小林 千枝子/著 -- 学術出版会 -- 2014.9 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /372.1/5501/2014 7104979970 配架図 Digital BookShelf
2014/12/23 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-284-10415-9
ISBN13桁 978-4-284-10415-9
タイトル 戦後日本の地域と教育
タイトルカナ センゴ ニホン ノ チイキ ト キョウイク
タイトル関連情報 京都府奥丹後における教育実践の社会史
タイトル関連情報読み キョウトフ オクタンゴ ニ オケル キョウイク ジッセン ノ シャカイシ
著者名 小林 千枝子 /著
著者名典拠番号

110002895390000

出版地 東京,[東京]
出版者 学術出版会,日本図書センター(発売)
出版者カナ ガクジュツ シュッパンカイ
出版年 2014.9
ページ数 428p
大きさ 22cm
シリーズ名 学術叢書
シリーズ名のルビ等 ガクジュツ ソウショ
価格 ¥5600
内容紹介 京都府北部の奥丹後地域を研究フィールドとして、地域と教育のかかわりを展望。学校教師が地域の人間形成に関与する場合に限定して、その可能性や課題を考察する。
一般件名 京都府-教育-歴史-ndlsh-00632499,教育と社会-00567180-ndlsh
一般件名カナ キョウトフ-キョウイク-レキシ-00632499,キョウイクトシャカイ-00567180
一般件名 教育と社会 , 地域社会 , 日本-歴史-昭和時代(1945年以後) , 京丹後市-教育
一般件名カナ キョウイク ト シャカイ,チイキ シャカイ,ニホン-レキシ-ショウワ ジダイ(センキュウヒャクヨンジュウゴネン イゴ),キョウタンゴシ-キョウイク
一般件名典拠番号

510661800000000 , 510458300000000 , 520103813810000 , 520572610080000

一般件名 京丹後市
一般件名カナ キョウタンゴシ
一般件名典拠番号 520572600000000
分類:都立NDC10版 372.162
資料情報1 『戦後日本の地域と教育 京都府奥丹後における教育実践の社会史』(学術叢書) 小林 千枝子/著  学術出版会 2014.9(所蔵館:中央  請求記号:/372.1/5501/2014  資料コード:7104979970)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152528638

