円谷 裕二/著 -- 九州大学出版会 -- 2014.12 --

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中央 3階C 一般図書 /135.5/5305/2014 7104988610 配架図 Digital BookShelf
2014/12/22 可能 利用可   0
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ISBN 4-7985-0141-3
ISBN13桁 978-4-7985-0141-3
タイトル 知覚・言語・存在
タイトルカナ チカク ゲンゴ ソンザイ
タイトル関連情報 メルロ=ポンティ哲学との対話
タイトル関連情報読み メルロ ポンティ テツガク トノ タイワ
著者名 円谷 裕二 /著
著者名典拠番号

110002272910000

出版地 福岡
出版者 九州大学出版会
出版者カナ キュウシュウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2014.12
ページ数 400, 3p
大きさ 22cm
価格 ¥5400
内容紹介 近現代の様々な哲学者と対峙させてメルロ=ポンティの哲学の意義と独自性を際立たせながら、知覚・言語・存在・身体・歴史・芸術・倫理など多岐にわたるテーマを手がかりに、世界や人間の根源的真理を現象学的に思索する。
個人件名 Merleau-Ponty, Maurice,(1908-1961)(00449795)(ndlsh)
個人件名カナ メルロ・ポンティ モリス
個人件名原綴 Merleau‐Ponty,Maurice
個人件名典拠番号 120000200390000
分類:都立NDC10版 135.55
資料情報1 『知覚・言語・存在 メルロ=ポンティ哲学との対話』 円谷 裕二/著  九州大学出版会 2014.12(所蔵館:中央  請求記号:/135.5/5305/2014  資料コード:7104988610)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152555369

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序論
第一部 知覚・身体・空間
第一章 知覚の弁証法と偶然性の問題
  はじめに
  第一節 具体的運動と抽象的運動
  第二節 形式と内容の弁証法
  第三節 弁証法の内的構造
  第四節 偶然性の問題
  第五節 弁証法的偶然性
第二章 身体と生きられる空間
  はじめに
  第一節 生きられる空間と客観的空間
  第二節 生活空間-その一、身体と空間経験
  第三節 生活空間-その二、奥行経験と動機づけ
  第四節 客観的空間の優位説
  第五節 生活空間の優位説
  第六節 生きられる空間の根源的諸相
第二部 言語・真理・歴史
第三章 真理と表現
  はじめに
  第一節 パースペクティヴ主義と世界概念
  第二節 時間性と真理
  第三節 起源への遡行から真理の表現へ
  第四節 表現論を看過した意味論や真理論への批判
  第五節 「真理の実現」としての表現
  おわりに
第四章 言語と身体
  はじめに
  第一節 身体所作とは何か
  第二節 言葉は所作であり、その意味は世界である
  第三節 所作とは異なる言語の固有性
  第四節 言語の全体像
  おわりに
第五章 言語のダイナミズム
  はじめに
  第一節 伝統的な言語観への批判
  第二節 言語と行為
  第三節 規則に従う共同行為
  第四節 言語の開在性と創造性
  第五節 言語と歴史
  おわりに
第六章 言語・構造・歴史
  はじめに
  第一節 身体論的言語論から構造論的言語論へ
  第二節 ラングの構造転換
  第三節 <制度化し-制度化される>無意図的な語る主体の共同体
  おわりに
第七章 意味と歴史
  はじめに
  第一節 従来の歴史観への批判
  第二節 マックス・ヴェーバーの歴史哲学
  第三節 歴史の不条理性と偶然性
  第四節 歴史の意味とその了解
  おわりに
第三部 存在論としての後期哲学
第八章 間接的方法としての内部存在論
  はじめに
  第一節 近代哲学の批判と内部存在論
  第二節 間接的方法としての内部存在論
  おわりに
第九章 知覚の存在論
  はじめに
  第一節 経験論と主知主義
  第二節 <見えないもの>としての<存在>
  第三節 肉としての<見えるもの>
  第四節 赤の知覚の存在論
  第五節 構造的変様と概念なき感覚的理念
  第六節 <存在>の暴露と隠蔽-間接的存在論
第十章 身体と肉
  はじめに
  第一節 知覚主体とは何か-身体から肉へ
  第二節 身体の再帰性と肉の概念
  第三節 可逆性と隔たり
  おわりに
第四部 芸術論
第十一章 存在論としての芸術論
  はじめに-芸術論の一般的特徴
  第一節 <見えるもの>と<見えないもの>の可逆性としての肉
  第二節 <可視性>とは何か
  第三節 次元としての色とその構造転換
  第四節 芸術における感覚的理念
  おわりに
第十二章 絵画と真理
  はじめに-伝統的な絵画論への批判
  第一節 具象と抽象
  第二節 作品と生
  第三節 美と芸術
  第四節 存在の真理の実現
第五部 生と死と倫理
第十三章 生と死
  はじめに
  第一節 生の哲学-生の根源的偶然性
  第二節 死の哲学-ハイデッガーの実存論的な死の概念
  第三節 生と死の弁証法-死を超える高次の生
  第四節 宗教と歴史
第十四章 倫理の存在論的可能性
  はじめに
  第一節 カント倫理学における問題の所在
  第二節 感性的存在としての意志
  第三節 悟性界の成員としての意志
  第四節 <あいだの存在>としての意志
  第五節 理性の事実