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    林知己夫著作集編集委員会
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夫馬 進/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2015.2 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階A 一般図書 /221.05/5077/2015 7105581935 配架図 Digital BookShelf
2015/04/27 可能 利用可   0
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ISBN 4-8158-0800-6
ISBN13桁 978-4-8158-0800-6
タイトル 朝鮮燕行使と朝鮮通信使
タイトルカナ チョウセン エンコウシ ト チョウセン ツウシンシ
著者名 夫馬 進 /著
著者名典拠番号

110002805370000

出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2015.2
ページ数 10, 699, 32p
大きさ 22cm
価格 ¥8800
内容紹介 燕行使494回、通信使12回。巨大外交ルートが映し出す、しられざる東アジア世界の構造とは。琉球の位置づけや、日朝中知識人の学術交流、洪大容の中国行などを手がかりに、東アジア国際関係の実像を浮かび上がらせる。
受賞情報・賞の名称 徳川賞
受賞情報・賞の回次(年次) 第14回
一般件名 朝鮮-外国関係-中国-歴史-李朝時代-ndlsh-01228979,朝鮮-外国関係-日本-歴史-李朝時代-ndlsh-00573684,朝鮮通信使-ndlsh-01060625
一般件名カナ チョウセン-ガイコク カンケイ-チュウゴク-レキシ-リチョウ ジダイ-01228979,チョウセン-ガイコクカンケイ-ニホン-レキシ-リチョウジダイ-00573684,チョウセンツウシンシ-01060625
一般件名 朝鮮-対外関係-中国-歴史 , 朝鮮-対外関係-日本-歴史 , 朝鮮通信使 , 国際文化交流-歴史
一般件名カナ チョウセン-タイガイ カンケイ-チュウゴク-レキシ,チョウセン-タイガイ カンケイ-ニホン-レキシ,チョウセン ツウシンシ,コクサイ ブンカ コウリュウ-レキシ
一般件名典拠番号

520397810330000 , 520397810300000 , 511729500000000 , 510811010050000

一般件名 朝鮮(北),韓国
一般件名カナ チョウセン(キタ),カンコク
一般件名典拠番号 520397900000000 , 520513600000000
分類:都立NDC10版 221.05
書評掲載紙 朝日新聞  2015/12/27   
資料情報1 『朝鮮燕行使と朝鮮通信使』 夫馬 進/著  名古屋大学出版会 2015.2(所蔵館:中央  請求記号:/221.05/5077/2015  資料コード:7105581935)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152599905

