資料詳細

目次

序章 研究の目的と課題

  1.研究の背景

  2.インドの教育における「影の制度」

  3.本書で使用する用語の定義

  4.研究課題と研究枠組み

  5.調査の方法

  6.本書の構成

  7.インドの教育制度の概要

第1章 教育の普遍化政策と公教育制度の構造

  1.インドにおける教育の普遍化政策の歴史的変遷

  2.インドの公教育制度の構造

  3.デリーにおける教育の普遍化政策と公教育制度の構造

  4.まとめ

第2章 デリーの無認可学校の法的正当性

  1.デリー高等裁判所における無認可学校の統制をめぐる議論

  2.デリー私立学校協会による特別許可訴状の提出

  3.最高裁による無認可学校の法的正当性の承認

  4.最高裁判決後の政府の対応

  5.まとめ

第3章 無認可学校の組織的構造

  1.デリーの無認可学校の調査方法と「影の規則枠組み」

  2.調査対象校の概要と経営者の動機

  3.教育費・入学手続き・財源確保

  4.カリキュラム・教授言語・評価方法

  5.教員の出自と動機

  6.正規の学校との接点

  7.まとめ

第4章 保護者の学校選択と「影の制度」

  1.調査方法と調査対象の概要

  2.保護者の教育に対する見解と学校選択

  3.公教育制度と「影の制度」に対する保護者の見解

  4.無認可学校の存続・発展における保護者の役割

  5.まとめ

第5章 教育制度の正規化と「影の制度」

  1.RTE法と無認可学校の法的正当性の喪失

  2.無認可学校の統制方針とその評価

  3.教育制度の正規化と子どもの権利保障の課題

  4.まとめ

終章 「影の制度」の役割・課題・展望

  1.インドの公教育制度と「影の制度」

  2.「影の制度」の役割と課題

  3.インドの教育における「影の制度」の展望

  4.教育における「影の制度」研究の展望

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