石原 深予/著 -- ビイング・ネット・プレス -- 2015.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /910.26/オ278/611 7105534766 配架図 Digital BookShelf
2015/04/13 可能 利用可   0

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ISBN 4-908055-08-9
ISBN13桁 978-4-908055-08-9
タイトル 尾崎翠の詩と病理
タイトルカナ オザキ ミドリ ノ シ ト ビョウリ
著者名 石原 深予 /著
著者名典拠番号

110006767040000

出版地 相模原
出版者 ビイング・ネット・プレス
出版者カナ ビイング ネット プレス
出版年 2015.3
ページ数 374p
大きさ 20cm
価格 ¥3500
内容紹介 尾崎翠の代表作「第七官界彷徨」、そして「歩行」「こほろぎ嬢」「地下室アントンの一夜」の4作品を論じることを通して、尾崎翠作品における「詩と病理」について考察する。新発見の作品・書簡、同時代評も収録。
書誌・年譜・年表 文献:p294~295
個人件名 尾崎, 翠,(1896-1971)(00064093)(ndlsh)
個人件名カナ オサキ, ミドリ,(1896-1971)(00064093)
個人件名 尾崎 翠
個人件名カナ オザキ ミドリ
個人件名典拠番号 110000234600000
分類:都立NDC10版 910.268
資料情報1 『尾崎翠の詩と病理』 石原 深予/著  ビイング・ネット・プレス 2015.3(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/オ278/611  資料コード:7105534766)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152605347

目次 閉じる

論文編
序章
  一 研究の背景と目的
  注
  二 研究方法
  三 論文の構成
第一章 「第七官」をめぐって
  はじめに
  一 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」1-井上円了
  二 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」2-綱島梁川・内村鑑三
  三 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」3-骨相学関係
  四 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」4-大正期の仏教関係
  五 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」5-薄田泣菫・与謝野晶子
  六 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」6-オリバー・ロッジ『死後の生存』
  七 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」7-橋本五作『岡田式静坐の力』
  八 大正末期から昭和初期の芸術の新潮流における「第七官(感)」
第二章 「第七官界彷徨」論
  はじめに
  一 物語内での「第七官」と、「喪失感」と「かなしみ」
  二 「こころこまやかなやりとり」と別離
  三 「よほど遠い過去のこと」という語りの意味
  おわりに 「第七官界彷徨」における回想のありかた
  注
第三章 「歩行」論
  はじめに
  一 冒頭と末尾に配されている詩と、回想する「私」
  二 「私」の歩行と「おもかげを忘れる」こと
  三 「私」の淋しさと「芭蕉の幹が風に揺れる音」
  四 「私」が九作から教えられた詩
  おわりに
  注
第四章 「こほろぎ嬢」論
  はじめに
  一 こほろぎ嬢についての曖昧な情報と否定的な見解
  二 「桐の花」と「こほろぎ」
  三 「古風なものがたり」と「どつぺるげんげる」
  四 「こほろぎ嬢」における神経病者たち
  五 頭を打たれる感覚、こほろぎ嬢の孤独
  おわりに
  注
第五章 「地下室アントンの一夜」論
  はじめに
  一 尾崎翠のロシア文学への関心とチェーホフ受容
  二 チェーホフ「決闘」とエヴレイノフ「心の劇場」からの「地下室アントンの一夜」への影響
  三 「地下室アントンの一夜」における詩人の危機の回避
  四 (地下室にて)における回復の様相
  おわりに
  注
終章
  一 研究成果(論文編)の要約
  二 「もくれん」に見る聴覚と女性像の回復
  三 今後の課題
資料編
  一 新たに確認できた尾崎翠自身による書簡・作品
  二 新たに確認できた同時代評および同時代人との関係を示す資料