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序章 朝鮮燕行使とは何か
  一 朝鮮燕行使という呼称とその回数
  二 朝鮮燕行使団の人員数と朝貢貿易
  三 朝鮮燕行使団の編成
  四 問題提起
第Ⅰ部 一四-一九世紀、朝鮮をめぐる東アジアの国際関係と国際構造
第一章 朝鮮の外交原理、「事大」と「交隣」
  一 はじめに
  二 「交隣」の原義と外交原理としての採用
  三 「交隣」原理と通信使の派遣
  四 「事大」原理と種族的華夷思想
  五 結語
第二章 明清中国の対朝鮮外交における「礼」と「問罪」
  一 はじめに
  二 明初洪武期の対高麗外交と朝鮮外交文書の非礼事件
  三 「仁祖反正」と冊封問題
  四 清初、朝鮮外交文書の違式事件
  五 結語
第三章 一六〇九年、日本の琉球併合以降における中国・朝鮮の対琉球外交
  一 はじめに
  二 清朝の「冊封国」は何箇国だったか
  三 一六〇九年、日本の琉球併合直後における明朝の対琉球外交
  四 一六一二年、琉球入貢以後における明朝の対琉球外交
  五 朝鮮・琉球外交の杜絶
  六 結語
第四章 朝鮮知識人による琉球の国際的地位認識
  一 はじめに
  二 一八世紀、朝鮮燕行使による三つの琉球人見聞録
  三 元重挙と成大中の琉球認識
  四 洪大容と朴趾源、李徳懋の琉球認識
  五 一七九四年、琉球漂流民の陸路送還と朴斉家『北学議』
  六 結語
第Ⅱ部 一六・一七世紀、朝鮮燕行使による中国観察と中国批判
第五章 一五七四年朝鮮燕行使の「中華」国批判
  一 はじめに
  二 許【ホウ】と趙憲
  三 「礼義之邦」の人々に対する処遇
  四 陽明学、是か非か
  五 「中華」国の現実と批判
  六 結語
第六章 改革方案『東還封事』に見える趙憲の中国報告
  一 はじめに
  二 中国報告と実際の見聞(一)
  三 中国報告と実際の見聞(二)
  四 結語
第七章 朝鮮燕行使による反清情報の収集とその報告
  一 はじめに
  二 閔鼎重の中国旅行
  三 「王秀才問答」の分析
  四 結語
第Ⅲ部 一八・一九世紀、燕行使と通信使における学術交流
第八章 朝鮮燕行使による漢学・宋学論議とその周辺
  一 はじめに
  二 申在植とその編書『筆譚』
  三 漢学、是か非か
  四 漢学・宋学論議の周辺
  五 結語
第九章 朝鮮通信使による日本古学の認識
  一 はじめに
  二 往路、大坂以西における古学情報
  三 江戸における古学認識の深まり
  四 復路、再び大坂にて
  五 結語
第一〇章 一七六四年朝鮮通信使と日本の徂徠学
  一 はじめに
  二 徂徠学認識の進展
  三 徂徠学派校勘学と古典籍復刻に関わる知識の進展
  四 帰国後における徂徠学の紹介
  五 筆談記録に見える徂徠学への対応と評価
  六 結語
第一一章 朝鮮通信使と日本の書籍
  一 はじめに
  二 一七四八年における日本の古典籍に対する態度
  三 一七六四年における日本古典籍獲得の熱意
  四 朝鮮への日本古典籍の伝播
  五 結語
第Ⅳ部 東アジアにおける洪大容燕行の意義
第一二章 一七六五年洪大容の燕行と一七六四年朝鮮通信使
  一 はじめに
  二 洪大容燕行の目的と国内での衝撃
  三 洪大容と通信使元重挙らによる中国人・日本人観察の類似性
  四 洪大容と元重挙が体験した中国・日本の「情」
  五 結語
第一三章 洪大容『乾浄【トウ】会友録』とその改変
  一 はじめに
  二 改変作業の始まりと潘庭筠の対応
  三 『乾浄【トウ】筆談』のテキストとしての問題
  四 『乾浄【トウ】会友録』原本と『乾浄筆譚』『乾浄【トウ】筆談』
  五 改変事例その一
  六 改変事例その二
  七 書名の改変
  八 結語
第一四章 洪大容『医山問答』の誕生
  一 はじめに
  二 朱子学からの脱却の契機
  三 “中国人を説服した”との伝説
  四 荘子思想への傾倒
  五 憤激の書『医山問答』
  六 結語
第V部 朝鮮燕行録と使朝鮮録
第一五章 日本現存朝鮮燕行録解題
  一 はじめに
  二 解題作成の目的
  三 解題
第一六章 使琉球録と使朝鮮録
  一 はじめに
  二 「冊封使録」と「使琉球録」
  三 使朝鮮録解題
  四 使琉球録と使朝鮮録の特質
  五 結語
終章
補論一 明清中国による対朝鮮外交の鏡としての対ベトナム外交
  一 はじめに
  二 永楽帝による「問罪の師」
  三 嘉靖帝による「問罪の師」
  四 乾隆帝による「問罪の師」
  五 結語
補論二 ベトナム如清使と中国の汪喜孫
  一 はじめに
  二 『【ビ】川使程詩集』と范芝香の如清行
  三 范芝香と汪喜孫の贈答唱和詩
  四 結語
補論三 朝鮮通信使が察知した尊皇討幕の言説