向井 清史/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2015.9 --

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中央 2F 一般図書 /335.7/5188/2015 7106278070 配架図 Digital BookShelf
2015/10/02 可能 利用可   0
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ISBN 4-623-07411-2
ISBN13桁 978-4-623-07411-2
タイトル ポスト福祉国家のサードセクター論
タイトルカナ ポスト フクシ コッカ ノ サード セクターロン
タイトル関連情報 市民的公共圏の担い手としての可能性
タイトル関連情報読み シミンテキ コウキョウケン ノ ニナイテ ト シテ ノ カノウセイ
著者名 向井 清史 /著
著者名典拠番号

110000974000000

出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2015.9
ページ数 10, 253p
大きさ 22cm
価格 ¥3500
内容紹介 社会経済学的視点からサードセクターの事業形態や機能を幅広く検証し、その現代的意味を概説。福祉国家との係わりや市民的公共圏における役割、市場システムとの関係など、サードセクターを俯瞰する。
書誌・年譜・年表 文献:p237~248
一般件名 第三セクター-ndlsh-00576707
一般件名カナ ダイサンセクター-00576707
一般件名 第三セクター
一般件名カナ ダイサン セクター
一般件名典拠番号

510472700000000

分類:都立NDC10版 335.7
資料情報1 『ポスト福祉国家のサードセクター論 市民的公共圏の担い手としての可能性』 向井 清史/著  ミネルヴァ書房 2015.9(所蔵館:中央  請求記号:/335.7/5188/2015  資料コード:7106278070)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152694256

目次 閉じる

第1章 サードセクター事業体の発展過程とその類型
  第1節 本書におけるサードセクター概念
  第2節 サードセクターの発展過程
  第3節 サードセクター事業体の3類型
第2章 サードセクター研究におけるアメリカとヨーロッパ
  第1節 アプローチと研究課題意識における差異
  第2節 ヨーロッパ・サードセクター論と「社会的経済」
  補節 経済学方法論とサードセクター研究
第3章 サードセクター事業体とガバナンス問題
  第1節 経済ガバナンスと利益分配制約
  第2節 組織ガバナンス
  補節 協同組合における利益とその出資金の多面的解釈
第4章 サードセクター事業体の事業領域と事業資金
  第1節 非営利事業体の事業領域
  第2節 否営利事業体の事業領域
  第3節 財の分類とサードセクター事業体の対応関係
  第4節 サードセクター事業体を支えている収入源およびボランティア労働
  補節 サードセクターに関する統計
第5章 サードセクター事業体と同型化問題
  第1節 同型化問題とは何か
  第2節 非営利事業体と同型化
  第3節 否営利事業体と同型化
第6章 非営利事業体の主体均衡とその社会的意味
  第1節 非営利事業体の組織行動と寄付行為の合理性
  第2節 非営利事業体であるがために発生する非効率的生産の可能性
  第3節 非営利事業体と内部補助問題
第7章 サードセクター事業体の存在理論
  第1節 「公共財の代替的供給」説
  第2節 「契約の失敗」説
  第3節 「需要者による生産の垂直的統合」説
  第4節 「社会的ニーズと組織の共生進化」説
  第5節 小括:既存理論の意義と残された課題
第8章 福祉国家の危機とサードセクターの台頭
  第1節 福祉国家とは何か
  第2節 福祉国家に内包されている社会サービス需要の膨張メカニズム
  第3節 サードセクター台頭の背景としての福祉国家の危機
  第4節 グローバリゼーションと社会的排除
  第5節 福祉国家の正当性の揺らぎと新たな問題
第9章 社会権の再定義とサードセクター
  第1節 社会的リスクと保険
  第2節 社会保険の存在理由およびその効率論的解釈
  第3節 ポスト福祉国家の社会権としての社会的参入権
  第4節 新しい社会権とサードセクターの有効性
第10章 社会的合意形成とサードセクターの役割
  第1節 資本主義市場システムの社会観
  第2節 公正性と補償原理
  第3節 社会的厚生関数と不可能性定理
  第4節 社会的選択の正当性とサードセクター事業体の可能性
  第5節 政府,市場,社会セクターとサードセクターの関係
第11章 社会的価値観の変容とサードセクターの台頭
  第1節 「産業主義」への反省
  第2節 労働観の変容
  第3節 所有権意識の変容
  補節 労働者協向組合