宮下 志朗/編著 -- 放送大学教育振興会 -- 2014.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /902.0/5184/2014 7103974067 配架図 Digital BookShelf
2014/06/12 可能 利用可   0

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ISBN 4-595-14026-6
ISBN13桁 978-4-595-14026-6
タイトル 中世・ルネサンス文学
タイトルカナ チュウセイ ルネサンス ブンガク
著者名 宮下 志朗 /編著, 井口 篤 /編著
著者名典拠番号

110001259520000 , 110005956790000

出版地 東京,[東京]
出版者 放送大学教育振興会,[NHK出版(発売)]
出版者カナ ホウソウ ダイガク キョウイク シンコウカイ
出版年 2014.3
ページ数 318p
大きさ 21cm
シリーズ名 放送大学大学院教材
シリーズ名のルビ等 ホウソウ ダイガク ダイガクイン キョウザイ
シリーズ名2 放送大学大学院文化科学研究科
シリーズ名読み2 ホウソウ ダイガク ダイガクイン ブンカ カガク ケンキュウカ
シリーズ名3 人文学プログラム
シリーズ名読み3 ジンブンガク プログラム
価格 ¥3600
内容紹介 歴史的・文化的・社会的に様々な条件の網の目の中で書かれた中世・ルネサンス文学。多種多様な中世・ルネサンス文学作品を読み、これらの作品が提起する問題について批判的に考察する。
一般件名 文学-歴史-中世-ndlsh-00560986,文学-歴史-近代-ndlsh-00560985,ルネサンス-ndlsh-00569811
一般件名カナ ブンガク-レキシ-チュウセイ-00560986,ブンガク-レキシ-キンダイ-00560985,ルネサンス-00569811
一般件名 文学-歴史 , ルネサンス
一般件名カナ ブンガク-レキシ,ルネサンス
一般件名典拠番号

511547110100000 , 510272500000000

分類:都立NDC10版 902.04
資料情報1 『中世・ルネサンス文学』(放送大学大学院教材) 宮下 志朗/編著, 井口 篤/編著  放送大学教育振興会 2014.3(所蔵館:中央  請求記号:/902.0/5184/2014  資料コード:7103974067)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152419902

目次 閉じる

1 プロローグ-「中世」と「ルネサンス」をさがして
  1.「キケロの信奉者」ヒエロニムス
  2.「中世」vs「ルネサンス」というキアロスクーロ(明暗法)
  3.時代区分の不可能性
2 恋愛・ジェンダー(1)-キリスト教と禁じられた愛
  1.キリスト教と中世の女性観
  2.結婚の裏表
  3.修道士と書くこと
  4.スコラ学の開花と都市文化
  5.エロイーズとの愛と「結婚」
3 恋愛・ジェンダー(2)-アーサー王物語とかなわぬ恋
  1.「愛は12世紀の発明」
  2.トリスタン物語と魂の合一
  3.ランスロと宮廷風恋愛
  4.アンドレ・ル・シャプランと「愛の法廷」
  5.『薔薇物語』と『薔薇物語』論争
  6.恋の社会性と希少性
4 恋愛・ジェンダー(3)-天使のような貴婦人から恋する女性読者まで
  1.天使のような貴婦人もしくは精神的な恋愛
  2.苦悩としての愛
  3.聖母と恋人
  4.救済と知-ベアトリーチェ
  5.ソネットと恋人-ラウラ
  6.女性の身体-恋愛詩と『デカメロン』
5 恋愛・ジェンダー(4)-シェイクスピア作品における恋愛の諸相
  1.《男の子を演じる女の子》を演じる男の子-虚構の多重性
  2.外からは見えない,秘めた恋心
  3.恋は狂気
  4.オクシモロン(oxymoron撞着語法)
  5.エリザベス朝の恋愛や結婚についての現代の誤解
6 言語・翻訳(1)-12世紀の文学とことば
  1.ラテン語から俗語へ
  2.アーサー王物語の誕生と伝播
  3.中世の「本」と「真実」
  4.饒舌と沈黙という罪-聖杯という主題
  5.中世美術の中のことば
7 言語・翻訳(2)-ダンテの新しいことばと新しい読者
  1.『神曲』の時代のことば
  2.「俗語」詩の誕生-恋愛と信仰
  3.ダンテの想定した読者のことば
  4.「高貴なる俗語」という理想のことば
  5.ダンテのことばの歴史的意味
  6.共通語と地域のことば-ダンテから現代まで
8 言語・翻訳(3)-英語を話す神:中世後期イングランドにおける聖書翻訳
  1.「天使の言葉ではない英語で」
  2.聖書翻訳論争
  3.「語順さえも神秘となる聖書」
  4.『ウィクリフ派聖書』の遺産
9 言語・翻訳(4)-シェイクスピア作品における言語の問題
  1.シェイクスピアの正典(Shakespearean Canon)
  2.本文批評(Textual Criticism)
  3.シェイクスピアの言葉
10 信仰(1)-知と愛と幸福
  1.巡礼者ダンテ
  2.恋愛詩と「救済」「知性」
11 信仰(2)-中世後期イングランドの神秘主義文学
  1.神との出会い
  2.俗語で語られる神秘主義体験
  3.「魂の判断」(discretio spirituum)
  4.中世後期イングランドにおける「文化の変貌」と「俗語神学」
  5.神秘主義体験の「民主化」
  6.「中道的生き方」(mixed life)
  7.神秘主義的体験の「台本」
12 信仰(3)-「精神の湯浴み」としての笑い
  1.『薔薇の名前』と「笑い」
  2.「機知あふれるもの(エウトラペロス)」
  3.「甘美な笑い」はどこに宿るのか-ダンテ,ペトラルカの場合
  4.メランコリーの治療としての笑い-ボッカッチョ,ラブレー
  5.「医心伝心」-「パンタグリュエル精神」で行こう
  6.笑いは,精神の湯浴みである
13 信仰(4)-16世紀の出版と「検閲」について
  1.印刷術という両刃の剣と「検閲」
  2.「檄文事件」,「納本制度」
  3.不寛容の時代へ,『禁書目録』の出現
  4.1544年の『禁書目録』を読む
  5.「特認」という避雷針
  6.「シャトーブリアンの王令」と,出版人や職人の亡命
  7.ジュネーヴの「検閲」
  8.教皇庁の『禁書目録』と「三つの指輪の話」
  9.『エセー』初版の「検閲」
14 信仰(5)-シェイクスピア作品における信仰の問題
  1.カトリック(旧教)vsプロテスタント(新教)
  2.時代の流れ
  3.シェイクスピアの信仰
  4.新プラトン主義と人文主義(ユマニスム)
  5.ストア主義(Stoicism)と快楽主義(Epicureanism)
  6.民間信仰
15 エピローグ-ユマニスムの原点とは,ユマニスムの本質とは
  1.「ユマニスム」という概念について
  2.「ユマニスム」の三つの特徴
  3.古典古代との対話,書物への愛
  4.「ユマニスム」と印刷術
  5.新たな「ユマニスム」と手職の人々