宮澤 隆義/著 -- 新曜社 -- 2015.2 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /910.26/サ27/615 7105384337 配架図 Digital BookShelf
2015/03/22 可能 利用可   0

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ISBN 4-7885-1420-1
ISBN13桁 978-4-7885-1420-1
タイトル 坂口安吾の未来
タイトルカナ サカグチ アンゴ ノ ミライ
タイトル関連情報 危機の時代と文学
タイトル関連情報読み キキ ノ ジダイ ト ブンガク
著者名 宮澤 隆義 /著
著者名典拠番号

110005120880000

出版地 東京
出版者 新曜社
出版者カナ シンヨウシャ
出版年 2015.2
ページ数 281p
大きさ 20cm
価格 ¥3200
内容紹介 よく知られた「日本文化私観」から、通俗的とされる「ジロリの女」「不連続殺人事件」「土の中からの話」等まで坂口安吾の文章を時代順に追いながら、そこに通底する文学の核心に、通説に囚われることなく大胆に迫る。
個人件名 坂口, 安吾,(1906-1955)(00065587)(ndlsh)
個人件名カナ サカグチ, アンゴ,(1906-1955)(00065587)
個人件名 坂口 安吾
個人件名カナ サカグチ アンゴ
個人件名典拠番号 110000439790000
分類:都立NDC10版 910.268
資料情報1 『坂口安吾の未来 危機の時代と文学』 宮澤 隆義/著  新曜社 2015.2(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/サ27/615  資料コード:7105384337)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152588772

目次 閉じる

序章 危機の時代と文学
  一 「堕落」について
  二 逆説と矛盾
  三 変化と個体化
第一章 ファルスの詩学
  一 何が「観念」と呼ばれるのか?
  二 意味と行為
  三 「純粋な言葉」と「実在」
  四 ファルスという経験
  五 変容への意志
第二章 ファルスは証言する
  一 事件の構造
  二 ファルスは証言する
  三 「可能の世界」が示すもの
  四 「目撃者」の使命
  五 接続される言葉
第三章 坂口安吾と「新らしい人間」論
  一 一九三〇年代の坂口安吾
  二 坂口安吾とソビエト-「新らしき性格・感情」
  三 「環境」という問題圏
  四 「理知」と「動物」-『吹雪物語』
  五 転回-「ラムネ氏のこと」
第四章 「バラック」と共同性
  一 「バラック」という原理
  二 「模倣」と「発見」と
  三 「独自性」と共同性
第五章 情報戦と「真珠」
  一 日付と情報
  二 長距離飛行の果てに
  三 「本末顚倒」な歩み
  四 真珠の粉
第六章 空襲と民主主義
  一 「露路」と「掟」
  二 空襲下における生
  三 「火」と「太陽の光」
  四 民主主義と主体化
第七章 「思考の地盤」を掘ること
  一 坂口安吾と「土地」
  二 中世と農地改革
  三 「土地」の不気味さ
  四 「思考の地盤」としての「土地」
第八章 暴力と言葉
  一 「ジロリ」の眼差し
  二 「金銭」について
  三 「家」と「秘密」
  四 暴力と言葉
第九章 法と構想力
  一 法の宙吊りのなかで
  二 「市」と「魔術」
  三 「無限」のネットワーク
  四 切断と「桜」
  五 小説と「蛇足」
第十章 「トリック」の存在論
  一 民主主義と統治
  二 「推理」という行為
  三 「トリック」の存在論
終章 来たるべき文学
  一 個体化と主体化
  二 実存主義/主体性論争
  三 新たなはじまりへ向けて