水越 伸/著 -- 放送大学教育振興会 -- 2014.3 -- 改訂版

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中央 書庫 一般図書 /361.4/6070/2014 7103973829 Digital BookShelf
2014/06/12 可能 利用可   0

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ISBN 4-595-14027-3
ISBN13桁 978-4-595-14027-3
タイトル 21世紀メディア論
タイトルカナ ニジュウイッセイキ メディアロン
著者名 水越 伸 /著
著者名典拠番号

110001889150000

版表示 改訂版
出版地 東京,[東京]
出版者 放送大学教育振興会,[NHK出版(発売)]
出版者カナ ホウソウ ダイガク キョウイク シンコウカイ
出版年 2014.3
ページ数 296p
大きさ 21cm
シリーズ名 放送大学大学院教材
シリーズ名のルビ等 ホウソウ ダイガク ダイガクイン キョウザイ
シリーズ名2 放送大学大学院文化科学研究科
シリーズ名読み2 ホウソウ ダイガク ダイガクイン ブンカ カガク ケンキュウカ
シリーズ名3 情報学プログラム
シリーズ名読み3 ジョウホウガク プログラム
価格 ¥3300
内容紹介 メディアの歴史や理論を踏まえ、現在進行形で展開する21世紀メディア社会の相貌をとらえる。また、メディアの可能性と課題に対して、いかに取り組むかを具体的に検討する。
一般件名 マスメディア-ndlsh-00567519
一般件名カナ マス メディア-00567519
一般件名 マス・メディア
一般件名カナ マス メディア
一般件名典拠番号

510239800000000

分類:都立NDC10版 361.453
資料情報1 『21世紀メディア論』(放送大学大学院教材)改訂版 水越 伸/著  放送大学教育振興会 2014.3(所蔵館:中央  請求記号:/361.4/6070/2014  資料コード:7103973829)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152419904

目次 閉じる

1 メディア論の視座
  1.当たり前の存在,だがなにも知らない
  2.あふれかえる言説のなかで
  3.基本的な概念装置群
  4.『21世紀メディア論』のポイント
  5.本書の構成と特徴
  6.本書のスタイル
2 19世紀の電気情報化爆発
  1.電気の可能的様態
  2.メディアの社会的様態と電気情報化爆発
  3.可能的様態から制度化へ
  4.情報技術とメディア
3 20世紀型メディアの生成
  1.無線想像力の胎動
  2.大衆消費社会とラジオ放送
  3.テレビジョンという夢
  4.テレビジョンの可能的様態
  5.ソシオ・メディア論の歴史的補助線
4 20世紀型メディアの確立
  1.マスメディアの「55年体制」
  2.新聞:戦時の言論統制と戦後の産業的繁栄
  3.テレビ:ナショナル・ネットワークの確立
  4.マスメディアが造成した国民メディア文化
  5.日本の20世紀型メディアの特性
5 21世紀デジタル情報化の混沌
  1.パソコン通信からインターネットへ
  2.移動体通信からケータイへ
  3.デジタル情報化の豊饒と混沌
  4.情報技術とメディアの相関
  5.メディア論的な問題群
6 メディア論の系譜Ⅰ
  1.「群衆」・「公衆」・「大衆」
  2.戦争宣伝,ラジオとマスコミュニケーション研究
  3.マスコミュニケーション研究への対抗力
  4.トロント学派のメディア論
  5.カルチュラル・スタディーズ
7 メディア論の系譜Ⅱ
  1.「系譜」の発明と必要性
  2.メディア論の21世紀的課題
  3.媒の形態学からデザイン論へ
  4.メディア論の困難を超えるために
8 メディアの生態系をデザインする
  1.批判的メディア実践の構図
  2.円環的な営みとしてのWS
  3.ミクロ・メゾ・マクロ:批判的メディア実践のスケール
  4.ビジョンとしてのビオトープ
  5.ビオトープの特色
  6.隠喩としてのメディア・ビオトープ
  7.メディア・ビオトープの課題
9 メディア・リテラシーの覚醒
  1.メディア・リテラシーとはなにか
  2.メディア・リテラシーの布置と系譜
  3.メルプロジェクトの展開
  4.政治と技術:二つの課題
  5.新たなメディア・リテラシーのビジョン
10 メディア遊びの挑発
  1.メディア遊びとはなにか
  2.「連画」の展開
  3.自我と日常を疑うためのワークショップ
  4.メディア表現のカンブリアン爆発
  5.メディア・アートの課題
  6.メディア遊び・フリーカルチャー・オープンナレッジ
11 マスメディアと市民:対決と対話
  1.はじめに
  2.21世紀前半のマスメディア
  3.放送の課題と資本集中への道
  4.ビオトープ型の放送事業への道
  5.送り手と受け手の協働の試み
  6.マスメディアの市民的新生は可能か
12 モバイル・メディアと身体,共同体
  1.メディアとしてのケータイ研究の困難
  2.日本のケータイの現状
  3.ケータイ・ワークショップの実践
  4.ケータイ・ワークショップの類型と展開
13 グローバルな「生態系」のデザイン
  1.デザインへの畏怖と反省
  2.グローバル社会の変容
  3.日本をめぐるグローバル,リージョナルな動向
  4.トランスナショナルなネットワークは可能か
  5.d'CATCHプロジェクトの展開
  6.日本のメディア社会の展望
14 ローカルな「生態系」のデザイン
  1.産業的疲弊と文化的残像
  2.地域メディアとビオトープの可能性
  3.ローカルなメディアを育む営み
  4.持続性のある生態系のために
15 21世紀メディア社会をどう生きるか
  1.全体のふり返り
  2.語り残したこと:制度的思考と政治経済性
  3.日常における批判的メディア実践のすすめ
  4.日本の特性と課題
  5.国際化,グローバル化の進め方