資料詳細

目次

CHAPTER 1 言説

  1 「格差」の中での「負け組」

  2 絡まり合うリアルとバーチャル

  3 「何か」への憎悪

  4 不可視な「社会」と自分

CHAPTER 2 能力

  1 事件の責任は誰にあったのか?

  2 能力主義と学校教育

  3 適正な選抜・配分の不可能性

  4 適正な社会化の不可能性

  5 事件の責任は誰にあるか/あるべきか?

CHAPTER 3 仕事

  1 組織社会の誕生

  2 組織とは何だろうか?

  3 日本的雇用システムとは何だろうか?

  4 日本的雇用システムのゆらぎ

  5 会社と向き合うために

CHAPTER 4 友だち

  1 「友だち」のあり方は社会的に規定される

  2 学校は「友だち」地獄を生み出す

  3 学校がもたらす「友だち」関係の負の側面

  4 「自分らしさ」と複数の「キャラ」の両立

  5 答え合わせと解説

  6 友だちのルールは変えられる

CHAPTER 5 家族

  1 「少子化」

  2 「婚活」

  3 「近代家族」

  4 「家族難民」

  5 子育てと共同生活の再編へ

CHAPTER 6 居場所

  1 “どんな人にも「居場所」”がある東京

  2 「居場所のなさ」と生きづらさ

  3 「居場所」化する社会

  4 地元は「居場所」の終着地点か?

  5 「居場所がある」ことと「居場所がない」こと

CHAPTER 7 排除

  1 「元犯罪者の社会復帰」から見る「社会」

  2 社会的なバリアの存在?

  3 「元犯罪者の社会復帰」が成功するには何が必要か?

  4 「元犯罪者の社会復帰」の現状

  5 「ふさわしい場所」で生きていく

CHAPTER 8 分断

  1 世界の中での日本

  2 独特な「近代化」プロセス

  3 世代間の価値観の接近,現実の乖離

  4 世代を貫くさまざまな分断線

  5 閉塞と分断を覆い隠す言葉

  6 現在を超えて,その向こうへ

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