森下 徹/著 -- 吉川弘文館 -- 2014.8 --

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中央 2F 一般図書 /366.0/5280/2014 7104273600 配架図 Digital BookShelf
2014/08/05 可能 利用可   0
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ISBN 4-642-03465-4
ISBN13桁 978-4-642-03465-4
タイトル 近世都市の労働社会
タイトルカナ キンセイ トシ ノ ロウドウ シャカイ
著者名 森下 徹 /著
著者名典拠番号

110002428390000

出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2014.8
ページ数 9, 326, 9p
大きさ 22cm
価格 ¥11500
内容紹介 身分的周縁という方法的視座から、近世の大坂や京都、萩・尾道・対馬・盛岡などにみえる日用・仲仕や種々の技能労働を分析。各地における個性的な姿を描き出し、地域の構成要素としての労働社会の実像を浮き彫りにする。
一般件名 労働者-日本-歴史-江戸時代-001178094-ndlsh
一般件名カナ ロウドウシャ-ニホン-レキシ-エド ジダイ-001178094
一般件名 労働-歴史 , 日本-歴史-近世
一般件名カナ ロウドウ-レキシ,ニホン-レキシ-キンセイ
一般件名典拠番号

511481110020000 , 520103814070000

分類:都立NDC10版 366.021
資料情報1 『近世都市の労働社会』 森下 徹/著  吉川弘文館 2014.8(所蔵館:中央  請求記号:/366.0/5280/2014  資料コード:7104273600)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152482935

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序章 近世労働史研究の分析視角
  一 方法としての身分的周縁
  二 都市史研究と日用論
  三 本書の構成
Ⅰ 縁のネットワーク
第一章 萩藩の武家奉公人と「日用」層
  はじめに
  一 地位の株化と集団
  二 利権化と組織の変容
  三 「日用」層と斡旋業者
  おわりに
第二章 対馬の抱下し者と乞食=勧進層
  はじめに
  一 抱下し者の性格
  二 抱下し者の供給源
  三 需要地としての対馬
  四 抱下し者の終焉
  おわりに
補論一 大坂町触にみる抱下し者
  一 人勾引禁止の町触
  二 留守居への伝達
  三 管理体制の強化
  四 大坂の都市問題と西国諸藩
補論二 塚田孝『近世大坂の非人と身分的周縁』を読んで
  一 地域史としての大坂都市史研究
  二 大坂の非人集団の解明
  三 「日用」層の展開過程との相似性
  四 萩藩からみる役人村との皮革出入
Ⅱ 仲仕仲間
第一章 萩藩蔵屋敷と大坂市中
  はじめに
  一 蔵屋敷の空間構造
  二 二重構造のもとでの社会関係
  おわりに
第二章 蔵仲仕と米出し仲仕
  はじめに
  一 蔵仲仕の二重組織
  二 蔵仲仕の利権
  三 刺米復活の背景
  おわりに
第三章 大坂の浜仲仕と仲間
  はじめに
  一 明治初年の仲仕組合
  二 近世における浜仲間の性格
  三 浜仲間の変質
  四 べか車の流行と仲仕
  おわりに
第四章 尾道の中背と仲間
  はじめに
  一 問屋会所による統制
  二 中背への鑑札交付
  三 中背仲間の成熟
  四 中背仲間の変質
  おわりに
Ⅲ 技能労働の結合
第一章 周防徳山藩領における綿打の結合
  はじめに
  一 藩専売と綿屋の成長
  二 綿打頭取と綿屋との対立
  三 綿打の結合
  おわりに
補論 徳山藩領在町の社会構造
  はじめに
  一 徳山領内の人口推移
  二 西方の町方-平野町
  三 西方の町方-富田古市町
  四 流入する人口
  おわりに
第二章 京都の左官仲間と手伝
  はじめに
  一 太子講への結集
  二 触頭による編成
  三 手伝との競合
  四 年番仲間への移行
  五 年番仲間の共同性
  おわりに
第三章 盛岡藩石垣師の江戸稽古
  はじめに
  一 特権的地位の獲得
  二 石垣普請の請負
  三 さまざまな普請の請負
  四 江戸への稽古登り
  おわりに
終章 地域のなかの労働社会
  一 縁のネットワーク
  二 所有対象の獲得と仲間形成
  三 技能労働に基づく結合
  四 地域の構成要素としての労働社会