元森 絵里子/著 -- 勁草書房 -- 2014.10 --

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中央 2F 一般図書 /367.6/5540/2014 7104724612 配架図 Digital BookShelf
2014/10/31 可能 利用可   0
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ISBN 4-326-60268-1
ISBN13桁 978-4-326-60268-1
タイトル 語られない「子ども」の近代
タイトルカナ カタラレナイ コドモ ノ キンダイ
タイトル関連情報 年少者保護制度の歴史社会学
タイトル関連情報読み ネンショウシャ ホゴ セイド ノ レキシ シャカイガク
著者名 元森 絵里子 /著
著者名典拠番号

110005622830000

出版地 東京
出版者 勁草書房
出版者カナ ケイソウ ショボウ
出版年 2014.10
ページ数 12, 225, 17p
大きさ 22cm
価格 ¥3200
内容紹介 「子ども」とは何か、「大人」の境とは何か。戦前期の教育制度、少年法、工場法、未成年者飲酒禁止法、公娼制度の成立過程の議論を掘り起こし、年少者像の収斂と複層性を描き出す。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p9~17
一般件名 児童福祉-日本-歴史-1868-1945-001185061-ndlsh
一般件名カナ ジドウ フクシ-ニホン-レキシ-1868-1945-001185061
一般件名 児童-歴史
一般件名カナ ジドウ-レキシ
一般件名典拠番号

510876610070000

分類:都立NDC10版 367.61
資料情報1 『語られない「子ども」の近代 年少者保護制度の歴史社会学』 元森 絵里子/著  勁草書房 2014.10(所蔵館:中央  請求記号:/367.6/5540/2014  資料コード:7104724612)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152531591

目次 閉じる

序章 「子ども」の近代を問い直す
  1 「子ども」の近代は一枚岩か
  2 「揺らぎ」「変容」論の平板さ
  3 「新しい子ども社会学」批判の潮流
  4 「子ども」の近代を捉える視角
第Ⅰ部 「子ども」の近代とはいかなるものか
第一章 教育の「児童」・司法の「少年」
  1 「子ども」の成立とはいかなる事態か1
  2 「児童」の発見・教育の自律
  3 保護と責任のあわい
  4 「子ども」の同型性と差異
第二章 「児童」の構築・放置される外部
  1 「子ども」の成立とはいかなる事態か2
  2 「児童」の発見と貧困層の実態への譲歩
  3 教育的論理の確立と発達する身体の実体化
  4 「児童」をめぐるネットワーク・逃れゆく年少者
  5 「子ども」の近代・錯綜する年少者像
第Ⅱ部 年少者へのまなざしの複層性
第三章 労働力から「児童」へ?
  1 「児童」の成立=「児童労働」の禁止か?
  2 教育的論理と資本の論理の対立構図の誕生
  3 資本の論理の譲歩と「実態」をめぐる攻防
  4 年齢による教育的論理と資本の論理の線引きへ
  5 空白期間なき移行の成立
  6 「児童」への囲い込みの恣意的なネットワーク
第四章 フィクションとしての「未成年」
  1 「児童」への囲い込みのあからさまな綻び1
  2 教育的論理と酒のリアリティ
  3 揺れる論理と法と酒
  4 論調の転換と法案の曖昧な成立
  5 蒸し返される議論・空転する言葉
  6 残る本音・曖昧に運用される制度
第五章 自由意志なき性的な身体
  1 「児童」への囲い込みのあからさまな綻び2
  2 自由意志というフィクションと年少者保護の視線の不在
  3 教育的論理への接近と距離
  4 教育的論理の無力・欲望のリアル
  5 必要とされる身体・すり抜ける言葉
終章 語られない年少者像・語り続けられる「子ども」
  1 「子ども」の近代
  2 複層性の語られなさをめぐって