栗田 秀法/著 -- 三元社 -- 2014.2 --

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中央 3階B 一般図書 /723.3/5908/2014 7103647303 配架図 Digital BookShelf
2014/03/26 可能 利用可   0
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ISBN 4-88303-353-9
ISBN13桁 978-4-88303-353-9
タイトル プッサンにおける語りと寓意
タイトルカナ プッサン ニ オケル カタリ ト グウイ
著者名 栗田 秀法 /著
著者名典拠番号

110002262550000

並列タイトル Narration et allégorie dans la peinture de Nicolas Poussin
出版地 東京
出版者 三元社
出版者カナ サンゲンシャ
出版年 2014.2
ページ数 295, 53p
大きさ 22cm
価格 ¥3800
内容紹介 17世紀フランスの偉大な巨匠プッサン。その絵画の厳格な画面構成には、造形的レトリックが駆使されている。プッサンの芸術を解明するための一つの鍵として、プッサンの画面構想の特質を多面的に探求する。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p27~45
個人件名 Poussin, Nicolas,(1593-1665)(00453215)(ndlsh)
個人件名カナ プーサン ニコラ
個人件名原綴 Poussin,Nicolas
個人件名典拠番号 120000237180000
個人件名 Poussin,Nicolas
個人件名カナ プーサン ニコラ
個人件名典拠番号 120000237180000
分類:都立NDC10版 723.35
資料情報1 『プッサンにおける語りと寓意』 栗田 秀法/著  三元社 2014.2(所蔵館:中央  請求記号:/723.3/5908/2014  資料コード:7103647303)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152415761

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序論 研究動向と本研究の位置づけ
  1 プッサン研究の成立と展開
  2 美術史的解釈学とプッサン
  3 本研究の目的と構成
第Ⅰ部 寓意を呼び込む修辞的な技巧
第一章 《幼いピュロス王の救出》
  1 ローマ到着後のプッサン
  2 古典的な作風への転換
  3 《幼いピュロス王の救出》の概要
  4 一六三〇年代前半のプッサンの戦略
  5 《幼いピュロス王の救出》における構想の発展
  6 女性群像におけるラファエッロとの競合
  7 詩学と倫理学の交錯する場
第二章 《エルサレム落城》
  1 はじめに
  2 プッサンの「新しさ」と二点の《サビニの女たちの掠奪》
  3 第一作の《エルサレム落城》と図像の伝統
  4 ウィーンの《エルサレム落城》とその特質
  5 政治的理念の表象
  6 おわりに
第Ⅱ部 新ストア主義とプッサン
第三章 《マナの収集》
  1 はじめに
  2 図像的伝統における創意
  3 時間表現とペリペテイア
  4 記号論的、イコニーク的解釈の試みと問題点
  5 織り込まれた新ストア主義教訓:剛毅と節制の寓意
  6 おわりに
第四章 《アルカディアの牧人たち》(ルーヴル美術館蔵)
  1 《アルカディアの牧人たち》の概要と銘文解釈の問題
  2 女性像の表情と役割
  3 「知恵」と「運命」のトポスと「恒心」のテーマ
  4 おわりに
第Ⅲ部 フロンドの乱の時代における恩寵、運命、知恵
第五章 《エリエゼルとリベカ》
  1 ローマへの帰還後のプッサン
  2 《エリエゼルとリベカ》の概要と造形的特質
  3 排除されたラクダ
  4 素描からタブローへ
  5 「悲劇」へのプロット化と象徴的次元の前景化
第六章 「英雄的風景画」の成立と物語画
  1 「英雄的風景画」の誕生
  2 フォキオン伝連作の概要
  3 「運命のいたずら」
  4 「真実は時の娘」
  5 《ソロモンの審判》における知恵と正義の寓意
第七章 《コリオラヌス》
  1 はじめに
  2 図像学的考察と形態の着想源
  3 コリオラヌスの情念表現
  4 物語表現、意味構造の特質
  5 平和と戦争の「コンチェット」
  6 おわりに
第八章 一六五〇年代の聖書物語画における語りと寓意
  1 《キリストと姦淫の女》
  2 《サフィラの死》
  3 《足萎えの男を癒す聖ペトロと聖ヨハネ》
結論 プッサンの物語画の意味構造