札野 順/編著 -- 放送大学教育振興会 -- 2015.3 --

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中央 2F 一般図書 /507.0/5159/2015 7105830280 配架図 Digital BookShelf
2015/07/07 可能 利用可   0
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ISBN 4-595-31570-1
ISBN13桁 978-4-595-31570-1
タイトル 新しい時代の技術者倫理
タイトルカナ アタラシイ ジダイ ノ ギジュツシャ リンリ
著者名 札野 順 /編著
著者名典拠番号

110003476080000

出版地 東京,[東京]
出版者 放送大学教育振興会,[NHK出版(発売)]
出版者カナ ホウソウ ダイガク キョウイク シンコウカイ
出版年 2015.3
ページ数 312p
大きさ 21cm
シリーズ名 放送大学教材
シリーズ名のルビ等 ホウソウ ダイガク キョウザイ
価格 ¥2800
内容紹介 技術者が直面する可能性のある種々の倫理的問題を具体的事例を通して紹介。それらの問題を分析して倫理的に推論する方法を解説し、21世紀の技術者に求められる倫理的な資質・能力について考察する。
一般件名 技術者倫理-ndlsh-01156045
一般件名カナ ギジュツシャリンリ-01156045
一般件名 科学技術倫理
一般件名カナ カガク ギジュツ リンリ
一般件名典拠番号

511816200000000

分類:都立NDC10版 507
資料情報1 『新しい時代の技術者倫理』(放送大学教材) 札野 順/編著  放送大学教育振興会 2015.3(所蔵館:中央  請求記号:/507.0/5159/2015  資料コード:7105830280)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152607991

目次 閉じる

1 新しい時代の技術者倫理とは何か
  1.「新しい時代」とは
  2.科目概要と本科目の学習・教育目標
  3.技術者倫理とは
  4.科学技術と価値-技術者倫理の特殊性-
  5.志向倫理と予防倫理
  6.「幸せ」を目指す技術者倫理
2 技術者が意思決定を迫られる状況とは(1)
  1.技術者倫理教育におけるケース(事例)の重要性
  2.スペースシャトル・チャレンジャー事故の概要
  3.技術者にとっての安全-ボジョレーの葛藤-
  4.倫理的問題-対立する価値-
3 技術者が意思決定を迫られる状況とは(2)
  1.ステークホルダーと価値
  2.技術者倫理の4つのレベル(メタ,マクロ,メゾ,ミクロ)と技術者倫理の必要性
  3.チャレンジャー号事故を4つのレベルで考える
4 科学技術と社会・環境
  1.科学技術が人間社会に与える影響に関する考察
  2.「未来はわれわれを必要としているか」
  3.21世紀に技術者が解決すべき重要課題と志向倫理
5 新しい時代の技術者とは何か-その資質と能力-
  1.新しい技術者像と技術者教育
  2.技術者倫理教育
6 技術者としての行動設計(1)
  1.技術者の直面しうる倫理問題
  2.倫理的思考の特徴
  3.代表的な倫理学理論
7 技術者としての行動設計(2)-技術者が重視すべき価値-
  1.プロフェッションと倫理綱領
  2.倫理綱領の機能
  3.倫理綱領の歴史
  4.倫理問題と設計問題のアナロジー
  5.価値を共有するための倫理プログラム
8 技術者としての行動設計(3)-倫理的意思決定の方法-
  1.セブン・ステップ・ガイド
  2.技術者と法律
  3.倫理的意思決定の阻害要因と促進要因
9 技術者の責任-優れた意思決定がもたらすもの-
  1.技術者が特別の責任を持つ理由
10 組織の中でいかに行動すべきか(1)
  1.ケース・メソッドによる学習
  2.組織の中の技術者
  3.公益通報が倫理的に許される条件
  4.公益通報をめぐる諸問題
11 技術者とISO26000「Guidance on Social Responsibility(社会的責任に関する手引き)」について
  1.ISO26000とは
  2.ISO26000の構成
  3.「社会的責任の基本を理解する」
  4.「社会的責任の中核主題を理解する」
  5.「社会的責任を組織に取り込む」
  6.まとめ
12 組織の中でいかに行動すべきか(2)-企業の社会的責任と倫理-
  事例1:パナソニックグループにおけるグローバル・コンプライアンスの推進
  1.「社会の公器」として,公明正大に事業を推進
  2.違反の原因に即した施策を推進
  3.コンプライアンスのグローバル展開
  4.リスクの大きさとバランスのとれたコンプライアンス推進に
  5.まとめ
  事例2:アデランス社「アデランスの事業と一体化した戦略的CSR活動」について
13 東日本大震災後の社会における技術者の新しい役割
  1.東日本大震災の教訓
  2.技術に関連するリスクの不確実性とその客観的評価の限界
  3.社会的合意形成を求めて-技術者の責任と役割の拡大-
14 責任ある研究活動とは何か
  1.研究倫理の事件簿
  2.「責任ある研究活動」とは何か
  3.責任ある研究活動を促進するためには
15 社会のなかの,社会のための技術者-「幸せ」をもたらす技術者倫理-
  1.「新しい時代」-再考-
  2.社会の「福利」を最優先する技術者
  3.「幸せ」なPhilosopher-Engineerを目指して