資料詳細

目次

1 教育改革の根底にあるもの

  はじめに

  1.OECDの教育政策

  2.EUの教育政策

  3.教育改革の歴史と今日の教育政策

2 教育的疎外状況の克服に向けて

  1.積年の課題としての教育機会保障

  2.開発途上国における課題

  3.先進国における課題

  4.まとめにかえて-社会的包摂と社会統制

3 イギリスの教育改革(1)-教育の質保障-

  1.全国共通教育課程および全国共通教育試験

  2.教員

  3.学校監査

4 イギリスの教育改革(2)-多様性と親の参画-

  1.学校の設置形態

  2.教職員組織

  3.学校理事会

5 アメリカの教育改革(1)-基礎学力をどう保障するか-

  1.学力向上を目指し続けた30年

  2.「一人も落ちこぼさない法」の成立とその背景

  3.適正年次到達指標(AYP)の策定・運用と混乱

  4.オバマ政権下で進展する教育改革と残された課題

6 アメリカの教育改革(2)-働くための教育-

  1.アメリカ経済の変動の波と教育改革

  2.アメリカ社会における「職業生活への移行プロセス」の特質

  3.連邦法改正にみる職業教育の位置づけの変容

  4.職業教育(キャリア・技術教育)プログラムの多様性

7 北欧の教育改革(1)-個性重視による学力保障-

  1.教育の「北欧モデル」のゆらぎ

  2.フィンランドの教育改革の特色

  3.フィンランドの総合制義務教育学校における個性重視教育

  4.フィンランドの教員養成

8 北欧の教育改革(2)-自立を促す教育-

  1.北欧諸国の後期中等教育をめぐる課題

  2.後期中等教育の制度

  3.北欧型福祉国家レジームの変容と後期中等教育の機能の変化

9 ヨーロッパの教育改革(1)-多様性と基礎学力-

  はじめに

  1.EUにおける共通教育政策

  2.ヨーロッパ各国の学校教育政策

  3.学校教育の質保障と労働市場への移行

  まとめ

10 ヨーロッパの教育改革(2)-ドイツにおける教育政策-

  1.ドイツの教育改革政策の背景

  2.教育機会を保障するための施策

  3.学校教育と質保障

  4.教育機会の保障と高度人材育成

  まとめ

11 アジアの教育改革(1)-国家戦略と教育-

  はじめに

  1.アジア諸国の児童生徒の学力とその問題点

  2.応試教育の克服を目指す教育大国,中国

  3.グローバル化への対応

12 アジアの教育改革(2)-エリート教育の光と陰-

  はじめに

  1.高等教育の規制緩和と市場化

  2.トランスナショナル高等教育の展開

13 高等教育改革と人材育成-人材と国家戦略-

  はじめに

  1.高等教育の変容

  2.欧米諸国における高等教育政策

  3.アジア諸国における高等教育政策

  まとめ

14 生涯学習社会における学習-人生を切り拓く多様な学び-

  1.ユネスコとOECDの主導する生涯学習政策

  2.知識基盤型社会に対応した生涯学習の展開

  3.生涯学習社会における学びの多様性

15 世界の教育改革と日本-何のための教育改革か-

  はじめに

  1.教育改革の政策決定プロセス

  2.教育改革の進捗状況

  3.世界および日本の教育改革の成果と課題

  おわりに

付録 各国の学校系統図

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