林 怡萱/著 -- 立教大学出版会 -- 2014.3 --

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中央 書庫 一般図書 /699.2/5135/2014 7104130214 Digital BookShelf
2014/08/19 可能 利用可   0
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ISBN 4-901988-25-4
ISBN13桁 978-4-901988-25-4
タイトル 台湾のエスニシティとメディア
タイトルカナ タイワン ノ エスニシティ ト メディア
タイトル関連情報 統合の受容と拒絶のポリティクス
タイトル関連情報読み トウゴウ ノ ジュヨウ ト キョゼツ ノ ポリティクス
著者名 林 怡萱 /著
著者名典拠番号

110006195950000

出版地 東京,東京
出版者 立教大学出版会,有斐閣(発売)
出版者カナ リッキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2014.3
ページ数 10, 326p
大きさ 22cm
価格 ¥3800
内容紹介 台湾のエスニック・メディアの成立過程を丹念にたどり、放送メディアにおけるエスニシティとナショナリズムの相克矛盾を究明。エスニック・メディアがマルチ・エスニック公共圏を維持するメディアとなるに必要な条件を探る。
書誌・年譜・年表 文献:p287~309
一般件名 多文化主義-台湾-001173059-ndlsh,マスメディア-ndlsh-00567519
一般件名カナ タブンカ シュギ-タイワン-001173059,マス メディア-00567519
一般件名 民族問題-台湾 , マス・メディア
一般件名カナ ミンゾク モンダイ-タイワン,マス メディア
一般件名典拠番号

511411020420000 , 510239800000000

一般件名 放送,台湾
一般件名カナ ホウソウ,タイワン
分類:都立NDC10版 699.224
資料情報1 『台湾のエスニシティとメディア 統合の受容と拒絶のポリティクス』 林 怡萱/著  立教大学出版会 2014.3(所蔵館:中央  請求記号:/699.2/5135/2014  資料コード:7104130214)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152461225

目次 閉じる

序章 なぜ,台湾のエスニック・メディアか
  第1節 放送制度における多文化主義実現への懐疑
  第2節 多文化主義における差異の承認と社会的統合
  第3節 研究対象としての台湾社会と台湾のエスニック放送
  第4節 アンビバレントな存在としてのエスニック・メディア
  第5節 本書の問題設定
  第6節 研究方法
  第7節 本書の構成
第1章 「多重民族・エスニック社会」の歴史的形成と葛藤
  第1節 「多重民族・エスニック社会」の条件
  第2節 原住民族の存在とそのマイノリティとしての位置
  第3節 「本省人」カテゴリー-閩南人と客家人
  第4節 「外省人」というエスニック集団とその形成
  第5節 「四大族群」概念の社会的定着とその意味
第2章 言語政策を展開する政府vs.多文化政策を求める社会運動
  第1節 周縁的位置に立たされた客家人と原住民族-それぞれの社会運動
  第2節 学校教育とメディア政策における国語政策
  第3節 放送と教育における「国語政策」の帰結
  第4節 客家社会運動-文化と言語の承認および可視化を求めて
  第5節 原住民族社会運動-土地と自治をめぐる闘争
  第6節 社会運動への応答としての多文化主義政策
  第7節 多層的かつ多義的なアイデンティティの形成
第3章 台湾のメディア政策と放送制度
  第1節 台湾における放送メディアと制度的矛盾
  第2節 政治的民主化と放送メディアの自由化
  第3節 放送メディアにおける言語政策の変遷
  第4節 放送環境の歪みと市民社会の声の登場
  第5節 2003年以降のおもな放送制度改革の動き
  第6節 「周縁のなかの周縁」に置かれてきたエスニック集団とエスニック放送
第4章 非合法メディアからの出発
  第1節 エスニック・ラジオをとおしての「ふるさとの言葉」の復権
  第2節 宝島客家ラジオの立ち上げと合法化への紆余曲折
  第3節 非合法から合法への転換と財源の確立
  第4節 合法化後の方向転換がもたらした理想と現実のジレンマ
  第5節 エスニック公共圏の変容と番組内容の変化
  第6節 宝島客家ラジオの歴史が示唆するエスニック・メディアの課題
第5章 国家の統合イデオロギーに対する受容と拒否
  第1節 多文化主義政策の一環としてのエスニック・メディア
  第2節 客家テレビの設立に関連する政府政策
  第3節 原住民族テレビの設立に関連する政府政策
  第4節 開設初期段階における両局の組織体質
  第5節 公共テレビによる両局の受託経営
  第6節 エスニック・メディアの人材養成と雇用形態の問題
  第7節 両局におけるジャーナリズムの脆弱性と可能性
  第8節 エスニック・メディアによる社会統合とジレンマ
  第9節 エスニック・メディアの今後の行方
終章 エスニック・メディアは誰のため,何のために
  第1節 本書の問題設定に立ち返って
  第2節 核心問題-放送制度におけるエスニシティの居場所
  第3節 将来への展望-「交渉的ポジションのストラテジー」の再確認と構築