資料詳細

目次

第一章 時代と思想

  啓蒙の時代と魔術師たち

  シラーの小説『視霊者』と秘密結社

  「魂の不死性」を巡る問い

  「ユーリウスの神智学」

  「ヘン・カイ・パン」の思想と「存在の連鎖」

  「世界の複数性」

  ヘルメス的伝統と古代神学

第二章 崇高とカバラ的宇宙論

  ロンギノスの崇高と天上界への魂の帰昇

  レトリカとカドゥケウス

  カントの崇高と宇宙論

  「非物質的世界のひとつの巨大な総体」というトポス

  スウェーデンボリの「マクシムス・ホモ」とユダヤ神秘主義カバラ

第三章 シラーの美学と秘教的伝統

  「魂の国」対「リヴァイアサン」

  神的人間の没落と二種のアプロディーテ

  「魂の不死性」を巡る二律背反の解決

  美と崇高による神性の形成

第四章 メタモルフォーゼ

  イシス

  「植物の変身」

  オルフェウスの詩学

  「天球の音楽」

  ピュタゴラス派に寄せるバラード

第五章 幻想と政治

  「天球の音楽」と「霊魂の国」と自動人形

  動物磁気

  フロイトの「集合的無意識」

  密儀宗教と神権政治

  シラーの「美的国家」

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