資料詳細

目次

序章 問題設定

  1.問題の所在

  2.本書の構成

第Ⅰ部 「主体」と「他者」

第1章 ジェンダー理論における「主体」の問題化

  1.はじめに

  2.ジェンダー概念の展開

  3.バトラーの「主体」観

  4.バトラーにおける「規範」の「脱構築」

  5.おわりに

第2章 ふたつの「他者性」

  1.はじめに

  2.主体構築のパフォーマティヴィティ

  3.「(非)主体」と「批判的脱主体化」

  4.主体と社会のパフォーマティヴィティ

  5.おわりに

第Ⅱ部 「(非)主体」と「社会空間」

第3章 異性愛主義の物質性

  1.はじめに

  2.「(非)主体」としての「同性愛者」

  3.バトラー/フレイザー論争

  4.公私二元論と異性愛主義

  5.おわりに

第4章 マルクス主義フェミニズム理論の再構成

  1.はじめに

  2.マルクス主義フェミニズムの理論構成

  3.公私二元論と性的主体化

  4.「物質的基盤」再考

  5.おわりに

第Ⅲ部 「批判的脱主体化」と「未来」

第5章 「パフォーマティヴィティ」の「時間性」

  1.はじめに

  2.「形式主義」と「歴史主義」

  3.言語行為の歴史性

  4.「パフォーマティヴィティ」における「歴史」と「構造」

  5.おわりに

第6章 公私二元論の再検討

  1.はじめに

  2.フェミニズムとリベラリズムのあいだ

  3.「イマジナリーな領域」概念の再構成

  4.DV政策と公私の再編

  5.おわりに

終章 要約と結論

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