小手川 正二郎/著 -- 水声社 -- 2015.2 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /135.5/5311/2015 7105575820 配架図 Digital BookShelf
2015/04/16 可能 利用可   0

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ISBN 4-8010-0085-8
ISBN13桁 978-4-8010-0085-8
タイトル 甦るレヴィナス
タイトルカナ ヨミガエル レヴィナス
タイトル関連情報 『全体性と無限』読解
タイトル関連情報読み ゼンタイセイ ト ムゲン ドッカイ
著者名 小手川 正二郎 /著
著者名典拠番号

110006569430000

並列タイトル Levinas revivant:Lecture philosophique de“Totalité et Infini”
出版地 東京
出版者 水声社
出版者カナ スイセイシャ
出版年 2015.2
ページ数 344p
大きさ 20cm
価格 ¥3500
内容紹介 フランスの哲学者エマニュエル・レヴィナスの主著「全体性と無限」。その独自性に、理性論という観点から光をあて、主体論においてハイデガーと対峙し、いまなお影響力をもつデリダ的読解を糺す。
書誌・年譜・年表 文献:p325~334
個人件名 Lévinas, Emmanuel,(1906-1995)(00447505)(ndlsh)
個人件名カナ レヴィナス エマニュエル
個人件名原綴 Levinas,Emmanuel
個人件名典拠番号 120000175270000
一般件名 全体性と無限-001212331-ndlsh
一般件名カナ ゼンタイセイ ト ムゲン-001212331
一般件名 全体性と無限
一般件名カナ ゼンタイセイ ト ムゲン
一般件名典拠番号

530513800000000

分類:都立NDC10版 135.5
資料情報1 『甦るレヴィナス 『全体性と無限』読解』 小手川 正二郎/著  水声社 2015.2(所蔵館:中央  請求記号:/135.5/5311/2015  資料コード:7105575820)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152595744

目次 閉じる

序章 甦るレヴィナス
  1 問題設定
  2 本書の主題
  3 先行研究と本書の研究方法
第1部 レヴィナスの現象学
第1章 『全体性と無限』の現象学的方法
  1 レヴィナスの現象学理解をめぐる問題
  2 具体化-『全体性と無限』の現象学的方法
  3 存在論的言語の積極的役割
  4 レヴィナスによる「現象」の捉え直し
第2章 レヴィナスの思想は「他者」論か
  1 「絶対的に他なるものへの欲望」-第一部冒頭部の読解
  2 「他人」(autrui)と<他者>(l'Autre)の区別
第3章 ブーバーとの対話
  1 ブーバーにおける人格の哲学
  2 レヴィナスのブーバー読解
  3 ブーバーの側からの可能な諸反論
  4 自我の分離と真理-レヴィナスによるブーバー批判の真の意義
第2部 ハイデガーとの対決
第4章 主体性の擁護
  1 ハイデガーによる「主体」批判
  2 主体の「もの」性
  3 享受の主体と被投性
  4 女性的なもの-他人との「親しみ」と世界への「馴染み」
第5章 存在と真理
  1 「存在は悪である」
  2 存在と真理-『存在と時間』の真理概念
  3 『全体性と無限』の三つの「分離」概念-自己の存在・世界・他人からの分離
第3部 デリダへの応答
第6章 他人(autrui)と<他者>(l'Autre)
  1 問題の所在
  2 「絶対的に他なるもの」
  3 他人から<他者>へ-『全体性と無限』第三部の論証順序
  4 「絶対的に他なるものは<他人>である」
  5 レヴィナスによる「理性」の捉え直し
  6 <他人>を「理解」すること
第7章 「自我への暴力」と「他者への暴力」
  1 「他者への暴力」に関するデリダの批判
  2 レヴィナスは概念を「暴力」とみなしたのか
  3 レヴィナスは「他者への暴力」を批判したのか
  4 「汝、殺すなかれ」
  5 レヴィナスの「暴力」論-第三部C「倫理的関係と時間」
  6 レヴィナスにおける「倫理」の意味
第8章 「第三者は他人の眼を通じて私を見つめる」
  1 第三者の問題性
  2 「第三者は他人の眼を通じて私を見つめる」
  3 <他人>による「正義」の要請
  4 いかにして他人と同時に第三者に応答するのか
  5 『全体性と無限』の第三者論の射程
第4部 「現れざるものの現象学」とは別の仕方で
第9章 <他人>との対話と<他者>への愛
  1 『全体性と無限』における「エロスの現象学」の位置づけ
  2 エロスの現象学への諸批判-従来のレヴィナス擁護の問題性
  3 レヴィナスと「現れざるものの現象学」との差異
第10章 「転回」ではなく「深化」
  1 転回解釈の問題点
  2 『全体性と無限』と『存在するとは別の仕方で』
  3 <同の内なる他>-『存在するとは別の仕方で』の主体性概念
  4 <責任の無起源性>-「他者による自我への暴力」の再考
終章 「レヴィナス的倫理学」の可能性
  1 本書の要約とさらなる課題
  2 「レヴィナス的倫理学」は可能か