谷野 勝明/著 -- 八朔社 -- 2015.3 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /331.6/5133/2015 7105534659 配架図 Digital BookShelf
2015/04/10 可能 利用可   0

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ISBN 4-86014-073-1
ISBN13桁 978-4-86014-073-1
タイトル 再生産・蓄積論草稿の研究
タイトルカナ サイセイサン チクセキロン ソウコウ ノ ケンキュウ
著者名 谷野 勝明 /著
著者名典拠番号

110001879290000

出版地 東京
出版者 八朔社
出版者カナ ハッサクシャ
出版年 2015.3
ページ数 14, 325p
大きさ 22cm
価格 ¥5500
内容紹介 「資本論」第二部第3篇(章)の初稿・第2稿から第8稿への展開について考察。前編では、社会的総再生産過程の単純再生産論部分に関する諸問題を明らかにし、後編では、第8稿の蓄積=拡大再生産論の内容理解を深める。
個人件名 Marx, Karl,(1818-1883)(00449037)(ndlsh)
個人件名カナ マルクス カール・ハインリヒ
個人件名原綴 Marx,Karl Heinrich
個人件名典拠番号 120000192170000
一般件名 資本論-00627351-ndlsh
一般件名カナ シホンロン-00627351
一般件名 資本論
一般件名カナ シホンロン
一般件名典拠番号

530180000000000

分類:都立NDC10版 331.6
資料情報1 『再生産・蓄積論草稿の研究』 谷野 勝明/著  八朔社 2015.3(所蔵館:中央  請求記号:/331.6/5133/2015  資料コード:7105534659)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152605319

目次 閉じる

序論 再生産・蓄積論草稿をめぐる諸研究
前編 再生産論をめぐる諸問題について
第1章 再生産論の課題に「転換」はあったか
  1 第8稿第3篇の「課題」としての「社会的総再生産過程の考察」
  2 第2稿第3章の「流通-および再生産過程の実体的諸条件」
  3 資本の循環と一般的商品流通との絡み合いは第2稿の「新たな視点」か
第2章 分析基準としての商品資本循環形態の把握に「変更」はあったか
  1 ケネー経済表の基礎をなす循環形態の評価に「訂正」はあったか
  2 商品資本の循環の独自性は第2稿では「明確」でないのか
第3章 二段構えの叙述方法は再生産論展開の「制約」か
  1 貨幣流通・貨幣資本の捨象は「ひとまず」ではないのか
  2 貨幣流通捨象の場合の部門間補塡関係は「超歴史的」か
  3 部門間取引の分析に「矛盾」はあるか
第4章 二段構えでは「貨幣運動の全面的な組み入れ」はできないか
  1 「媒介する貨幣流通の叙述」では貨幣は流通手段に「限定されていた」か
  2 二段構えでは固定資本の補塡は「分析」できないか
  3 二段構えでは貨幣材料の再生産は「分析」できないか
第5章 第8稿の分析を準備したのは資本循環論の「進歩」か
  1 資本の循環と一般的商品流通との関連は第2稿では「明確」でないか
  2 資本-賃労働関係の前提の認識は第2稿にはないか
第6章 第8稿での可変資本と賃銀に関する論述は「自己批判」か
  1 可変資本の循環と賃銀収入の流通の把握に「自己批判」はあったか
  2 可変資本の貨幣形態での還流と資本関係の再生産の把握に「自己批判」はあったか
  3 資本と収入との関連の把握に「自己批判」はあったか
  小括
後編 蓄積=拡大再生産論をめぐる諸問題について
第7章 蓄積=拡大再生産の分析は第8稿が「はじめて」か
  1 第二部初稿の蓄積=拡大再生産の構成
  2 初稿では拡大再生産の「物質的基礎」は「分析」されていないか
  3 初稿「剰余価値の資本への再転化の現実的諸条件」の論述は第8稿にはつながらないか
  4 初稿における「剰余価値の資本への再転化の現実的諸条件」把握の限界
  5 第2稿第2章「5)蓄積」・初稿第3章「6)蓄積を媒介する貨幣流通」の論述は第8稿にはつながらないか
  小括
第8章 「単純再生産から拡大再生産への移行」は第8稿の「課題」の1つか
  1 蓄積=拡大再生産論の冒頭で「単純再生産から拡大再生産への移行」に関する「問題が立てられ」ていたか
  2 エンゲルスによる「拡大再生産への移行」の補筆は「きわめて適切」か
  3 総生産物の「機能配置」の「相違」と「変化」とは同じか
  4 「拡大再生産への移行」の「困難」は「明らかに」されているか
  5 拡大再生産の条件をマルクスは「苦心」なしに把握していたのか
  小括
第9章 総再生産過程論と「再生産の弾力性」について
  1 初稿第3章における「再生産の弾力性」について
  2 単純再生産表式分析と「再生産の弾力性」について
  3 「拡大再生産の開始」について
第10章 拡大再生産表式分析における蓄積率の決定について
  1 第1回目の表式a)の分析の概要
  2 部門Ⅰ・Ⅱの蓄積率同一の想定では「過不足のない転換」は「不可能」か
  3 第1回目分析の蓄積率同一の想定と初稿における再生産過程の「並行」の関連について
  4 第1回目分析で「知った」のは部門Ⅰ蓄積率が部門Ⅱ蓄積率を「条件づけ」ることなのか
  5 部門Ⅰ蓄積率の「先行的」決定は「第2回目以降の考察」で「確認」されているか
  6 第2回目・第5回目の表式における2年度以降の併行的発展について
  小括
第11章 追加可変資本部分の転態について
  1 第1回目分析で部門Ⅱは追加「生産手段を買」い部門Ⅰは貨幣を「受け取っ」ているか
  2 第1回目分析で貨幣が部門Ⅰの追加労働者に賃銀として「支払われ」ているか
  3 単純再生産の第2稿での「想定」は第8稿で変更されたのか
  小括
第12章 拡大再生産の「探求の過程」が「見えなくなっている」のはどこか
  1 第2回目表式分析=現行版「第1例」の第1年度の展開
  2 第2回目表式分析の第2年度の展開
  3 第5回目表式分析=現行版「第2例」の展開
  4 第5回目表式分析途上の「中間的総括」と表式分析の「帰結」について
  5 拡大再生産表式分析の「探求の過程」は二段構えではないか
  6 第8稿末尾=現行版「補遺」部分と表式分析との関連について
  小括
終章 「再生産過程の攪乱」の問題はどう理解すべきか
  1 初稿における「再生産過程の攪乱」の一文は「留保的文言」か
  2 初稿には「再生産過程の攪乱」に関する論点提示はないか
  3 第2稿では「再生産過程の攪乱」の問題は構想されていなかったか
  4 第8稿における「再生産過程の攪乱」の問題の行方
  5 第2稿・第8稿断絶説で「再生産過程の攪乱」は把握できるのか