小柳 敦史/著 -- 知泉書館 -- 2015.9 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /191.0/5155/2015 7106371530 配架図 Digital BookShelf
2015/10/28 可能 利用可   0
Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-86285-218-2
ISBN13桁 978-4-86285-218-2
タイトル トレルチにおける歴史と共同体
タイトルカナ トレルチ ニ オケル レキシ ト キョウドウタイ
著者名 小柳 敦史 /著
著者名典拠番号

110006567650000

出版地 東京
出版者 知泉書館
出版者カナ チセン ショカン
出版年 2015.9
ページ数 10, 247p
大きさ 23cm
価格 ¥4600
内容紹介 ヴィルヘルム帝政期末からヴァイマール期にかけての激動の時代のドイツで、キリスト教神学、宗教哲学など複数の領域にまたがる業績を遺したトレルチの思想を、その思想が構築された時代状況を考慮に入れながら読み解く。
書誌・年譜・年表 文献:p225~233
個人件名 Troeltsch, Ernst,(1865-1923)(00459128)(ndlsh)
個人件名カナ トレルチ エルンスト
個人件名原綴 Troeltsch,Ernst
個人件名典拠番号 120000299710000
分類:都立NDC10版 191
資料情報1 『トレルチにおける歴史と共同体』 小柳 敦史/著  知泉書館 2015.9(所蔵館:中央  請求記号:/191.0/5155/2015  資料コード:7106371530)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152704429

目次 閉じる

序論
  1.エルンスト・トレルチという人物
  2.研究史概観および本研究の課題
  3.本書の方法論
  4.本書の構成
第Ⅰ部 歴史に開かれた本質探究を目指して
第1章 人格性を救うために
  1.世紀転換期のドイツ・プロテスタンティズムにおける「前衛」としての宗教史学派
  2.人格性の危機
  3.人格性を救うために
  4.歴史的思考と人格性
第2章 「倫理学の根本問題」とトレルチの思想体系
  1.はじめに
  2.キリスト教倫理と近代
  3.ヘルマンの倫理学に対する批判
  4.倫理学と歴史哲学
  5.「倫理学の根本問題」における体系
第3章 トレルチの思想展開における「本質」概念の意味
  1.はじめに
  2.本質論とトレルチの思想体系
  3.素地と原理
  4.本質から統合へ?
  5.トレルチ思想における本質論の意義
第4章 共同体論の基礎としての宗教的アプリオリ
  1.はじめに
  2.トレルチにおける「宗教的アプリオリ」
  3.「宗教的アプリオリ」をめぐる論争状況
  4.宗教的アプリオリの形而上学的根拠
  5.『社会教説』における3類型と「宗教的アプリオリ」
  6.「自由キリスト教」の構想における国家と個人,および民族性
第Ⅱ部 第一次世界大戦とエルンスト・トレルチ
第5章 リベラル・ナショナリストとしてのトレルチ
  1.はじめに
  2.自由の類型論
  3.自由の形而上学
  4.全体への献身としての自由
第6章 「学問における革命」に対する期待と懸念
  1.はじめに
  2.マックス・ヴェーバーの学問観
  3.ゲオルゲ・クライスによる「学問における革命」の要求
  4.「学問における革命」に対するトレルチの評価
  5.「学問における革命」とプロテスタンティズム批判
  6.おわりに
第7章 第一次大戦と新たな神学の動向
  1.神学的前衛(アヴァンギャルド)への関心
  2.「後衛」という視点
  3.神学的後衛としてのトレルチ
  4.後衛戦におけるブセットとトレルチの共闘
  5.おわりに
第Ⅲ部 未来へと向かうための歴史的思考
第8章 保守革命とトレルチ
  1.はじめに
  2.ヴェルナー・ゾンバルトの保守革命論
  3.保守革命という視点
  4.トレルチのシュペングラー批判
  5.保守革命に抗するために
  6.おわりに
第9章 コンサヴァティヴとリベラル
  1.はじめに
  2.「コンサヴァテイヴとリベラル」の概要
  3.歴史主義との関係
  4.おわりに
第10章 未来へと向かうための歴史的思考
  1.はじめに
  2.「歴史によって歴史を克服する」というスローガン
  3.「3つの重要な認識」とAufbau理念
  4.現在的文化総合,普遍史,構成の理念
  5.歴史哲学における「構成」の意味
  6.歴史的思考と未来形成
終章