田中 一嘉/著 -- 風間書房 -- 2014.2 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /941.4/5009/2014 7103553486 配架図 Digital BookShelf
2014/03/18 可能 利用可   0

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ISBN 4-7599-2021-5
ISBN13桁 978-4-7599-2021-5
タイトル 中世ドイツ文学における恋愛指南書
タイトルカナ チュウセイ ドイツ ブンガク ニ オケル レンアイ シナンショ
タイトル関連情報 文学ジャンルとしての「ミンネの教訓詩」の成立・発展
タイトル関連情報読み ブンガク ジャンル ト シテ ノ ミンネ ノ キョウクンシ ノ セイリツ ハッテン
著者名 田中 一嘉 /著
著者名典拠番号

110006556920000

出版地 東京
出版者 風間書房
出版者カナ カザマ ショボウ
出版年 2014.2
ページ数 4, 223p
大きさ 22cm
価格 ¥8000
内容紹介 中世盛期のドイツ文学諸作品の内から、「ミンネとは何か」を論理的に説明。かつそれを教示的に示している作品を一定の特徴に従って選び出し、それによって「ミンネの教訓詩」という文学ジャンルを文学史の中に位置づける。
書誌・年譜・年表 文献:p199~223
一般件名 ドイツ詩-歴史-中世-ndlsh-01036665,恋愛-文学上-ndlsh-00991571
一般件名カナ ドイツシ-レキシ-チュウセイ-01036665,レンアイ-ブンガクジョウ-00991571
一般件名 詩(ドイツ)-歴史 , 恋愛(文学上)
一般件名カナ シ(ドイツ)-レキシ,レンアイ(ブンガクジョウ)
一般件名典拠番号

510869910020000 , 511478200000000

分類:都立NDC10版 941.4
資料情報1 『中世ドイツ文学における恋愛指南書 文学ジャンルとしての「ミンネの教訓詩」の成立・発展』 田中 一嘉/著  風間書房 2014.2(所蔵館:中央  請求記号:/941.4/5009/2014  資料コード:7103553486)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152405625

目次 閉じる

  1.「ミンネ(minne)」という語について
  2.「ミンネとは何か」…文学史的問題設定
  3.文学ジャンル「ミンネの教訓詩」の可能性(1)…「ミンネの弁論」研究の視座から
  4.文学ジャンル「ミンネの教訓詩」の可能性(2)…受容史理論の視座から
  5.本書で扱う作品について
第1部 文学ジャンル「ミンネの教訓詩」の形式的特徴
第1章 アンドレアス・カペルラヌス:‘De amore'
  1.作者と作品の成立について
  2.‘De amore'におけるアモールの論理的分析・記述
  3.討論形式とアレゴリー
  4.アモールの定式化
  5.‘De amore'から「ミンネの教訓詩」へ
第2章 『秘密の使者』
  1.テクスト・成立年代
  2.前後半部分の内容的差異
  3.「恋文」か「助言書」か
  4.宗教的「教訓詩」の可能性
第3章 ハルトマン・フォン・アウエ:『哀歌』
  1.作品の構成と基本コンセプト
  2.討論における役割分担
  3.ミンネの心理学
  4.「冊子」としての再定義
第4章 トマジン・フォン・ツィルクレーレ:『異国の客』
  1.作者とその背景
  2.一般教書
  3.『異国の客』におけるミンネの取り扱い
  4.テクストと受容
第5章 「ヴィンスベッケン詩」
  1.「ヴィンスベッケ」
  2.「ヴィンスベッキン」
  3.「教訓詩」としての特徴
第6章 デア・シュトリッカー:『婦人の名誉』
  1.作品の成立年代の文学史的考察
  2.作品の主題
  3.mæreの複合体としての「冊子」
第7章 ウルリヒ・フォン・リヒテンシュタイン:『婦人の書』
  1.『婦人奉仕』と『婦人の書』
  2.史学的詩人研究
  3.『婦人の書』における討論の機能
  4.真剣さと滑稽さ
小括:中世盛期における三つのミンネの教訓詩の抽出
  1.ミンネに対する親近性
  2.「冊子」形式
  3.ミンネの教訓詩における通時性と共時性
第2部 「ミンネの教訓詩」の内的構造
第1章 ミンネにおける奉仕の理念
  1.ミンネ概念の核
  2.奉仕の理念
第2章 ミンネにおける女性の理想化
  1.「ご婦人」の理念
  2.ミンネと官能性
  3.ミンネと結婚
第3章 「ミンネの教訓詩」における理想と現実、伝統と革新
  1.受容者の射程
  2.<批判の書>としてのミンネの教訓詩
  3.<指南書>としてのミンネの教訓詩
総括:ミンネの教訓詩の文学史的意義
  1.ミンネの教訓詩の形式的特徴と内的構造
  2.ミンネと女性