目次 閉じる

序章 「地域と教育」という問い
  1 家族と学校と地域
  2 教育にとって地域とは何か
  3 本書の課題と方法
第Ⅰ部 奥丹後の生きられた戦後史
第1章 転換期としての高度成長期
  第1節 奥丹後の地域的特色と産業構造の変化
  第2節 「僻地」の登場と離村・廃村の現実
  第3節 戯曲『雪崩』の世界
  資料 下戸明夫日記に描かれた一九六三年豪雪の実態
第2章 丹後機業の実際
  第1節 資金調達に苦労した先染め機屋の先達
  第2節 丹後ちりめん闘争を担った女性たち
  第3節 夫婦でともに歩む
  第4節 まとめ
第3章 教師たちと子どもたちがとらえた丹後機業の実際
  第1節 教師たちがとらえた丹後機業
  第2節 丹後機業に対する教師たちの取り組み
  第3節 子どもたちが綴る丹後機業
第4章 過疎問題と青少年の進路動向
  第1節 学校統廃合と分校生活の実際
  第2節 過疎地の進路選択問題
  第3節 教師たちの苦悩-「村を解放する学力」へ-
第5章 地域住民とともに展開された教師たちの教育研究活動
  第1節 多様に注目されてきた奥丹後の教育
  第2節 戦後初期-農民・教師・労働者による文化活動の展開-
  第3節 奥丹後地方教職員組合の結成と「学力」のとらえ直し
  第4節 丹後教育研究団体連絡協議会と丹後教育研究所
  第5節 学校統合反対運動
第6章 奥丹後の到達度評価実践をめぐる論点
  第1節 奥丹後の教育実践と到達度評価
  第2節 奥丹後における到達度評価前史
  第3節 府教委提案の積極的受容
  第4節 教育実践研究の組織的展開
  第5節 実践研究五年目の反省と新たな展望
第7章 「日の丸」問題と地域住民の結束
  第1節 「日の丸」掲揚と「君が代」斉唱をめぐる問題
  第2節 民主主義の「ひろば」をつくった奥丹教組
  第3節 府教委による「丹後の教育」攻撃
  第4節 校長会の結束
第Ⅱ部 父母や教師たちの群像
第1章 峰山中学校育友会を支えた父親たち
  第1節 父母たちとの出会い
  第2節 峰山町民主教育の会と峰山町環境浄化の会
  第3節 子どもの幸せを求めた印刷業者・清水久良市
  第4節 地域とともに生きた新聞記者・山添薫
第2章 多様な教師たちの思いや生き方
  第1節 研究熱心な闘士・吉岡時夫
  第2節 峰山中学校三人衆-稲田道雄、岩崎晃、下戸明夫-
  第3節 農民、教師、そして活動家として生きた岡下宗男
  第4節 奥丹後教育の発信者・石井内海
  第5節 奥丹後初の革新派教育長・平林勇
  第6節 自治的社会教育を進めた西村弘
第3章 奥丹後の双璧
  第1節 『奥丹後の「日の丸」』に描かれた渋谷忠男と川戸利一
  第2節 渋谷忠男の生き方
  第3節 川戸利一の生き方
第4章 海の男、池井保の教育実践と生き方
  第1節 子どもたちが綴る丹後町山村の生活
  第2節 表現とその心に注目した教育実践-「夕づる」の授業-
  第3節 方角や高さを身体で習得するフィールドワークの教育実践
  第4節 過疎問題を直視したフィールドワーク実践
  第5節 海の男・池井保のその後
  資料 池井保の間人小学校における教育実践
第5章 下戸明夫の演劇活動と生き方
  第1節 演劇との出合い、そして演劇の指導へ
  第2節 青年文化運動の推進
  第3節 創作への希求-「随筆日記」を通して-
  第4節 下戸明夫の生き方と『雪崩』が投げかける問題
第6章 文化活動を陰で支えた下戸松子の苦悩と文化づくり
  第1節 働き者の丹後女性
  第2節 裕福だった少女時代
  第3節 演劇活動と下戸明夫との結婚
  第4節 夫婦共働きの生活
  第5節 文化創造と新しい自分づくりへ
第Ⅲ部 教育実践の諸相
第1章 川上小学校の「地域にねざした教育」
  第1節 住民生活実態調査運動の展開
  第2節 『地域にねざした教育』の公刊とその内容
  第3節 「老人学級」の再開と旧共同体的生活様式の再評価
  第4節 「労働教育」を中心とする学校づくり
  第5節 食育と地域の形成力への着目
第2章 川上小学校における到達度評価実践をめぐる模索
  第1節 つくられた到達度評価像のとらえ直しへ
  第2節 到達度評価の位置
  第3節 教科指導研究のとりくみ-到達目標を教職員・子ども・父母が共有する-
  第4節 「労働教育」のとらえ直し
  第5節 生活指導における子どもたちによる目標づくり
  第6節 「地域」と教育目標・評価をつなぐ筋道-到達度評価であることの必然性-
第3章 総合学習としての峰山中学校の「目標学習」
  第1節 奥丹後をリードした峰山中学校
  第2節 基本的な考え方と進め方
  第3節 憲法・教育基本法と道徳教育をつなぐ地域学習
  第4節 学校づくりとしての側面-教師集団による指導計画作成の過程-
  第5節 自分づくりとしての側面-卒業論文の検討-
  第6節 総合学習としての「目標学習」の特色
第4章 峰山中学校における到達度評価実践の展開
  第1節 到達度評価への改善の動き
  第2節 到達度評価実践の進展とその形骸化
  第3節 到達度評価への再注目と学習運動の展開
  第4節 学習集団づくりを促した方向目標
第5章 「荒れ」を克服した峰山中学校の学校づくり
  第1節 峰山中学校の校務分掌
  第2節 生徒会の指導-生活指導部の対応-
  第3節 目標学習との連動と学習運動の提案-人権委員会と学習指導部の動き-
  第4節 ホームルーム討議へ
  第5節 父母たちの批判や支援
第6章 峰山中学校育友会誌にみる父母の教育要求の変化
  第1節 峰山中学校と同校育友会の歩み
  第2節 生活力や道徳への要求-一九六七年度-
  第3節 「教育ママ」批判と「比較」への拒否-一九七〇年前後-
  第4節 教師への信頼と学力への関心-一九七〇年代半ば-
  第5節 家庭生活への関心と親子の対話の進展-一九七〇年代後半-
  第6節 自分を語る親たち-一九八〇年代前半-
  第7節 「ひろば」づくりとガラス張りの学校運営
第7章 下戸明夫日記にみる峰山中学校教師の日常
  第1節 多忙だが充実していた教師生活
  第2節 年度はじめの職員会議や委員会等
  第3節 教師たちの助け合い-不測の事態への対応-
  第4節 学務、研究会、教職員組合、政治活動の日々
  第5節 非行への対応
  第6節 教師たちの研修活動と若手教師の指導
終章 戦後日本の地域と教育