位田 将司/著 -- 明治書院 -- 2014.4 --

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中央 3階C 一般図書 /910.26/ヨ12/613 7103807677 配架図 Digital BookShelf
2014/05/02 可能 利用可   0
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ISBN 4-625-45404-2
ISBN13桁 978-4-625-45404-2
タイトル 「感覚」と「存在」
タイトルカナ カンカク ト ソンザイ
タイトル関連情報 横光利一をめぐる「根拠」への問い
タイトル関連情報読み ヨコミツ リイチ オ メグル コンキョ エノ トイ
著者名 位田 将司 /著
著者名典拠番号

110005461040000

出版地 東京
出版者 明治書院
出版者カナ メイジ ショイン
出版年 2014.4
ページ数 8, 325p
大きさ 22cm
価格 ¥6000
内容紹介 「新感覚派」の旗手から「文学の神様」へ、そして敗戦後は「文学者の戦争責任」を問われた横光利一。毀誉褒貶の激しい横光の「文学史」に一貫して内在する、「認識論」と「存在論」との理論的な葛藤に迫る。
個人件名 横光, 利一,(1898-1947)(00096093)(ndlsh)
個人件名カナ ヨコミツ, リイチ,(1898-1947)(00096093)
個人件名 横光 利一
個人件名カナ ヨコミツ リイチ
個人件名典拠番号 110001064510000
個人件名 横光 利一
個人件名カナ ヨコミツ リイチ
個人件名典拠番号 110001064510000
分類:都立NDC10版 910.268
資料情報1 『「感覚」と「存在」 横光利一をめぐる「根拠」への問い』 位田 将司/著  明治書院 2014.4(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/ヨ12/613  資料コード:7103807677)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152435633

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序章 「根拠=ground」が揺れる
  一 「震災」と転換期
  二 「根拠=ground」が揺れる
  三 「ジャンル」が揺れる
  四 認識論的可能性
  五 存在論的可能性
  六 「余震」
第一章 横光利一における「形式主義」
  一 はじめに
  二 横光利一とマルキシズム文学の「相互関係」
  三 「個性」の分裂とその「矛盾」
  四 「個性」という形式
  五 「個性」から「自意識」へ
  六 おわりに
第二章 「日輪」の構想力と「神話」の構造
  一 はじめに
  二 「日輪」と「形式主義」
  三 「ロゴス」と「パトス」の「動力」
  四 「日輪」の歴史性
  五 「日輪」の「構想力」
  六 おわりに
第三章 『上海』における「共同の論理」
  一 はじめに
  二 「形式」への「還元」
  三 『上海』における「共同」と「個性」
  四 「上海」における「商品の物神崇拝的性質とその秘密」
  五 「上海」という「機械」
  六 おわりに
第四章 『機械』という「倫理」
  一 はじめに
  二 『機械』と同時代評
  三 『機械』の文学史(「心理」と「疎外」)
  四 「倫理」という「形式」と「力」
  五 『機械』の「理性」と「暴-力」
  六 おわりに
第五章 横光利一と『資本論』
  一 はじめに
  二 認識論の「図式」と文学の「形式」
  三 「価値形態論」と「文字について」
  四 『資本論』による『上海』と『機械』
  五 『上海』という「工場」
  六 『機械』と「工場」
  七 おわりに
第六章 「転回」
  一 はじめに
  二 「認識論」をめぐる「前衛」
  三 「認識論」との対決と「存在論的転回」
  四 「純粋小説論」の「構想力」
  五 おわりに
第七章 「純粋小説論」の「交互作用」
  一 はじめに
  二 「純粋小説論」をめぐる「否認」の痕跡を辿って
  三 「交互作用」と複数の弁証法
  四 「私小説論」(心境/社会化した私)と「純粋小説論」(純文学/通俗小説)
  五 おわりに
第八章 「純粋小説論」と「近代の超克」
  一 はじめに
  二 「四人称」という「場所」
  三 「純粋小説論」と「国家」
  四 『近代の超克』と「純粋小説論」
  五 おわりに
第九章 『欧洲紀行』という「純文学」
  一 はじめに
  二 ヨーロッパ体験と「自意識」
  三 『欧洲紀行』という「純文学」
  四 『欧洲紀行』に内在する「詩」
  五 おわりに
第十章 『旅愁』という「通俗」
  一 はじめに
  二 「俳句」と「自意識」
  三 「ノートルダムの大寺院」と「俳句」
  四 「欅」と「立つてゐる」こと
  五 截り斃される「欅」
  六 おわりに
第十一章 『微笑』という「視差」
  一 はじめに
  二 横光利一における二項対立の「歴史」
  三 「微笑」という「視差」
  四 「微笑」という「新武器」
  五 おわりに
終章 「故郷」は「異国」である
  一 「見方」としての「故郷」
  二 「故郷」という「超越論的」な問題
  三 「意味=故郷」の刷新
  四 ヨーロッパと「故郷」
  五 「故郷」とは「異国」である