資料詳細

目次

序章 民間シェルターの支援活動とDV被害者支援の現状

  1 民間シェルターへの着目と本書の立場

  2 民間シェルターの歩みと支援活動

  3 DV被害者支援制度の現状

第1章 民間シェルター研究

  1 日本のドメスティック・バイオレンス研究

  2 欧米のシェルター運動と民間シェルター研究

  3 日本の民間シェルター研究

  4 研究方法

第2章 民間シェルターの組織と運営

  1 シェルターの規定と組織

  2 設立時期とその背景、地域分布

  3 組織・運営

  4 支援内容と専門職の関与

  5 受入基準とシェルター内のルール

  6 民間シェルターの抱える問題と閉鎖、あるいは休止したシェルターの課題

  7 民間シェルターの特徴と課題

第3章 民間シェルターによる支援

  1 DV被害者支援の基本姿勢とエンパワーメント

  2 支援者の立ち位置と被害者との関係性

  3 支援者の「しろうと性」と「専門性」

  4 民間シェルターと「シェルター運動」のジレンマ

  5 全国女性シェルターネット

  6 民間シェルターの理念と組織の柔軟性

  7 DV被害「当事者」のニーズを引き出す支援

  8 シェルターという「場」の必要性

第4章 民間シェルターと行政・関係機関との「連携」

  1 「連携」の意義とDV防止法施行後の「連携」の問題点

  2 民間シェルターと関係機関との「連携」

  3 自治体の事例からみた行政と民間シェルターにおける「連携」の類型

  4 スムーズな「連携」関係の構築のために

第5章 民間シェルターの現在と未来

  1 民間シェルター像の変容

  2 財源問題と組織の自律性とのせめぎあい

  3 実効性のある「連携」体制をめざして

  4 民間シェルターの社会的役割

  5 新たな支援の形に向けて

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