木村 史人/著 -- 北樹出版 -- 2015.3 --

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中央 3階C 一般図書 /134.9/5308/2015 7105578564 配架図 Digital BookShelf
2015/04/22 可能 利用可   0
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ISBN 4-7793-0444-6
ISBN13桁 978-4-7793-0444-6
タイトル 「存在の問い」の行方
タイトルカナ ソンザイ ノ トイ ノ ユクエ
タイトル関連情報 『存在と時間』は、なぜ挫折せざるをえなかったのか
タイトル関連情報読み ソンザイ ト ジカン ワ ナゼ ザセツ セザル オ エナカッタ ノカ
著者名 木村 史人 /著
著者名典拠番号

110005959120000

出版地 東京
出版者 北樹出版
出版者カナ ホクジュ シュッパン
出版年 2015.3
ページ数 382, 16p
大きさ 22cm
シリーズ名 立正大学大学院文学研究科研究叢書
シリーズ名のルビ等 リッショウ ダイガク ダイガクイン ブンガク ケンキュウカ ケンキュウ ソウショ
価格 ¥4500
内容紹介 存在とは何であろうか。存在の了解とはどのようになされているのだろうか。ドイツの哲学者マルティン・ハイデガーの著作「存在と時間」における「存在の問い」を問い直すとともに、「存在と時間」の挫折の理由を明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p1~16
個人件名 Heidegger, Martin,(1889-1976)(00442880)(ndlsh)
個人件名カナ ハイデッガー マルティン
個人件名原綴 Heidegger,Martin
個人件名典拠番号 120000127430000
一般件名 存在と時間-ndlsh-00627533
一般件名カナ ソンザイ ト ジカン-00627533
一般件名 存在と時間
一般件名カナ ソンザイ ト ジカン
一般件名典拠番号

530225300000000

分類:都立NDC10版 134.96
資料情報1 『「存在の問い」の行方 『存在と時間』は、なぜ挫折せざるをえなかったのか』(立正大学大学院文学研究科研究叢書) 木村 史人/著  北樹出版 2015.3(所蔵館:中央  請求記号:/134.9/5308/2015  資料コード:7105578564)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152595923

目次 閉じる

序論
  1 本書の目的と進め方
  2 ハイデガーの思想の時期区分について
  3 第一部「『存在と時間』期におけるハイデガーの思想の変貌」について
  4 第二部「『存在と時間』という葛藤」について
  5 第三部「存在の問いの行方」について
第一部 『存在と時間』期におけるハイデガーの思想の変貌
第一章 現存在の拡張的捉え直しの図示
  1 現在化と準現在化の関係(図A)
  2 存在への視向(図B)
第二章 『存在と時間』以前の現存在の構造
  1 現存在の二つの方向性気遣いの構造
  2 『論理学』における時間性の分析
  3 『論理学』における現存在の時間性の図示
第三章 『現象学の根本諸問題』における現存在の分析
  1 超越としての世界内存在
  2 脱自的-地平的統一における時間性
  3 『現象学の根本諸問題』における多様な企投
  4 現存在の拡張的捉え直し
第四章 現存在の拡張的捉え直しと、存在と存在者との区別および基礎存在論
  1 存在者からその意味として区別された存在としての世界
  2 メタ存在論への準備としての基礎存在論
  3 拡張された現存在と、存在と存在者との区別、基礎存在論の三位一体性
第二部 『存在と時間』という葛藤
第五章 『存在と時間』の現存在分析における逡巡と葛藤
  1 『存在と時間』の成立事情
  2 『存在と時間』における現存在の存在としての気遣い
  3 『存在と時間』第一部第二篇の位置づけ
  4 『存在と時間』における超越概念
第六章 「非本来性から本来性へ」という枠組み
  1 本来性と非本来性
  2 不安の捉え直し
  3 最も固有で極端な可能性としての死の分析
  4 『存在と時間』期における思索の深まりの「なぜ」と「いかに」
第七章 『存在と時間』期の思索の深まりにおける『存在と時間』
  1 『存在と時間』の整合性と書き直しの可能性
  2 脱自態とテンポラリテートとの齟齬
  3 存在と存在者の区別という洞察は、「存在の問い」にとって適切だったのか
第三部 『哲学の寄与』期における「存在の問い」
第八章 『哲学への寄与』期への思想の変遷の必然性
  1 存在と存在者との区別において、存在を問うことの困難さ
  2 『哲学への寄与』における性起(Ereignis)としての原存在への問い
  3 第一の元初から別の元初への跳躍
  4 循環から転回への必然性
第九章 『哲学への寄与』期の必然性
  1 『哲学への寄与』期の思想の成立時期
  2 「存在の歴史」の「なぜ」と「いかに」
第十章 「存在の問い」の困難さの高まり
  1 『哲学への寄与』期の思索は秘教的、預言者的であるのか否か
  2 「存在の問い」の困難さと、詩作と思索の関係
  3 「危険の中の危険」としての言葉
  4 世界と物との「区-別」
終章 転回的かつ循環的な現存在
  1 関わりの二重性
  2 転回的かつ循環的な現存在理解
結論 ハイデガーの「存在の問い」