増山 浩人/著 -- 北海道大学出版会 -- 2015.11 --

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中央 3階C 一般図書 /134.2/5124/2015 7106640979 配架図 Digital BookShelf
2016/01/08 可能 利用可   0
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ISBN 4-8329-6816-5
ISBN13桁 978-4-8329-6816-5
タイトル カントの世界論
タイトルカナ カント ノ セカイロン
タイトル関連情報 バウムガルテンとヒュームに対する応答
タイトル関連情報読み バウムガルテン ト ヒューム ニ タイスル オウトウ
著者名 増山 浩人 /著
著者名典拠番号

110006812670000

出版地 札幌
出版者 北海道大学出版会
出版者カナ ホッカイドウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2015.11
ページ数 7, 224, 9p
大きさ 22cm
価格 ¥5500
内容紹介 批判哲学の創始者として知られる、18世紀ドイツの哲学者イマヌエル・カント。伝統的世界論の中心問題である「世界の統一」の問題を軸に、カントの批判哲学に基づく世界論と伝統的世界論との間の連続性と断絶を明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:p215~219
個人件名 Kant, Immanuel,(1724-1804)(00445131)(ndlsh)
個人件名カナ カント イマヌエル
個人件名原綴 Kant,Immanuel
個人件名典拠番号 120000150720000
分類:都立NDC10版 134.2
資料情報1 『カントの世界論 バウムガルテンとヒュームに対する応答』 増山 浩人/著  北海道大学出版会 2015.11(所蔵館:中央  請求記号:/134.2/5124/2015  資料コード:7106640979)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152734957

目次 閉じる

序論
  第一節 本書の目的
  第二節 ヴォルフ学派とヒュームの双方に対する応答としてのカント批判哲学
  第三節 バウムガルテンの『形而上学』とカントの講義録・メモの重要性
  第四節 世界論の対象
  第五節 伝統的世界論の世界の考察方法
  第六節 本書の問題設定
  第七節 本書の方法と概要
第一章 バウムガルテンの世界論
  はじめに
  第一節 バウムガルテンの『形而上学』の特色と体系構成
  第二節 世界論の二つの主題
  第三節 存在論によるモナドの諸属性の導出
  第四節 モナドの表象性格の受容
  第五節 モナド間の相互性と予定調和説の証明
  第六節 バウムガルテンの物体論
  第七節 バウムガルテンにおける「系列の全体性」の問題
  おわりに
第二章 カントにおける世界考察の方法
  はじめに
  第一節 「世界の質料」、「世界の形式」、「世界の全体性」という三分法の典拠
  第二節 「世界の質料」、「世界の形式」、「世界の全体性」という三分法の導入の目的
  おわりに
第三章 カントの自然概念
  はじめに
  第一節 『純粋理性批判』における世界と自然の区別
  第二節 「形容詞的自然」と「名詞的自然」の区別とその歴史的源泉
  第三節 バウムガルテンの自然概念
  第四節 カントによるバウムガルテンの自然概念の受容
  第五節 「質料的な意味での自然」と「形式的な意味での自然」
  おわりに
第四章 第二類推論と充足根拠律
  はじめに
  第一節 ヴォルフ学派による「充足根拠律」の証明とその問題点
  第二節 物の「充足根拠律」の限界確定
  第三節 物の「充足根拠律」の新たな証明としての「第二類推論」
  第四節 「ヴォルフ学派に対するカントの応答」としての「第二類推論」の位置づけ
  第五節 「第二類推論」をヒュームに対する応答として読む際に発生する問題点
  おわりに
第五章 モナド論に対する応答としての「第三類推論」
  はじめに
  第一節 「第三類推論」の証明構造
  第二節 原因性のカテゴリーと相互性のカテゴリーの役割の違い
  第三節 『就職論文』における実体間の相互性の問題
  第四節 「第三類推論」における「現象的実体」
  第五節 「第三類推論」における空間の役割
  おわりに
第六章 デザイン論証とAls‐Obの方法
  はじめに
  第一節 カントの『対話』解釈
  第二節 『対話』に対する応答の前提としてのカントの因果論
  第三節 Als‐Obの方法と「有神論」の擁護
  おわりに
結語