辛島 正雄/著 -- 九州大学出版会 -- 2015.3 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /913.38/5035/2015 7105506959 配架図 Digital BookShelf
2015/04/03 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-7985-0150-5
ISBN13桁 978-4-7985-0150-5
タイトル 御津の浜松一言抄
タイトルカナ ミツ ノ ハママツ イチゴンショウ
タイトル関連情報 『浜松中納言物語』を最終巻から読み解く
タイトル関連情報読み ハママツ チュウナゴン モノガタリ オ サイシュウカン カラ ヨミトク
著者名 辛島 正雄 /著
著者名典拠番号

110002932800000

出版地 福岡
出版者 九州大学出版会
出版者カナ キュウシュウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2015.3
ページ数 228, 4p
大きさ 22cm
シリーズ名 九州大学人文学叢書
シリーズ名のルビ等 キュウシュウ ダイガク ジンブンガク ソウショ
シリーズ番号 8
シリーズ番号読み 8
価格 ¥3600
内容紹介 平安後期三大物語のひとつである「浜松中納言物語」。文献学的方法に基づく最終巻の本文読解により、先行注釈書が犯した誤読を鮮やかに解決し、従来の全体像理解に大きな変更を迫る。あらすじと人物相関図も収録。
一般件名 浜松中納言物語-ndlsh-00645383
一般件名カナ ハママツ チュウナゴン モノガタリ-00645383
一般件名 浜松中納言物語
一般件名カナ ハママツ チュウナゴン モノガタリ
一般件名典拠番号

530256400000000

分類:都立NDC10版 913.383
資料情報1 『御津の浜松一言抄 『浜松中納言物語』を最終巻から読み解く』(九州大学人文学叢書 8) 辛島 正雄/著  九州大学出版会 2015.3(所蔵館:中央  請求記号:/913.38/5035/2015  資料コード:7105506959)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152600751

目次 閉じる

第一章 「むねいたきおもひ」考
  一 はじめに
  二 問題の所在
  三 「むねいたきおもひ」は誰の思いか
  四 「むねいたきおもひ」の意味するもの
第二章 「むねいたきおもひ」の果て
  一 はじめに
  二 「かけてもおぼし寄らざりけるはづかしさ」
  三 「今までこれにさぶらひける、不便にこそ」
  四 「女君」とは誰か
  五 「むねいたきおもひ」のゆくえ
  六 「むねいたきおもひ」の果て
  七 おわりに
第三章 交錯する「むねいたきおもひ」
  一 はじめに
  二 「むねいたし」を遡る
  三 雌伏する式部卿宮
  四 「わろく聞こしめしつけられぬにこそはべらめ」
  五 「うべこそはいそぎ立ちけれ」
  六 「むねいたきおもひ」の応酬
  七 おわりに
第四章 歌ことば「とこの浦」「にほの海」をめぐって
  一 はじめに
  二 「うべこそはいそぎ立ちけれ」
  三 「にほの海のあまもかづきはせぬものを」
  四 「ひとりしも明かさじと思ふとこの浦」
  五 「別れにしわがふるさとのにほの海」
  六 首尾照応するふたつのことば
  七 おわりに
第五章 「おほよと」考
  一 問題の所在
  二 「おほよと」存疑
  三 『今とりかへばや』の「大淀ばかり」について
  四 「おほよそ」から「おほよど」へ
  五 「おほよど」説の背景
  六 『御津の浜松』も「おほよど」である
  七 おわりに
第六章 「さかしげに、思惟仏道とぞあるかし」考・ほか四題
  一 はじめに
  二 「さかしげに、思惟仏道とぞあるかし」考
  三 「夢うつつとも知られぬ心の乱れ」は誰の「心の乱れ」か
  四 「憂きことと思ひ知る知る」の歌を詠んだのは誰か
  五 おわりにかえて
第七章 「けぶりのさがのうれはしさ」追考
  一 「けぶりのさがのうれはしさ」存疑
  二 「けぶりのさがのうれはしさ」の意味
  三 「けぶりのさがのうれはしさ」の正解はすでに提示されていた
第八章 「人かた」「人こと」「ひとも」考
  一 問題の所在
  二 「人かた」存疑
  三 「人こと」は「ひとこと(一言)」である
  四 「人かた」も「ひとこと(一言)」である
  五 「このひとことにこそは。」で句点にはならない
  六 「思ひうかれ~心なれども」は補足説明である
  七 「それ」が指すのは「このひとこと」である
  八 「ひともこそ」は「ひとこと(一言)こそ」である
  九 おわりに
第九章 「玉しゐのうちに心をまどはすべかりける契り」考
  一 問題の所在
  二 「我(が)身の玉しゐのうちに、…」存疑
  三 吉野姫君と「たましひ」
  四 「心をまどはす」吉野姫君
  五 「玉しゐ」は「玉しき」の誤りか
補説 最終巻校訂・解釈雑記
付録 大摑み『御津の浜松』