黒田 賢治/著 -- ナカニシヤ出版 -- 2015.1 --

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中央 書庫 一般図書 /302.2/6171/2015 7105697055 Digital BookShelf
2015/06/16 可能 利用可   0
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ISBN 4-7795-0881-3
ISBN13桁 978-4-7795-0881-3
タイトル イランにおける宗教と国家
タイトルカナ イラン ニ オケル シュウキョウ ト コッカ
タイトル関連情報 現代シーア派の実相
タイトル関連情報読み ゲンダイ シーアハ ノ ジッソウ
著者名 黒田 賢治 /著
著者名典拠番号

110006692830000

出版地 京都
出版者 ナカニシヤ出版
出版者カナ ナカニシヤ シュッパン
出版年 2015.1
ページ数 6, 263p
大きさ 22cm
価格 ¥4200
内容紹介 現イラン国家は宗教界とどのような結びつきを持ち、それはどのような意味を持っているのか。1979年2月のイラン革命から2013年7月までの約34年間にわたる、イラン国家の支配と宗教界との関係について検証する。
書誌・年譜・年表 文献:p223~236
一般件名 イラン-政治-ndlsh-00578814,イスラムと政治-ndlsh-00575717,シーア派-ndlsh-00570868
一般件名カナ イラン-セイジ-00578814,イスラムトセイジ-00575717,シーアハ-00570868
一般件名 イラン , シーア派 , 宗教と政治
一般件名カナ イラン,シーアハ,シュウキョウ ト セイジ
一般件名典拠番号

520008000000000 , 511568200000000 , 510914300000000

分類:都立NDC10版 302.272
資料情報1 『イランにおける宗教と国家 現代シーア派の実相』 黒田 賢治/著  ナカニシヤ出版 2015.1(所蔵館:中央  請求記号:/302.2/6171/2015  資料コード:7105697055)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152589410

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序章 イランの国家研究としての宗教界研究
  1 本書の狙い
  2 イスラーム共和制下における権力構造
  3 民選機関から非民選機関への転回
  4 国家研究としての宗教界
  5 本書の構成
第Ⅰ部 宗教界と社会
第1章 宗教界の史的展開とイラン革命
  はじめに
  1 ウスール学派の台頭と法学権威制度の開始
  2 現代イランの幕開けと政教関係の再編
  3 イラン宗教界の再編
  小結
第2章 一般信徒の実践とイスラーム法学者の存在
  はじめに
  1 宗教界の位置づけをめぐるイスラームの多様性論の再検討
  2 法学権威事務所の所在
  3 「占い」と服喪集会
  4 イスラーム法学者派遣の窓口
  小結
第3章 聖者としての法学権威
  はじめに
  1 イスラーム研究における「聖者」概念と法学権威の「聖者」的側面をめぐって
  2 フィールドのなかの「奇蹟」
  3 テクストのなかの「奇蹟」
  4 マルアシー・ナジャフィー師の「奇蹟」
  小結
第4章 「学知」の再生産と法学権威事務所運営
  はじめに
  1 問題の所在
  2 イスラーム法の相談所
  3 『諸問題の解説集』とイスラーム教育との相関性
  4 2つの講義
  小結
第Ⅱ部 宗教界と国家
第5章 ホメイニー指導体制下における国家と宗教界の関係
  はじめに
  1 ホメイニー指導体制の確立と宗教界をめぐる問題
  2 イラン革命以前の宗教界
  3 革命によるホウゼの変容
  小結
第6章 法学権威制度への国家介入と宗教界における「学知」の行方
  はじめに
  1 国家による法学権威の選定過程への介入
  2 ハーメネイー最高指導者を法学権威として推奨する
  3 法学権威としてのハーメネイー師と法学権威制度の行方
  小結
第7章 権威主義体制化する宗教界
  はじめに
  1 ハーメネイー師とその支持集団のあいだにある利害関係をめぐって
  2 コムのホウゼ運営組織改革と間接的支配構造への編入
  3 奨学金の制度化を通じた法学権威間の峻別と活動制限
  小結
第8章 イスラーム共和体制下における生命をめぐる法-倫理関係
  はじめに
  1 法-倫理関係から見たイスラーム共和制の再考
  2 バイオエシックスの形成と生命をめぐる法-倫理関係の展開
  3 イスラーム・バイオエシックス研究に向けて
  4 ハーメネイー指導体制期における生命倫理の制度・組織化
  小結
第9章 イスラーム外交の転換
  はじめに
  1 革命後のイラン外交とイスラーム・ファクター
  2 ハーメネイー指導体制下における宗教界再編と布教機関
  3 布教活動機関の国家への直接統合
  4 フィールドにおけるイスラーム外交の反響
  5 イラン化するシーア派・イスラーム教育
  小結
終章 宗教界とイスラーム体制の未来
  はじめに
  1 2つの大統領選挙と国家の健在性
  2 イスラーム体制下における社会-宗教界-国家関係
  3 イスラーム体制と宗教画の未来