塩原 佳典/著 -- 京都大学学術出版会 -- 2014.3 --

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中央 3階A 一般図書 /210.58/5315/2014 7103787402 配架図 Digital BookShelf
2014/04/30 可能 利用可   0
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ISBN 4-87698-481-7
ISBN13桁 978-4-87698-481-7
タイトル 名望家と<開化>の時代
タイトルカナ メイボウカ ト カイカ ノ ジダイ
タイトル関連情報 地域秩序の再編と学校教育
タイトル関連情報読み チイキ チツジョ ノ サイヘン ト ガッコウ キョウイク
著者名 塩原 佳典 /著
著者名典拠番号

110006589350000

出版地 京都
出版者 京都大学学術出版会
出版者カナ キョウト ダイガク ガクジュツ シュッパンカイ
出版年 2014.3
ページ数 8, 366p
大きさ 22cm
シリーズ名 プリミエ・コレクション
シリーズ名のルビ等 プリミエ コレクション
シリーズ番号 42
シリーズ番号読み 42
価格 ¥4200
内容紹介 幕末維新の時代、近代化への強い圧力を正面から受け止め、新しい地域秩序の構築に努めた名望家たち。近代日本を支える知識・情報・技芸を掌握し育成すべく悪戦苦闘した人々の企てを、信州を舞台に生き生きと描く。
一般件名 地域社会-日本-歴史-明治時代-001135316-ndlsh,近代化-ndlsh-00565810,日本-教育-歴史-明治時代-ndlsh-00568268
一般件名カナ チイキ シャカイ-ニホン-レキシ-メイジ ジダイ-001135316,キンダイカ-00565810,ニホン-キョウイク-レキシ-メイジジダイ-00568268
一般件名 日本-歴史-幕末期 , 日本-歴史-明治時代 , 地域社会
一般件名カナ ニホン-レキシ-バクマツキ,ニホン-レキシ-メイジ ジダイ,チイキ シャカイ
一般件名典拠番号

520103814630000 , 520103813960000 , 510458300000000

一般件名 長野県
一般件名カナ ナガノケン
一般件名典拠番号 520401800000000
分類:都立NDC10版 210.58
資料情報1 『名望家と<開化>の時代 地域秩序の再編と学校教育』(プリミエ・コレクション 42) 塩原 佳典/著  京都大学学術出版会 2014.3(所蔵館:中央  請求記号:/210.58/5315/2014  資料コード:7103787402)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152431878

目次 閉じる

序章
  一 「開化」の時代とそこに生きた人びとを総体として把握する
  二 「開化」の時代を生きた主体
  三 地域の媒介者と学校教育
  四 「開化」の「先進」地に生きた三人の名望家-対象とする地域・人びと-
  五 本書の構成
第一章 近世後期の地域秩序と媒介する役割-「由緒」の継承-
  一 村役人としての「心構え」とその行使
  二 松本藩大町組における栗林家の位置
  三 大町年寄仲間の形成とその変遷
  四 由緒の実践-村落運営へのかかわり-
  五 維新変革への見通し
第二章 地域秩序の動揺と「開化」のきざし-府藩県三治制期の松本藩-
  一 「変革を生き延びた主体」に迫る-新設議事機関における「公論」-
  二 議事局の開設と議事局出役の選出-地域秩序再編の萌芽-
  三 維新期松本藩の社会状況
  四 議事下局における「公論」の特質
  五 「保守的改革」に垣間見える“したたかさ”-筑摩県体制へ-
第三章 「開化」の担い手の生成過程-「開化」へと連なる複数の道筋-
  一 「開化」への向き合い方を規定したもの
  二 筑摩県における「開化」事業とその担い手-近世からの連続/非連続-
  三 学校教育をめぐる名望家たちの重層性
  四 「開化」の主導権をめぐる補完と競争
第四章 相互連関する「開化」の諸事業-学校・新聞・博覧会-
  一 「開化」の広がりから近代学校をとらえ直す
  二 筑摩県における学校・新聞・博覧会の展開
  三 学校・新聞・博覧会の担い手と活動実態
  四 諸事業を兼担する学事担当者たち
  五 複合的な「開化」と近代学校の空間的析出
第五章 地方博覧会に見る「開化」の特質-古器物・芝居・市場-
  一 「開化」の象徴としての博覧会
  二 筑摩県下博覧会と博覧会世話掛
  三 「古器物」を展示するということ
  四 地域社会と博覧会
  五 「開化」への誘導と村落運営
第六章 明治一〇年代における近代学校の模索-名望家層と民権派教員-
  一 「開化」の浸透と学校教育の構想
  二 「学制」期の担い手たち
  三 「教育令」期の担い手たち
  四 名望家たちが目指した「開化」と近代教育政策との懸隔
第七章 民権思想の媒介者たち-松沢求策と地域社会-
  一 民権運動における地域秩序再編の可能性
  二 奨匡社が胚胎していたふたつの志向性
  三 松沢求策による民権思想の受容
  四 民権家たちによる義民伝承の語り直し
  五 松沢求策に見る「媒介」の変質-政治運動への特化と地域社会からの乖離-
終章 名望家たちが目指した地域秩序とその行方
  一 「開化」の展開と名望家たちの媒介する営み-議論の再整理-
  二 地域秩序の再編過程と学校教育の歴史的輪郭