長谷川 晃/編 -- 信山社出版 -- 2014.2 -- 第2版

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
多摩 青少年エリア 青少年図書 /321.1/5110/2014 7103750396 Digital BookShelf
2014/05/01 可能 協力貸出中 2024/05/16 1
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ISBN 4-7972-2349-1
ISBN13桁 978-4-7972-2349-1
タイトル ブリッジブック法哲学
タイトルカナ ブリッジ ブック ホウテツガク
著者名 長谷川 晃 /編, 角田 猛之 /編
著者名典拠番号

110001509440000 , 110002739800000

版表示 第2版
出版地 東京
出版者 信山社出版
出版者カナ シンザンシャ シュッパン
出版年 2014.2
ページ数 10, 278, 19p
大きさ 19cm
シリーズ名 ブリッジブックシリーズ
シリーズ名のルビ等 ブリッジ ブック シリーズ
価格 ¥2300
内容紹介 本格的教科書を読むための初学者向け導入テキスト。広大な法哲学の中からキー概念を厳選し、根拠に遡り、法哲学の基本的な考え方を伝える。
一般件名 法哲学-ndlsh-00563557
一般件名カナ ホウテツガク-00563557
一般件名 法哲学
一般件名カナ ホウテツガク
一般件名典拠番号

511389200000000

分類:都立NDC10版 321.1
資料情報1 『ブリッジブック法哲学』(ブリッジブックシリーズ)第2版 長谷川 晃/編, 角田 猛之/編  信山社出版 2014.2(所蔵館:多摩  請求記号:/321.1/5110/2014  資料コード:7103750396)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152427782

目次 閉じる

はじめに 《法を哲学する》とは?
  身近なことで考えてみよう
  法がなければ?
  社会あるところ争いあり,争いあるところ法あり
  ところかわれば法かわる,ときがかわれば法もかわる
  《法を哲学する》とはどういうことだろう?
第1講義 ひとはどこまで法に拘束されるのか
  いろいろなパースペクティブから法を考えてみよう
  法と法以外の社会的ルール
  よく守られる法・あまり守られない法
  「法と象徴」問題
  タテマエ・ホンネの使い分け
  強制して法に従わせることの意味は?
第2講義 日本の法理論はどこから来たのか
  それは明治の訪れとともにはじまった
  法典整備を支えた法理論
  大日本帝国憲法体制の下で法理論はどう展開したのだろうか
  敗戦は日本の法理論をどう変えただろうか
  社会の成長と法理論の成長
  日本の法理論の《複層的》性格
第3講義 西洋の法理論,法思想を形づくるもの
  西洋法へのアプローチ
  法と文化
  西洋法文化の源流のひとつとしてのキリスト教(1)
  西洋法文化の源流のひとつとしてのキリスト教(2)
  自然法論・法実証主義
  西洋法の新たな展開
第4講義 法はどのように解釈・適用されているか
  法的思考の中心は判決三段論法である
  判決三段論法は裁判でどのように用いられているか
  裁判官は自動販売機のようなものか
  法律家は法典をどのように読んでいるか
  判決三段論法は何の役に立つのか
  法律学は実務にどのように貢献するのか
第5講義 法的思考はどこまで信頼できるのか
  難事件とは何か
  なぜ司法裁量があると言いたくなるのか
  難事件では司法裁量を行使しているという考え方もある
  難事件でも司法裁量はないという考えも有力である
  法的思考は客観性や合理性を持ちうるだろうか
  今後の議論はどうなるだろうか
第6講義 個人の権利を守ろう
  「権利がある」とはどういうことか
  選択説vs.利益説
  「切り札としての権利」?
  自由な社会と個人主義への動きはとまらない
  男女はそれぞれ個人として考えるべきか
  権利は万能ではないが…
第7講義 《個人を超えたもの》の存在意義はどこにあるのか
  「人はひとりでは生きていけない」
  個人の権利や自由だけでは何が足りないのか
  《個人を超えたもの》は,個人の自由の基盤となりうる
  人は《個人を超えたもの》に手を加えることができる
  《個人を超えたもの》と個人
第8講義 正義は問われつづけている
  なぜ「正義」が問われつづけるのか?
  正義と法との連続的関係
  正義とは何か
  現代正義論の論客たち
  正義論は万能か
  正義論争に決着はつくか
第9講義 臓器はいかに分配されるべきか
  臓器移植の現状
  臓器売買のどこが悪いのか?
  臓器は社会的分配の対象か?
  分配と売買と贈与はどこが違うのか?
  正義が問われる場合は尽きない
第10講義 科学技術の発展に法はどう向き合うべきか
  クローン羊ドリーの衝撃
  クローン人間のどこが問題か
  体外受精の実現はいかなる可能性を開いたか
  ヒトゲノムの解析と胚選択がもたらすもの
  私たちは「神を演じる」べきか
  バイオテクノロジーの進歩は人間本性をどう変えていくのか
  私たちは《生殖の自由》をどう位置づけるべきか
第11講義 「近代法」の地平を超えて
  近代のどこが問題なのか
  法は政策の手段か
  「近代法」は誰かを排除する
  「権利」で救済されない人やことがら
  法の密猟
  法をどう捉えるか
第12講義 法を形づくるのは私たち
  法への問い
  何が法であるかは定義の問題なのだろうか
  法に含まれるもの
  法への問いはどのようにして立てられるのか
  純粋な法の世界と経験的な法の世界
  「内的視点」から見えるもの(1)
  「内的視点」から見えるもの(2)
  法と価値,政治,歴史,そして文化は連動している
おわりに 《法を哲学する》ために
  法哲学は愉しく,深い
  各講義相互のつながりを考えてみよう
  他者との対話から学ぶ