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目次

序章 古代東国の調庸と農民

  一 「調庸の民」

  二 坂東の調庸の特色

  三 調庸織物の生産

  四 調庸制の成立

第Ⅰ部 房総の調庸

第一章 東鰒と隠岐鰒

  一 安房国の調と東鰒

  二 東鰒と隠岐鰒

  三 大伴部と阿曇部

  四 安房神社と大膳職の御食津神

第二章 上総の望陀布と美濃【アシギヌ】

  一 美濃【アシギヌ】と望陀布の特長

  二 大嘗祭と美濃【アシギヌ】・望陀布

  三 遣唐使の朝貢品

第Ⅱ部 蝦夷問題

第一章 房総の俘囚の反乱

  一 俘囚の配流

  二 蝦夷戦争と俘囚

  三 俘囚の生活

  四 俘囚の反乱

  五 下総の俘囚伝承

第二章 律令国家と辺要

  一 律令制下の辺要国

  二 辺要国の班田問題

  三 「薩摩国正税帳」の検討

第三章 最澄・徳一論争と蝦夷問題

  一 大慈寺と最澄

  二 最澄と徳一の論争

  三 最澄と東国民衆

  四 蝦夷戦争と神社・仏教

  五 最澄の徳一観

  六 円仁の布教と「北轅者」の意味

第Ⅲ部 尾張国解文

第一章 尾張国郡司百姓等解文

  一 京に向かう担夫

  二 百姓逃散

  三 国司と勧農

第二章 尾張国解文の租税と田制

  一 正税出挙の加徴(第一条・第四条)

  二 租税田と地子田(第二条)

  三 租穀官法の加徴(第三条)

  四 租税に関する総括(第五条)

第三章 尾張国解文の調庸と交易

  一 第五条の郡司百姓の訴えの主旨

  二 調絹の交易(第六条)

  三 交易と減直(第七条)

  四 正税帳に記載された絹布(第八条)

  五 尾張国の調絹の総量(第九条)

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