツェトキーンの党友関係
  4 私的生活でのクラーラとローザ
第7章 『平等』の編集・内容と変遷,リリー・ブラウンとの論争,クラーラの追放
  1 『平等』の発行と1890年代
  2 リリー・ブラウンの『平等』への関与-1890年代後期
  3 クラーラ・ツェトキーンと論争したリリー・ブラウン
  4 20世紀の『平等』と第1次世界大戦-クラーラの『平等』からの追放
第8章 第2インターナショナルの女性政策とのかかわり
  1 第2インターナショナルの最初の2回の大会
  2 第3回から第6回大会まで
  3 第7回シュツットガルト大会と第1回国際社会主義女性会議
  4 第8回コペンハーゲン大会と第2回国際社会主義女性会議
  5 第9回バーゼル臨時大会(1912)とそれ以降
第9章「国際女性デー」の起源と伝搬-米・欧・露,その伝説と史実と
  1 国際女性デーの起源をめぐる伝説
  2 国際女性デーの源流:アメリカ社会党の女性参政権運動
  3 アメリカでの女性デーの国際化-第2回国際社会主義女性会議での決議
  4 第1次世界大戦前までの米・欧・露の国際女性デー
第10章 アウグスト・ベーベルの『女性と社会主義』-没後100年に寄せて-
  1 アウグスト・ベーベル小伝
  2 『女性と社会主義』の内容と変遷
  3 クラーラ・ツェトキーンとアウグスト・ベーベルの関係
  4 ベーベルとツェトキーンの相違点-ロープスとロスの研究から-
第Ⅲ部 戦争と革命
第11章 世界大戦・ロシア革命・ドイツ革命と女性
  1 世界大戦へのドイツ社会民主党の対応と国際動向
  2 社会主義者の世界女性会議と反戦派の動き
  3 ロシア革命,ローザ・ルクセンブルクの批判とクラーラ・ツェトキーン
  4 ドイツ革命-ローザの死とクラーラの決意-
第12章 ドイツ共産党とコミンテルンの間で
  1 ドイツ共産党とヴァイマール共和国の成立
  2 初期ドイツ共産党の困難のなかで-国会議員となる
  3 引き続く困難の中で
  4 ヴァイマル共和国危機の時代のドイツ共産党
第13章 レーニンとクラーラの,「女性問題」と「3月行動」に関する対話
  1 クラーラとレーニンの対話とその前提
  2 1920年の「女性問題」をめぐる対話
  3 1921年のドイツ「3月行動」についての対話
  4 クラーラの「女性がレーニンに負うもの」(1925)
第14章 レーニン時代のコミンテルンと国際女性運動
  1 1920年のクラーラ・ツェトキーンと初期コミンテルンの女性運動方針
  2 1921年の第2回国際共産主義女性会議とコミンテルンの第3回大会
  3 1922年とコミンテルン第4回大会でのクラーラの報告
  4 1923年のクラーラの動向
第15章 スターリン時代へ移行期のコミンテルンの女性運動のなかで
  1 1924~1928年
  2 1927年-クラーラの70歳,ロシア革命10周年を頂点として
  3 1928-1933年 スターリンと第3期
第16章 晩年:私的・公的葛藤のなかで
  1 晩年
  2 息子たちの家族生活:マクシムの場合
  3 息子たちの家庭生活-コスチャの場合
  4 最後の仕事,モスクワに死す
  5 クラーラ・ツェトキーンの死
終章
  1 クラーラ・ツェトキーンの伝記で注目したいところ
  2 現代のジェンダー平等・「男女共同参画」の実現,国際的女性運動とのかかわりでみると
  3 1984年の拙著への批判とのかかわりで