宮寺 晃夫/著 -- 勁草書房 -- 2014.5 --

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中央 書庫 一般図書 /371.1/5056/2014 7104028023 Digital BookShelf
2014/06/24 可能 利用可   0

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ISBN 4-326-25095-0
ISBN13桁 978-4-326-25095-0
タイトル 教育の正義論
タイトルカナ キョウイク ノ セイギロン
タイトル関連情報 平等・公共性・統合
タイトル関連情報読み ビョウドウ コウキョウセイ トウゴウ
著者名 宮寺 晃夫 /著
著者名典拠番号

110002786040000

出版地 東京
出版者 勁草書房
出版者カナ ケイソウ ショボウ
出版年 2014.5
ページ数 13, 265, 21p
大きさ 22cm
価格 ¥3000
内容紹介 経済の成長路線に抗して、教育の制度設計をいかに進めるか。正義の原理に遡って問い直す。「平等主義の政策課題」「教育にとって公共性とは何か」「言語・規則・共同体」など、2006~2013年の間に書かれた文章を収録。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p12~21
一般件名 教育哲学-ndlsh-00567174,正義-ndlsh-00570295
一般件名カナ キョウイクテツガク-00567174,セイギ-00570295
一般件名 教育哲学 , 正義 , 平等
一般件名カナ キョウイク テツガク,セイギ,ビョウドウ
一般件名典拠番号

510665400000000 , 510469100000000 , 511366700000000

分類:都立NDC10版 371.1
資料情報1 『教育の正義論 平等・公共性・統合』 宮寺 晃夫/著  勁草書房 2014.5(所蔵館:中央  請求記号:/371.1/5056/2014  資料コード:7104028023)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152455487

目次 閉じる

序章 「教育の正義」を問う意義
  はじめに
  1 教育基本法と原理的考察の必要
  2 立憲主義下の教育運営
  3 「正義の原理」の適用
  おわりに
Ⅰ部 平等と教育
第一章 平等主義の政策課題
  (1)努力の規定要因は何か
  1 跋扈する格差肯定論と「再チャレンジ」
  2 努力の諦め
  3 アナリティカル・マルクス主義とその批判
  4 環境要因と選択意思
  5 平等主義とリバタリアニズム
  6 誰のための平等か
  (2)能力開発への社会的連帯
  1 社会の実体
第二章 「学習社会」は若者にとってなぜ息苦しいのか
  はじめに
  1 学習における機能主義と意図主義
  2 「学習社会」の理念とその問題
  3 学習と職業・雇用
  4 学習と不平等
第三章 平等主義の教育政策を擁護する
  1 「分配」から「成長」へ
  2 「社会的」資源
  3 「教育の分配論」
  4 平等主義の政策
Ⅱ部 公共性と教育
第四章 教育にとって公共性とは何か
  はじめに
  1 「共同性」と「公共性」
  2 教育資源の供給と運営
  3 公共性への関心
  4 市民的公共性
  5 公共性論の原型
  6 公共財としての教育
第五章 公立学校擁護論をどのように築くか
  はじめに
  1 教育への公費支出
  2 教育の供給方式
  3 教育の公正
  4 外部効果論の限界
  5 公立学校の「公共性」
  6 公立学校の正当化
  7 公立学校擁護論のジレンマ
  8 共通教育の担い手と「統合」
第六章 自由を/自由に育てる
  はじめに
  1 「リベラル・エデュケーション」の二価性
  2 憲法的権利としての「育てる自由」
  3 「教育の私事化」要求と正当化
  4 ホーム・スクール論争の帰趨
  5 自由をめぐる政治と教育
付論 なぜよその子の教育を支えなければならないのか
  1 社会的な連帯
  2 正当化
  3 公共性と私事化
  4 「教育の公共性」論の課題
Ⅲ部 統合と教育
第七章 「正義」と統合学校の正当化
  はじめに
  1 機会平等と統合学校
  2 教育機会の保障と正義の二義性
  3 『コールマン報告』と統合学校
  4 離脱と自己正当化
  むすびに
第八章 政治と教育は「差別」にどのように向き合ってきたか
  はじめに
  1 「差別」の意味
  2 リトルロックと進歩主義教育批判
  3 「統合教育」の正当化可能性
  4 教育の正当化
第九章 将来世代の教育になぜ無関心でいられないのか
  はじめに
  1 「社会的なもの」としての教育
  2 世代間の教育
  3 持続可能性
  4 ジョン・ロールズと「正義の貯蓄原理」
  5 ロバート・ノージックと「ロックの但し書き」
  6 公正性の原理
終章 言語・規則・共同体
  はじめに
  1 事実と言語
  2 言語哲学は社会哲学に何を語ってきたか
  3 教育的判断の類型