水口 幹記/著 -- 塙書房 -- 2014.10 --

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中央 3階A 一般図書 /210.30/5710/2014 7104664004 配架図 Digital BookShelf
2014/10/27 可能 利用可   0
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ISBN 4-8273-1269-0
ISBN13桁 978-4-8273-1269-0
タイトル 古代日本と中国文化 受容と選択
タイトルカナ コダイ ニホン ト チュウゴク ブンカ ジュヨウ ト センタク
著者名 水口 幹記 /著
著者名典拠番号

110004498070000

出版地 東京
出版者 塙書房
出版者カナ ハナワ ショボウ
出版年 2014.10
ページ数 10, 417, 18p
大きさ 22cm
価格 ¥12500
内容紹介 中国思想・文献が日本に与えた影響などを論じるほか、日本古代の時間意識と音、発音、視覚等について考察し、歴史学研究・文学研究の手法を用いて、日本の古代を中心とした中国文化の受容や選択の問題を解明する
一般件名 日本-文化-歴史-古代-ndlsh-00568175,日本-外国関係-中国-歴史-古代-ndlsh-00568217
一般件名カナ ニホン-ブンカ-レキシ-コダイ-00568175,ニホン-ガイコクカンケイ-チュウゴク-レキシ-コダイ-00568217
一般件名 日本-歴史-古代 , 日本-対外関係-中国-歴史 , 中国思想 , 漢籍-歴史
一般件名カナ ニホン-レキシ-コダイ,ニホン-タイガイ カンケイ-チュウゴク-レキシ,チュウゴク シソウ,カンセキ-レキシ
一般件名典拠番号

520103814270000 , 520103812660000 , 511157800000000 , 511919010010000

分類:都立NDC10版 210.3
資料情報1 『古代日本と中国文化 受容と選択』 水口 幹記/著  塙書房 2014.10(所蔵館:中央  請求記号:/210.30/5710/2014  資料コード:7104664004)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152524806

目次 閉じる

序章 日本古代における中国文化受容研究の方法試論
  一、出典研究
  二、小島憲之氏の『日本書紀』、その他の研究
  三、歴史学への援用
  四、学際的研究へむけて
<第一部 祥瑞・呪符・占術>
第一章 藤原朝臣麻呂の祥瑞関与
  はじめに
  一、麻呂の経歴
  二、麻呂の祥瑞関与
  三、麻呂の知識
  おわりに
第二章 類書『稽瑞』と祥瑞品目
  はじめに
  一、『稽瑞』の基本的紹介
  二、『稽瑞』と唐礼部式
  三、『稽瑞』と治部省式
  おわりに
第三章 類書『稽瑞』の成立年代について
  はじめに
  一、『稽瑞』とは
  二、『稽瑞』の編纂時期
  おわりに
第四章 僧円能作成の厭符について
  一、寛弘六年の呪咀
  二、僧円能の罪と「符書」
  三、「厭符」と「厭物」
  四、日本古代の呪符(一)
  五、日本古代の呪符(二)
  六、僧円能作成の「厭符」
第五章 日本呪符の系譜
  はじめに
  一、『天地瑞祥志』の呪符と僧円能作成の厭符
  二、近世のまじない書・大雑書に載る呪符
  三、道蔵・日用類書と日本の呪符
  四、『瑞祥志』所載呪符と朝鮮半島の呪符
  おわりに
第六章 日本古典文学にみる情報交流の方法
  はじめに
  一、情報交流(情報伝達)の条件
  二、物忌と物忌札
  三、『今昔物語集』にみえる「物忌ノ札」
  おわりに
第七章 「風角」(風占)と風をめぐる日中の相異
  はじめに
  一、中国「風角書」の変遷
  二、中国史書にみられる風角の実例
  三、日本における風角の不受容
  おわりに
<第二部 時間・音・感性>
第一章 <雲を見る>こと
  はじめに
  一、『万葉集』の「雲」
  二、「白雲」について
  三、「雲」と山との関係
  四、記紀の「雲」
  おわりに
第二章 日本古代における時間をめぐる二つの文化圏
  はじめに
  一、「鼓鐘音文化圏」の形成
  二、時間記載と時間報知
  三、「鐘音文化圏」の形成
  おわりに
第三章 景戒の時間意識と叙述の選択
  一、問題の所在
  二、時間をめぐる二つの文化圏
  三、『日本霊異記』の六時表現
  四、『日本霊異記』の辰刻表現
  五、叙述の選択
第四章 大津皇子詩と陳後主詩
  はじめに
  一、『浄名玄論略述』所引の詩
  二、唐代の時刻制度と鼓
  三、陳代の時刻制度と鼓
  おわりに
第五章 奈良時代の言語政策
  はじめに
  一、<漢音>と<漢語>
  二、音博士袁晋卿の能力
  おわりに
第六章 非唐人音博士の誕生
  はじめに
  一、儒学における音韻の問題
  二、仏教における音韻の問題
  おわりに
第七章 奈良時代の『日本書紀』読書
  はじめに
  一、養老講書と養老私記
  二、奈良時代における『日本書紀』利用
  三、律令講書の方法
  四、養老講書の方法
  おわりに
第八章 弘仁の日本書紀講書と文章経国思想
  はじめに
  一、弘仁講書に関する記事
  二、弘仁講書をめぐる論点と先行研究
  三、『高橋氏文』と『古語拾遺』
  四、弘仁講書と『古事記』
  五、弘仁講書と文章経国思想
  六、弘仁講書の目的
  おわりに
終章 東アジアにおける書籍と文化の交流をめぐって
  はじめに
  一、<ブックロード>概念
  二、王勇説にみる揺れ・問題点
  三、<シルクロード>をめぐる研究の現況
  四、<ブックロード>を提唱する意図
  五、<ブックロード>の特徴・利点
  おわりに